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カラオケの100点はこのくらいのチャートを目指せばいい話

こんばんは。わったんです。
前回の記事で「100点をとる!という目標の解像度上げたほうがいい」っていう話をしたんですが、今回はその助けになりそうな情報を書いてみたいと思います。高い点数をとる!高得点・100点を取る!という目標がある人は頭に入れておいていい情報かなと思います。

カラオケの採点ゲームをやり始めたときに自分が一番欲しかった情報なので同じ境遇の人の参考になれば嬉しいです。

まずは前提から

前回と同様、前提条件です。
・この記事の対象はLIVE DAM STADIUMなどに搭載されている精密採点DX-Gを対象にしています。
・あまりないとは思うのですが、採点基準などが変わった場合には内容が合わなくなる可能性があります。ご了承ください。(2020/1時点では大丈夫かと)
・書いている情報はあくまで経験談・経験則・自分が見てきた情報などに基づくものであり、実際のアルゴリズムを把握しているものではありません。あしからず。

そもそも100点には2種類ある

まずはじめになんですが、精密採点DX-Gでは100点が2種類あります。

それはボーナスありか、ボーナスなしかという違いです。
精密採点DX-Gの採点ゲームの経験がある方は見覚えがあるかと思いますが、歌い終わった結果の画面に「◯◯ボーナス」というものがつきます。

画像1

この画像では、「表現力ボーナス 1.343点」と表示されているように元々の素点にボーナス点がついていることがわかります。
もう一枚同じ曲の結果画面を見てみます。

画像2

こちらも同じ曲の同じ画面ですが、こちらはボーナス点が付いていません。
この後者の100点はボーナスがなしでも元々の素点がすごく高くて100点だったよ!という結果になります。

同じ100点ではあるのですが、前者と後者だとかなり難易度が違います。
それゆえ、結果画面の演出と音がかなりリッチになります。最初にあの音を聞いたときの感動は今でも忘れません。知らんけど。

ちなみに、界隈では前者を「ボナカン(ボーナス込カンスト)」、後者を「ソテカン(素点カンスト)」と呼びます。まぁこの辺りはご参考まで…。

ひとまずここで、ボーナス込でも100点が出ることがわかりました。
そうなると一つ疑問が出てきますよね。「じゃあどのくらい元の点数があれば100点が出るのか?
次はその部分を掘り下げていきたいと思います。

ボーナス込で100点に到達するのに必要な点数は?

ボーナスの加点は正直なところかなり大きいです。
どの項目のボーナスがつくかにもよりますが、1.5点〜3.5点くらいまでボーナスの加点はつくようです。

ただ、「ボーナスが最大3.5点もつくんか!じゃあ96.5点くらい取れたら100点出るやんけ!」とはなりません…。
このボーナスの点数は、素点(ボーナス前の元々の点数)が大きいほど小さくなり、小さいほど大きくつく傾向があります。

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僕のボーナス点の最高値が上記なのですが、同じ表現力が100点でも、素点が97点くらいになってくると、加点されるのが2点台になってしまいます。

このため、ボーナス込の100点を取る目安としては概ね98.000点くらいの素点を目指すことが必要になってきます。

だいじなこと。
ボーナス込の100点を取るためには98.000点くらい取れるようにする!

各項目の採点におけるウェイトについて

ここから各項目の目安値の話に入る前に、ざっくりとした採点の重み付け、の話をしたいと思います。
精密採点DX-Gでは、結果画面に表示されているように以下の項目値の各点数に基づいて最終点数が計算されます。

音程・安定性・表現力・リズム・ビブラート&ロングトーン

この5項目がそれぞれ100点満点の500点満点で採点がされます。
※他にも裏加点なる要素もあるのですがここでは一旦割愛します。

ただ、この5項目には重み付けがされており、
音程正確率を85%→86%に上げた時と、表現力を85点→86点にあげた時では点数の上昇幅が違います

簡単にいうと以下の順で各項目の点数を1あげた時の点数の上昇幅が大きくなります。

音程>>表現力>ロングトーン&ビブラート>安定性>リズム
※僕個人の感覚値です。大筋あっていると思いますが…。

特に音程はある程度のラインに達していない場合は点数がそれ以上に伸びないこともあり、かなり重要な項目となります。
ここから先の説明ではこの5項目の合計点をチャートと呼びます。

どのくらい各項目の点数を取れば100点が出るのか?

では今度は具体的に各項目で目指すべきラインについて書いてみます。
まずこの画像をご覧ください。

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この画像は、素点がかなり低くてもボーナスで押し切った例になります。かなりボーナスが高いです。僕の記録の中の100点での音程の最低値がこの86%になるのですが、音程は下限85%くらいから100点が出ます。

このため、「音程85%をクリアできるかどうか」が一つの目安となります。第一関門としてはここのクリアを目指すことになります。ただ、音程85%は下限値となるため、その場合は他の項目で満点近く取る必要が出てきます。
あくまでも100点の可能性がある音程正確率のラインが85%くらい、とざっくり覚えておけばいいかなと思います。

先ほど述べたように、音程正確率は1%上がった時の点数上昇幅が一番大きいため、音程が上がれば上がるほど他の項目で取らなければならないノルマは小さくなります。

あくまでも目安となりますが、概ね音程別でこのくらいあればボーナス込100点が出るかなと思います。

音程 85%・86% → チャート合計 480点↑くらい
音程 87%・88% → チャート合計 475点くらい
音程 89%・90%  → チャート合計 470点くらい
音程 91%↑   → チャート合計 465点くらい

実際は、先に述べたどの項目の点数が高いか・低いかによって多少変わってくるのですが、この辺りが目安となります。

上記のチャート合計の目安をベースに、自分はどの項目が得意でどの項目が苦手かによって目標値を決めてみてもらえればなと思います。

まとめ

ざっくりとですがまとめます。今回はボーナス込100点の話でした。

・100点には「ボーナス込」と「ボーナスなし」の2種類ある
・ボーナス込の100点はボーナスが入る前の得点が98点くらいあればよい
・ボーナス込の100点を取るためには音程正確率が85%必要
・音程が高ければ高いほど他の項目で必要な点数は下がる
・目安になるチャート合計値は475点くらい

もしボーナスなしでも100点取りたい!みたいな高みを目指したい方は以下どうぞ。


全然使い方関係ないんですが、間違いなくお勉強用の本とか買うお金に充てさせてもらうかなぁと思います。