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花屋と服屋には季節が、唐揚げ屋には香りが、携帯には情報と友人と少しの恋が、自分を傷つけたあの子には幸せが並んでいるように、私の顔には何が並んでいるかと疑問が浮かんできたんです。

勿論、鼻や目だと言われたら仕方ないけど。でもそういう実直さ、愛してます。

鏡を見てもわかんないんだけど、暗い私には陰鬱さが並んでるのかなとか考えるんです。でも、楽しい話してる時とか、あの子と話してる時はTHE •幸せって並んでるよね、返信来なくなったらすぐ無くなっちゃんだけど。目を凝らしたら花屋にも色んな花はあるし、いいでしょ、それくらい気ままで、ね。

多分、この文には麩菓子並んでる。うん、めっちゃ軽い、中身がない。
麩菓子になにを乗せたかったのかと言いますと、陰鬱さをショーウィンドウに並べちゃ駄目だよ。陰鬱さを私のものにしちゃ駄目だよ、陰鬱さを住所に、専売特許にしちゃ駄目だよ。暗さの中にしか光を見出せない夜も、朝もたくさんあるけど、空っぽでもいいから明るさを並べなよ。無理な時は、神や仏よりも近くに頼ってもいいんじゃない。という自分への訓戒です。でも、暗い人も好きだよ。みんなかわいいよ。

いつか、みんなみたいに愛が並ぶといいなと思って暮らしてます。2月のケーキ屋さんくらいのね。僕にも愛を、なんて言って暮らしてます。



追伸.返信来ないです。好きな子からの未読無視の対処法教えてね。

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