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男目線で結婚式を総括したいNO.21 主賓挨拶・友人代表

主賓挨拶というのはとても難しい!!!というのも、普通、結婚式に参列される方の中で一番偉い方がするもので、「結婚には3つの袋があるといいます!」と切り出してもらってりゃ、ろくに新郎新婦のことなんざ知らなくても、昭和・平成はOKだったのである。が、今は令和の時代。主賓も、「そんなベタな‥」と絶句されないように、笑いあり、部下なのにヨイショも必要で、そして最後はなんとなく感動的なスピーチを求められる。

新郎は部署異動が激しく、厳しくも優しく育て上げてくれた上司なんて存在はおらず、だれが受け入れてくれるんか。。。という、結構きつめな状況にあった。これはピンチだということで、、、普通に上からお願いしに行ったよね。

事業部長「きみのことよく知らないからな〜」というちょっとショッキングな発言も受けつつ(でも来てくれた笑)、部長「俺バツイチだし、無理だな」。現課長は2週間しか縁がないのでやめておいて、前課長…いや現課長を差し置いてお願いできなくね。。。詰んだ。

主賓挨拶なんて飛ばせないのか?or普通にお世話になった先輩とかじゃダメなのか?といろいろ考えたし、実際世話になったこの人しかいない!と思った人にもお願いしたけど固辞された。。。困ったわ〜〜

で、結局頼みに頼んでバツイチ部長を口説き落とした。ちょうどその時にバツイチ部長と一緒にやっていた大型案件が苦労の末に受注をしたという経緯もあったので、まぁいいかと思ってくれたらしい。ありがとうバツイチ部長!自身のステータス上、「結婚は素晴らしいものです」と言うようなベタなフレーズを使えないなか、よく乗り切ってくれた!素晴らしいバツイチ部長!

嫁は普通にずっと世話になっていた人にしてもらえるという幸運に恵まれ、普通にこなしていた。この前、アメトークで「先輩に可愛がられない芸人」やっていたけど、自分がまさしくそれで。そういう人ってこういうイベントの時にマジで困るんだよな〜。愛され力、大事。

友人代表。これも困った。幼稚園の時からの幼馴染、苦楽を共にして、スポーツではライバルであり、家族ぐるみの最強の友人。剛くんと光一くん。みたいな人普通いなくない?会社入ってすごく仲良い同期にお願いしたけど、女なんだよな!知らなかったけど、友人代表って同性が普通なんだって。でも仕方ないじゃん、仲良いんだもん。

とまぁ色々人選に苦労をしながらも、なんとかマスは埋められた感はあった。ああ良かったですわ。なんとかなりましたわ。で、主賓も友人代表も面倒な役回りなわけですよ。そのために、引き出物のグレードを少し上げたり、別にお礼(お金でも可)をお渡しするのが慣例のようです。この金に金で返す感じ、結婚式っぽいな~。とにかく、主賓挨拶って難しかったぜという記憶。

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