タロットとユダヤ:ヘブライ文字(22)
ついにヘブライ文字も最後になりました。こんにちは、ワタライマサトです。
最後の、22番目の文字はタヴ(もしくはタウ tav, taw)です。
こんな感じです→ת
「マーク」というか「印」を表していたようです。数価は400です。
さて、対応する大アルカナのカードは「世界」。ここでも何度か指摘しているように、ヘブライ文字の最後は22番目になるけれど、カードの番号はXXIで、21番目になっている。
ここでも繰り返すようであるけれど、周りのモティーフは左上から反時計回りに「天使=マタイ」「牛=ルカ」「ライオン=マルコ」「鷲=ヨハネ」となっている。この順番が福音書の(つまり新約聖書での)順番である。
とはいえ、この最後の文字と「世界」との直接的なつながりを見つけるのも、また苦労しそうだ。
この「世界」からインスパイアされたのが、こちら。
「世界」のモティーフを興味深くアレンジしている感じですね。今年で40周年だそうです。すごいな。
ひとまず、ヘブライ文字シリーズはこれにて休憩。また明日から、別のテーマでテーマで思考を重ねていきます。
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