8/6夜公演を観劇してきました。最近、舞台観るより映画館行ってる回数の方が多い気がするんですが、一月振りの芝居観劇は心地よく楽しかったです。これはほっこり楽しめるので、都合がつくなら観て欲しい舞台。
■公演概要
公演期間
東京 2023年8月4日(金)〜8月13日(日)
シアターサンモール(東京都新宿区) http://theatersunmall.server-shared.com/
・グッズ
劇場販売
公演パンフレット(B5 30p)2,000円
個人ブロマイド(L版サイズ/3枚1セット/全9種)各600円
公演Tシャツ2,500円
名前シール付き推しうちわ(全9種)1,000円
運だめしくじ(劇場限定販売)800円(1回の会計につき2枚まで)
・チケット
特典グッズ付きチケット 10,500円(税込・全席指定)
通常チケット 9,000円(税込・全席指定)
■出演
蒼井理人:富田翔
蒼井芽衣:鎌田英怜奈
赤西ユウキ:樋口裕太
緑川マサル:増田裕生
紺野仁:鐘ヶ江洸
藍田まりこ:長尾寧音
桜井みう:和泉風花
黒崎高士:君沢ユウキ
白石亮治:笠原紳司
■作品概要
トライフルエンターテインメントの2023年舞台二作目は磯貝龍乎氏の脚本・演出作品。なろう小説にありそうな、っぽい作品名なので何か原作があるのかと思いきや、磯貝氏の脚本じゃあないですか、観終えて吃驚、ほっこり系ホームコメディ。
途中休憩無しの上演時間1時間45分。ただし+15分で毎日何かしらアフターイベントやってる。
■舞台付箋
親子の話であり、上司と部下の話であり、同期で働く社会人の話であり、俳優とマネジャーの話であり、お隣さんとお隣さんの話であり、チームの話、働く人間達の物語。
炎上してドラマが打ち切りになり姉の家に逃げてきた若手俳優は、現出版社勤めの元脚本家の思春期の中学生の娘の推しだった……!
子を心配する余り話しを聞いてくれない親、親を信じられない為に会話が減る子、何かと教え子の家にいる俳優強火早口オタクの家庭教師、出版社の応募規定から外れた作品の作者に勝手に連絡する出版社の編集員、料理は作れないが弟想いは誰より強いホステスの姉、炎上の為に心が折れて仕事の打ち合わせに出ない若手俳優、怖い顔して優しいマネジャー、スポンサーの要求に答えるよりクオリティを求めるプロデューサーに、スポンサーの要求に応える事を無理に優先し作品の質を落とすプロデューサー。皆がそれぞれ何かを抱えていて、皆がそれぞれ何処かで繋がっており、問題に立ち向かう、働く人々の物語。
プロデューサー周りの場面はちょっと心臓がギュッとなるところがあるものの、ほっこり楽しめるコメディ舞台でした。難しいシナリオではないので、疲れてる時にふらっと観に行ってもほっこりさせて貰えるかな、という印象。
何か毎公演アフターイベントやってるらしい。どうした!? 何があった!? と思いながらの8/6夜公演では大喜利でした。登場人物に纏わる問。紺野が振られた理由は?とか黒崎の意外な趣味は?とか。休憩なしぶっ通し100分公演後にもかかわらず、出演者が楽しそうで何よりでした。
だが笠原氏よ、リアル中学生がいるのに性的な回答をするのは許さぬ! の気持ち。そこは本気で笑えないからな。出演者全員が成人していたとしても、それはやってくれるな。頼むから。
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