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舞台付箋 舞台『隣に推しが住んでいるんだが』

8/6夜公演を観劇してきました。最近、舞台観るより映画館行ってる回数の方が多い気がするんですが、一月振りの芝居観劇は心地よく楽しかったです。これはほっこり楽しめるので、都合がつくなら観て欲しい舞台。

■公演概要

公演期間
東京 2023年8月4日(金)〜8月13日(日)
シアターサンモール(東京都新宿区) http://theatersunmall.server-shared.com/

・グッズ
劇場販売
公演パンフレット(B5 30p)2,000円
個人ブロマイド(L版サイズ/3枚1セット/全9種)各600円
公演Tシャツ2,500円
名前シール付き推しうちわ(全9種)1,000円
運だめしくじ(劇場限定販売)800円(1回の会計につき2枚まで)

運だめしくじ

【A賞】舞台上で記念撮影(5枚)
なんと公演終了後、舞台上で記念撮影を行えます!
※キャストは登壇いたしません。
※お客様の携帯電話かカメラをお借りし、スタッフが撮影をさせていただきます。
※お写真は当選されたお客様のみとなります。あらかじめご了承ください。

【B賞】チェキ(5枚)
ご希望のキャストさんのものをお選びいただけます!

【C賞】寄せ書きサイン入り色紙(5枚)
出演キャスト9名全員の直筆サインが入った寄せ書き色紙です。
※サインは全て直筆となります。
※転売・譲渡などはご遠慮ください。

【D賞】チケットケース(20枚)
Tシャツと同じ、富田翔さんによる「推し」の文字を使用したチケットケースです。

【E賞】缶バッジ
各キャストの写真を使用した缶バッジです。
ぜひ推しアピールをしてください!
※全9種・ランダム

【F賞】ランダムブロマイド(2枚入り)
運だめしくじ限定のランダムブロマイドの2枚セットになります。
素敵なショットが盛りだくさん!
誰のものが当たるかは開けてからのお楽しみです☆
※全21種類 (キャスト1人につきソロ写真が2種ずつ/2ショットが2種(富田&鎌田)/
 3ショット が1種(富田&鎌田&樋口)
※21種中2枚がランダムに入っています。
※L版サイズ

【ラストワン賞】スペシャルメッセージ動画
各公演でくじの最後の1枚を引いたお客様には、
お好きなキャストからの特別なメッセージ動画を後日お送りいたします。
※劇場でお伺いしたメールアドレス宛に動画をお送りいたします。
 またその際にお客様のお名前をお伺いいたします。

https://trifle-stage.com/tonarinioshi/goods.html

・チケット
特典グッズ付きチケット 10,500円(税込・全席指定)
通常チケット 9,000円(税込・全席指定)

脚本・演出:磯貝龍乎
主催・制作:トライフルエンターテインメント

https://trifle-stage.com/tonarinioshi/cast.html

■出演

蒼井理人:富田翔
蒼井芽衣:鎌田英怜奈
赤西ユウキ:樋口裕太
緑川マサル:増田裕生
紺野仁:鐘ヶ江洸
藍田まりこ:長尾寧音
桜井みう:和泉風花
黒崎高士:君沢ユウキ
白石亮治:笠原紳司

■作品概要

トライフルエンターテインメントの2023年舞台二作目は磯貝龍乎氏の脚本・演出作品。なろう小説にありそうな、っぽい作品名なので何か原作があるのかと思いきや、磯貝氏の脚本じゃあないですか、観終えて吃驚、ほっこり系ホームコメディ。
途中休憩無しの上演時間1時間45分。ただし+15分で毎日何かしらアフターイベントやってる。

ストーリー

蒼井理人はかつて売れっ子の脚本家だった。
しかしあるトラブルをきっかけに引退し、
今は他の仕事をしながら娘の芽衣と二人暮らしをしている。

そんなある日、隣に青年が引っ越してくる。
偶然も重なり交流を重ねていく理人たちと青年。
やがて芽衣は彼が推し俳優である赤西ユウキだということに気が付く…。

「隣に推しが住んでいるんだが!!!!」

あるマンションを舞台に繰り広げられる、
ほっこり系ホームコメディ舞台の開幕です♪

公式サイトより https://trifle-stage.com/tonarinioshi/story.html

登場人物

蒼井理人(富田翔)
かつてはテレビドラマやヒット映画を手がける人気脚本家だったが、
ある出来事をきっかけに引退。
脚本家としての道は諦め、いまは出版社で働いている。

蒼井芽衣(鎌田英怜奈)
蒼井理人の娘。受験を控える今時の中学3年生。
俳優の「赤西ユウキ」の大ファン。
父に隠れて小説を書いているが、作家になりたいと父に言い出せずにいる。

赤西ユウキ(樋口裕太)
人気俳優。ある事情により現在休業中。
気が強く責任感があり、誰にでも優しく明るいキャラを演じている。
だが実は趣味は読書、料理、掃除とすごく家庭的である。

緑川マサル(増田裕生)
ユウキのマネージャー。強面だが礼儀正しい。
だがユウキ同様すごくメンタルが弱い。
なんとかユウキを仕事に復帰させようと努力するが中々うまくいかない。

紺野仁(鐘ヶ江洸)
理人の部下。編集部で新米小説家など、新人の担当をしている。
理人の事を勝手にライバル視している。

藍田まりこ(長尾寧音)
ユウキの姉。家庭的な弟とは真逆な性格。
男らしい性格で人情深く、曲がったことが嫌い。
一人暮らしをすると家事が面倒なので弟と一緒に暮らしている。

桜井みう(和泉風花)
高校受験を控える茜の家庭教師。
茜の良き理解者であり、赤西ユウキのファン仲間でもある。
とても内気な性格。

黒崎高士(君沢ユウキ)
数字第一に考える有名なTVプロデューサー。
いかにビジネスとして成功するかを第一に考えている。
表向きは物腰が柔らかく、人当たりも良いのだが、成功のためには手段を選ばない。

白石亮治(笠原紳司)
TVプロデューサー。蒼井理人とは昔一緒に仕事をしていた。
数字より人を大事にするため、なかなか収益を出せずにいる。
だが彼を知る人は尊敬している人が多い。

※脚本執筆段階での設定であり、変更になる場合がございます。

https://trifle-stage.com/tonarinioshi/story.html

■舞台付箋

親子の話であり、上司と部下の話であり、同期で働く社会人の話であり、俳優とマネジャーの話であり、お隣さんとお隣さんの話であり、チームの話、働く人間達の物語。
炎上してドラマが打ち切りになり姉の家に逃げてきた若手俳優は、現出版社勤めの元脚本家の思春期の中学生の娘の推しだった……!
子を心配する余り話しを聞いてくれない親、親を信じられない為に会話が減る子、何かと教え子の家にいる俳優強火早口オタクの家庭教師、出版社の応募規定から外れた作品の作者に勝手に連絡する出版社の編集員、料理は作れないが弟想いは誰より強いホステスの姉、炎上の為に心が折れて仕事の打ち合わせに出ない若手俳優、怖い顔して優しいマネジャー、スポンサーの要求に答えるよりクオリティを求めるプロデューサーに、スポンサーの要求に応える事を無理に優先し作品の質を落とすプロデューサー。皆がそれぞれ何かを抱えていて、皆がそれぞれ何処かで繋がっており、問題に立ち向かう、働く人々の物語。
プロデューサー周りの場面はちょっと心臓がギュッとなるところがあるものの、ほっこり楽しめるコメディ舞台でした。難しいシナリオではないので、疲れてる時にふらっと観に行ってもほっこりさせて貰えるかな、という印象。

何か毎公演アフターイベントやってるらしい。どうした!? 何があった!? と思いながらの8/6夜公演では大喜利でした。登場人物に纏わる問。紺野が振られた理由は?とか黒崎の意外な趣味は?とか。休憩なしぶっ通し100分公演後にもかかわらず、出演者が楽しそうで何よりでした。
だが笠原氏よ、リアル中学生がいるのに性的な回答をするのは許さぬ! の気持ち。そこは本気で笑えないからな。出演者全員が成人していたとしても、それはやってくれるな。頼むから。

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