お絵かき用に買うとしたら…iPadを選んでみた
というのも、テレワークをするために毎日PCデスクからペンタブを撤去しているんですね。台とペンタブを毎回設置するのが大変というわけじゃないんですが、今までは常にクリスタが起動した状態で目の前にあったので、それに比べると作業に取り掛かる心理的ハードルが高くなっている感じ。
スケッチだけならクロッキー帳でもいいんですが、「せっかく作業するならペンタブ使うよな〜」と思ってしまって「ペンタブ出さない」→「作業はじまらない」というパターンになりがち。
あと、FF14が楽しいこともあり、最近はペンタブを設置すらしない日がほとんどになってしまいました。
そんな中、周りがiPadを導入しているのを見て、あったら便利かも?と思うように。自分も買うとしたらと考えて、選んでみます。
いやでも高価なので購入する気はないんですよね…(フラグ)
この記事では、趣味絵描きがサブツールとしてのiPadを導入するにあたって買うものをまとめます。
iPadの使用目的
最初にどんな使い方をするのかまとめておくと、機種や周辺機器がすぐに絞り込めるのでいいですね。
・あくまでPC(ペンタブ)がメイン。タブレットと併用する。
・ペンタブを出すのが面倒なときにiPadを使用
・気軽にスケッチをしたい
・寝っ転がりながら絵を描きたい
・あわよくばDAWも使いたい
・持ち運ばず、基本的に室内で使う
実は:職場で12.9インチのiPad Pro(第3世代?)とApple Pencil(第1世代)を業務に使えるか検証したことがあります。液タブとしての性能は十分で、紙に描くスケッチの代わりに使えるなと思いました。
iPad本体
サイズ:11インチ
液タブと使い分けることを考えるとミドルサイズの11インチ前後がよさそう。
12.9インチはメインツールがiPadの人向けって感じ。気軽に取り回すには重くて大きすぎるんですよね。(ただし、CLIP STUDIOやMediBang PaintのようにUIにツールが多いソフトでは、画面が広いほうが使いやすいこともあります)
グレード:Air
第2世代のApple Pencilを使いたいのでいきなり「Pro」か「Air」の2択になりますが、それぞれの最新機種はお絵かき用途で見るとそこまで性能差が無さそう。ってことで価格がお手頃な「Air(第4世代)」を選択。
容量:256GB
イラストは容量取らないし、なるべくクラウドに溜めていく予定ですが、アプリをたくさん入れていくと64GBでは足りなくなるかも…? という懸念があるので、ひとつ上の256GBを選択。128GBがあれば価格的にちょうどよかった気も?
Wi-Fiモデル
外でバリバリ使うことは想定してないのでセルラーではなくWi-Fiで。
AppleCare+:不要
9000円くらい追加すると修理代金が安くなったりするサービスです。正直、要らないかなと思っています。2年保証の部分は加入しなくても1年保証あるらしいし、室内でしか使わないので落下による破損もない…はず。
Apple Pencil 第2世代
第1世代は使ったことがありますが、あれは丸くてツルツルで筆記具としては手になじまないんですよね…(もちろん使ってくと慣れます)
第2世代は表面処理が良くなっていてサラサラしてます。マグネットでiPadに装着できるし、実機を見ると思ったよりはしっかりしてて外れにくそう。
グリップを付けられない欠点はありますが、まぁ無くても良いんじゃないかという感じ。
アプリ
Procreate
iPadイラストソフトの筆頭で、1000円程度で購入できる高性能なイラストアプリ。使ったことがあるんですが、UIがシンプルで操作方法さえ覚えれば快適に使えるソフトだと思います。超おすすめ。これは真っ先に購入しておきたい。
メモリと解像度によってレイヤー枚数に制限がかかるので、厚塗り向きのアプリと言えます。
CLIP STUDIO PAINT
PCでは5年以上メインツールとして使用している「クリスタ」も候補です。アプリ版もPCと全く同じUI、アカウント紐付けで設定が同期できるというのがいいですね。特にフォント周りがiPadとPCで同じ環境にできないので、途中からPCに渡して製作続行できるのは強みです。
サブスクというのが残念ですが、Pro版(安い方)の年契約ならそこそこ安く使えそう。
コンセプト
ずっと前から気になってたアプリ。無限に広いキャンバスに自由にスケッチや図を描けるのが特徴。ベクターデータで保存されるので解像度を気にしなくて良いのも嬉しい。スケッチに使いたいです。
その他
ケース
私はスマホ等だとカバー不要な人なんですが、タブレットPCだと表裏くらいは保護しておきたいと思います。iPadは裸の状態だと高級感が強いので、別の素材で覆ったほうが気楽に扱えるかも。室内で使うので、耐衝撃のカバーは最小限で良さそう。
実機を見るとApple Pencilのマグネットが思ったより強めだったので、ケースにはめこむタイプのペンホルダーがなくてもいけるかもと思いました。Apple純正品のSmart Folio(マグネットで装着する、側面カバーのないタイプ)もアリですが、シンプルなのにめっちゃ高いんですよね…
絵を描くのであればノートPCスタンドのようなタイプが理想的ですが、そこまでするならPCとペンタブでよくない?って感じ。
フィルム:不要
Apple Pencilはペン先がゴムっぽくてグリップがあるので、そのままでも描きやすいです(*1)。そもそもWacomのペンタブもフィルムなし・ペン先もプラの標準芯で書いてるので描き味にこだわりは無く…(*2)。
ただペーパーライクフィルムのザラザラ感は魅力かも。
ガラス面に厚みが出る・画面のクリアさが損なわれるというデメリットがあるので、とりあえずフィルム無しにします。スマホとかもフィルム貼らない派。
(追記)
*1…そんなことありませんでした。かすかに柔らかいかな?という程度のプラスチックです。
*2…改めて考えると多少抵抗があったほうが描きやすい気もするのでペーパーライクフィルムを試してみようかなと思いました(Cintiq13HDは初期装備のフィルムが傷つく恐れがあるので、そのままの画面にフェルト芯で描くのは非推奨とのこと)。描いてると親指が痛くなるのは、ツルツルするペン先を押さえつけるために指に余計な力がかかっていたかも?
気づいたら検討が終わってしまった
iPad Air 第4世代、Apple Pencil 第2世代、ケース、各種アプリ…
あとは購入するだけになってしまいました。
お金はないこともない…どうしよう…
今週じゃん。
↓ 続きました。
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