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ザンビア旅行記② ザンビア初夜

ザンビア空港で夜に一人ぼっち、連絡手段もなく困っていると
警備員らしき人が声をかけてくれました。
「どうしたんだ?タクシーを俺が用意してやるからついてこい!」
途上国の空港でこの様な声かけしてくる方は、たいがい信用ならないのでついていくと
いかにも怪しげな自称タクシードライバーが。
ザンビアのタクシーは、日本の様に提灯がついているわけではなく見た目は一般車と変わりません。
「○○ゲストハウスか知っているよ、3,000円(現地通貨を日本円に換算)だ」
ケニアのウーバーだと1,000円の距離なので、吹っ掛けられていることは承知の上乗り込む。
「おー日本人? JICA?? 俺はJICAに知り合いがいるぜ?やはり日本はいい国だよなぁ」
と新興国の怪しいドライバー定番の会話をしてきました。
本当にゲストハウスに着くのか心配しながら基本無視していましたが無事目的地につきました。
3,000円を支払おうとすると
「は⁉3,500円だ!」

出た。
払うかどうか一瞬迷うも、飛行場一泊を覚悟で
「3,000円て言うたやないか。ええわ。飛行場戻れ。金は払わん」
と啖呵を切りました。


「……わかった。3,000円でいいよ。
 でも3,500円て言ったぞ」
と捨て台詞をはいて聞いていきました。

ようやく、チェックインを済まし、
部屋で一休みしながらWi-Fiでネットにつないでザンビア隊員同期とコンタクトを取ろうとするも
Wi-Fiが繋がらない。
というか、建物が真っ暗で証明ひとつ付いていない。

どうやら計画停電でWi-Fiはおろか電気という電気が使えない状態でした。
くぅ~、こんなにも自分が電気とネットに頼って生きてきたのかと
再認識しながら、とりあえず空腹を満たすため
肌寒く、真っ暗なザンビアの首都ルサカの街を徘徊することにしました。

食事できる場所を探して、十数分彷徨っていると
暗闇の中、バーかレストランらしき明かりを見つけました。
おそるおそる敷地の中に入ると、屋外に屋根付きのバーの様なカウンターがあり、
横のボックスには20代から30代とおぼしき女性が焚火をしながらたたずんでいました。
店員の男性に話しかけると、
「チキンならまだできるが時間がかかるよ」
とのこと。すると女子の1人が
「ここは、マッサージパーラーも併設しているから、その間にマッサージしていきますか」
とのお誘いを受けました。
1,000円から500円の値引き交渉を受けてくれたので、旅の疲れを癒すことにしました。
建物内の案内された部屋でしばし待つように伝えられる。


部屋の雰囲気が、明らかに日本で言う風俗店(私は利用したことがないですが)のそれと
酷使していました。
6畳ほどの完全個室に、ベット(今回はマットレスのみ)となにやらグッズを入れる収納。
どう見ても、風俗店(私は利用したことが断じてない)の雰囲気でした。

そこのマットレスで寝そべって待っていると、先ほど案内してくれた女性が入ってきました。
開口一番「では、パンツ一丁になってくれますか?」と告げ
ご自身は洋服を脱ぎだしました!!



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