ゲーミングPCってホンマにいいものなのか? あえてCS機の利点を考察してみる
最近はPCでゲームをする人も多いのではないだろうか。こうなってくると、「ゲームのために専用ハードを買う」という行為がアホらしく思えてくる。実際、スチームを筆頭にゲーム配信アプリも豊富にあり、PCでゲームをするハードルは確実に下がっている。そんなPCゲーム興隆のさなか、あえてCS機の利点を考えていきたい。
1.ハード性能
純粋なハード性能で言えば、PCに軍配が上がる。毎年更新されてゆくCPUとGPU性能、金さえあればいくらでもハイクオリティなゲーム体験ができる・・・ただし金はかかるが。そう、PCでゲームをしようと思うと、どうしても値段が高くなる。ハイエンドなゲームを求める人ほど、そうなってしまう。ゲーミングPC自体も高いし、GPUも数年で時代遅れになってしまう。ゲーム開発する側にも不利な点があって、PCは様々な性能があるから、いろんな性能のPCに対応させなくてはならない。
その点、CS機ならハード性能という点で統一されているから、開発も最適化させやすい。ゲーム専用のハードなので、性能は劣ってもその100%の性能を注ぎ込めば、そこまでPCと大差なく張り合える。最近はムーアの法則(18か月でCPU性能が2倍になる、という法則)も崩れてきているので、そこまで性能において取り残されることもないと思う。早くPS5出せ。
2.寿命
ゲーミングPCの寿命はせいぜい2,3年と言われている。それだけゲームというのは負荷のかかる行為らしい。ゲーム専用機なら、ゲームの時しか使わない。しかしPCとなると、それでネットを見たり、何か作業をしたり、他の用途にも使う。機能をPCに集中させると便利な反面、PCが何かの拍子に壊れたりしたら全部のことができなくなってしまう。その点、CS機なら万が一壊れてもゲームだけできなくなる程度で済むし、ゲームの時だけ使うから寿命という点でも、よほどゲームばかりしない限り長持ちすると思う。PS3なんて普通にまだまだ使えてるし。
3.他には・・・
なんかあったかな・・・と思ったけど、PS4ならソニーが、スイッチなら任天堂がそれぞれバックについており、販売網や客を抱えているため、マーケティングという点で有利なのかな、と思ったりした。PCゲーム市場、というのも昔はコアな狭い市場だったが、今では「Cup head」が何百万本と売れたりしているし、この点はそこまで差がないのかもしれない。たいていのゲームはPCで出るしね・・・逆にCS機の最大のデメリットとして、いくつも種類がある、という点がある。
現状でPS4、Xbox、スイッチの3種類だが、早く統一して欲しい。というか、統一しないとこれからPCゲーム市場に食われるんじゃないのか・・・
いや、今やゲーム市場を食っているのはスマホゲーだろう。やはり実際にやってみると、スマホという誰でも持っている端末で、どこでもゲームができるというのは強い利点だ。これは「スマホゲーにしかない」利点で、このスマホゲーは携帯ゲーム市場においては完全にCS機を駆逐している。かつてはDSをやってるやつが多かったのに、今じゃあ、誰もがスマホゲーである。
なぜか「CS機の利点を考察する」というテーマだったのに、いつのまにかスマホゲー最強説になってしまっていた。最後に一つの言葉で締めくくらせてほしい。
スマホゲーに何万も課金するなら、ゲーム機とソフト買え! ていうか買えるだろ!!
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