物事をどう受け止めるかが大事~マルクス・アウレリウス~

『外的なものに心を乱されるとき、
君の心を乱すものはそのもの自体ではなく、君の受け止め方である。
そして、君の考え一つで、それをすぐにでも消し去ることができる。』
~マルクス・アウレリウス『自省録』~

最近心を乱されていることは何だろうか。
真っ先に思い浮かぶことは『物欲』だ。
「DJI Pocket2」に始まり、「Insta360 one X2」が物欲の先端に来ている。
また、PCの買い替えもしたい。

寒くなってきて、『食欲』もさらに増えてきている。
野生の動物じゃないんだから、寒いからと言って食べこまなくてもいいのに・・・

SNSなどでは『承認欲求』だろうか?
これに関してはそこまで大きく心を乱しているわけではない。
ただ、少しバランスを崩すと承認欲求に心像を拉致されてしまうだろう。

仕事では様々な外的なものに心を乱される。
『不満』『不安』『嫉妬』『喜び』『達成感』『劣等感』
挙げていけばきりがないだろう。

これらすべては、『事象』そのものを変えることはできない。
販売されている製品をなかったことにはできないし、
冬の寒さを暖かくすることもできない。
自分で操作できるのは自分の受け止め方、つまりは意思と
行動である。
美徳にしたがって考えるのもいい。
論理的に考えるのもいい。
時間が欲求を薄くしてくれるのを待つのもいい。
立ち止まって検討して、そのうえで行動するのもいい。

漫然と、受動的に、流されるように行動するのは悪徳である。
主体的に、自分の意思で、立ち止まって考えた上で行動するのは、
どのような選択であれ美徳である。

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