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こんなに違っていた、3つの豆乳


豆乳が好きなのでたまに買って、味付きの豆乳を買ってはおいしいと言いながら吸い上げている。それゆえ何も味がついていない「調整」「無調整」「特濃」の3つの名がついた豆乳を、恥ずかしながら私は全部同じだと思ってしまっていた。

「素の豆乳に違いなどないやろ」という偏見を持ちながら生きていたが、飲み比べてみるとかなり違っていた。すみません、豆乳はかなり楽しいです。


おなじみのイラスト付きのパッケージ

これが今回飲み比べをする3種の豆乳。なんだか体によさそうな特濃(濃く、まろやからしい。そりゃそうか、特濃だもの)おそらくスーパーに行ったら目にするであろう調整(ふつうの。石臼並みの安定感がある)そしてはじめまして、無調整。何も手が加えられていない、豆だけの豆乳。純粋な豆。

各種出そろった。飲みます。

調整豆乳。シンプルかつ豆を感じる

これだ、この味だ。多少のクセはあるけど、飲みやすい。すこしだけ濃くてまろやかさがあり、おそらく世間が思う豆乳の味だ。これに味が付き化けていくのか、君もとの力だけでもじゅうぶん戦えますよ。シンプルでうまい、大事なことやね。

次は無調整だ。

無調整豆乳。豆界のミネラルウォーターは君だ。

なんだこれは!ともう一度言っちゃった。だってこれ、限りなく水に近い。雑味とかうま味とかクセとか、全部ない。無色透明な、これから何にでもなれる伸びしろしかない豆乳。驚きとワクワクを感じる、そんな豆乳体験だった。アンビリバボーだな。

最後は特濃。

特濃豆乳、濃いな

たしかに濃いわ。そしてかすかに塩味を感じる。クセもあんまりなくて不思議と飲みやすい感じになってる、濃くなって感じる豆感もある。好きかもしれない、特濃さんのこと。この気持ちを気づかせてくれてありがとうとお礼を言いたい。

みんなちがって、みんないい

過去の自分よ、同じシンプルな豆乳でも全然違うぞ。と言ってやりたくなった。パッと見た感じは一緒に見えちゃってたけど、こうして飲み比べてみるとそれぞれに良さがあって、同じ人でも部屋着と私服と作業着じゃ違って見える。それと同じなのかも。

色はほぼ同じだった

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