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The Star:星

星はなかなか見えない。空には存在していることは間違い無いのだけれど、現実問題としては、見えないことも多い。にもかかわらず、驚くほど夜空に輝いています。でもそれが見えないだけ。

そこで問われているのは、私たちは、人口の光の向こうに、雲の向こうに、満天の星があることを想像できるか?

想像とは、創造であり、この二つは、日本語ではたまたま同じ音を持つけれど、その一致も偶然では無いようにも思えてくる。

創造の技とは、紛れもなくひたすら地味なものとも言えます。そこに輝くものがなくても、あっても、じっと集中し、自分のなすべき技を積み重ねて行きます。そうするによってのみ、真の創造が生み出されるのではないかとおもっています。しかもここで描かれているのは、湖に水瓶で水を注ぎ込むという作業。そこに、何らかの意味を自分自身で見つけることなしには、他人には理解不可能な作業かもしれない。

自分で納得できるか。誰もみていないのに、その自分自身との対話を成立させることができるか。

夜空の星を見ながら、そんなことを思うのもいいだろう。

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