『ワールドトリガー』23巻感想

はじめに

こんにちは。こんばんは。綿毛です。

ワールドトリガーのアニメ、全話視聴し終えましたーーーーーー!!!!!!

Twitterの方ではちょっとだけ感想を呟いていたんですが、個人的に「ナイスキル」と「つまんないウソつくね」が特に震えましたね…!

「ナイスキル」の方は前後の描写も含めて「アニメだとこういう解釈なんだなぁ」という発見と興奮に沸き立ち、「つまんないウソつくね」は空閑君役の村中さんの素晴らしい演技と作画に平伏致しました。
やっぱ村中さんの低音ショタボは最高のご褒美なんだよ……

さて今回は、『ワールドトリガー』23巻の感想です。

ここから先はネタバレ満載になりますので、未読の方はご注意下さい。

では参ります。

B級中位最終戦

ROUND8と同時進行で、実はB級中位の最終戦が行われていたんですね。

対戦カードは、諏訪隊VS香取隊VS那須隊。マップは市街地C(ROUND2で登場したマップでしたね。そういえば確かに諏訪隊と香取隊ってどっちも狙撃手いなかったな…)
実況・解説は、綾辻さん、村上君、奈良坂君です。

……ぶっちゃけた話、メインである主人公チームの試合が終わった後なので下手したら消化試合っぽい回になる危険性も少なからずあったかと思うのですが、各隊それぞれにしっかりと見所があって面白かったです!

諏訪隊

諏訪隊はもう何というか、部隊として完成された魅力があるといいますか……

諏訪隊のこと好きじゃない読者なんておらんのでは?
って、半分本気で思ってるぐらいには実は好きです。

マイペースだけど実は並列処理能力9!元モデルの小佐野ちゃん。
大規模侵攻をきっかけに急成長を遂げた、主人公じゃないけど主人公キャラな笹森君。
安定感において引けを取らない優秀な糸目理論派、堤さん。
そして「クソMAP」にも負けない巧みな指揮能力と判断力を持つ諏訪さん。

うん、好き。

この4人が集まった時の空気感がほんとに良くて……全員好感度が軒並み高くて、信頼と安心感で構築された部隊だな〜と感じています。

ちなみに今回の試合で1番好きだったシーンは、ベイルアウト寸前の諏訪さんが咄嗟の判断で堤さんに絡まったスパイダーを銃で撃ち抜いた所です。

香取隊

何と今回は、言うなれば若村隊として参戦した香取隊。

しかし「なんか今日の香取 存在感ねーな」「消極的ですね」という米屋君や古寺君の発言通り、若村君の指揮で動く香取隊は全体的に精彩を欠いていた模様。
早々に三浦君が、そして若村君までもがベイルアウト。

結局1人で戦うことになってしまった香取ちゃんでしたが、ここからの香取ちゃんがめちゃくちゃかっこ良かったです(若村君には悪いけど…)

まさかまさかのスパイダーを使って、華麗に諏訪さん・那須さんを撃破!

使い慣れていないトリガーのはずなのに、まるで熟練者の如く使いこなしていたのが凄かったです。やっぱり香取ちゃんは身体の使い方が他キャラと一線を画すレベルで上手いな〜!
別の人に例えるなら、小南ちゃんや空閑君寄りの動き方を得意としている印象です。

笹森君の「あの香取が 自分が玉狛にやられた技を使うなんて……」という台詞は、同じB級で同い年だからこそ、香取ちゃんと接する機会も人より多いだろうから人一倍驚きがあったのかなーなんて思ったり。
(ただ香取ちゃんがスパイダーを使用したことに対して全員もれなく驚いていたのには、香取ちゃんの日頃の振る舞いも“込みで”だろうなぁ…笑)

試合終了後。
不甲斐ない結果を謝る若村君に、香取ちゃんが

「はあ?別にあんた1人のせいじゃないでしょ」
「前から言ってるけど これが今の香取隊うちの実力ってこと それだけの話よ」

って……香取ちゃんんん…………(涙)

その後の染井ちゃんの台詞も相変わらず年齢以上に重みのある言葉でした。

で。
問題は、若村君ですよねぇ。

香取ちゃんと染井ちゃんの素晴らしいお言葉によって綺麗に終わった感が出てましたが、初登場時から露呈していた若村君のスキル不足やコンプレックス云々は微塵も解決していない訳で……

これについては次巻?から本格的に始まる遠征選抜試験で触れられるのかな~と予想しています(若村君は臨時隊長にも指名されてましたしね)

若村君の今後に期待!

那須隊

「どぅわあああ~~~~~」

嬉し涙で終われて良かったねぇ、日浦ちゃん。

今試合を以って部隊を去る日浦ちゃんの渾身の一発で、初のB級上位入りとなった那須隊。
おめでとう!!!
お別れは寂しいですが、新天地でも新しい友人や楽しいことをいっぱい見つけてほしいですね。

そして!
日浦ちゃんが抜ける代わりに、何と出穂ちゃんが新しい那須隊の狙撃手として加入する未来が…!?

那須隊の隊服を着た出穂ちゃん、いつかお目にかかりたいものです。

そんな和やかなシーンとは打って変わり、久々に上層部の闇の部分がチラ見えしていましたね…(震え声)

これ、1巻辺りで言及されていた記憶処理の件だろ……
あの口振りだと日浦ちゃんは勿論神田さんもセーフっぽいけど、A級隊員以上は記憶処理対象に指定されていそう……特にA級上位3部隊……

「若者たちの未来に 幸多からんことを……」

でも、そういった影の部分を担っている大人達がより良い未来のために奔走しているお陰でボーダーという組織は回っているんだよなぁ。

城戸さんのこの言葉は、上層部共通の想いなんでしょうね。

ガロプラと同盟締結、陽太郎の秘密etc.

え、エッ、なんかめちゃくちゃ重要な情報がポンポン出てきた……!?

ということでざっくり整理してみます↓

・陽太郎には忍田瑠花という実姉がいる(今は訳あって忍田さんの親戚という体にしてある)
・2人は、実は近界に存在した亡国アリステラの王族だった
・つまり陽太郎は王子様で、瑠花さんは王女様
・旧ボーダーとアリステラが同盟国であった関係上、林藤さんたち旧ボーダーが2人の亡命(あとクローニンさん)を手助けした
・その際に、アリステラの母トリガー(近界の『星』そのものを作っているトリガーのこと)と冠トリガー:雷神丸(母トリガーの直属で、その星で1番強力なトリガー。役目はその星々によって異なる)をボーダー側が手に入れたという形に
・つまり今のボーダーはアリステラ王家が亡命した姿とも言える
・ボーダーがここまでの規模になったのは母トリガーとそれを動かす瑠花さんの存在、冠トリガーを有する陽太郎の存在、そして唐沢さんのおかげ
・瑠花さんは母トリガーを動かしているだけで『神』にはなっていない

・ボーダー(玉狛支部)は「アフトクラトル遠征の出発を50日ほど遅らせること」、ガロプラは「アフトクラトルの属国の情報」を条件に、両名の取引が成立。また、今後も手を組む件についてもガロプラは了承し、同盟締結。なお証人は玉狛側から三雲・空閑、ガロプラ側からラタ・レギー
・実はラタはガロプラの第4王子。本名は「オルカーン・マーダック」


…………情報がいっぱいだね!!!!!!

点と点が繋がった箇所もあれば、新たな疑問もたくさん湧いてきました。
様々な考察が頭の中で広がりますが、この場ではあえてこれだけ言わせて下さい。

ボーダーが大きくなった要因に、王族2人と並べられる三雲修強火担唐沢さんってマジで有能なのでは???

遠征選抜試験のはじまり

事前アンケート

とうとう遠征選抜試験の詳細が出ました!

3/13 全体説明会
3/16 隊長面接
3/17~ 第1試験実施
3/24~ 第2試験実施


特別意識したことはなかったですが、今のワールドトリガーの世界は3月ぐらいの時期なんですね。
試験期間中は春休みと被っているんでしょうか。参加者のほとんどが中高生ですから、その辺りの配慮は必要ですよね〜。

宇佐美ちゃんからはスケジュールと一緒に、全体説明会参加に際した事前アンケートの説明も(てかヒュースはやっぱり日本語を読むことは出来ないんだな…)

アンケートの質問項目は3つ。

①あなたは遠征への参加を希望するか
②自分の隊以外で一緒に遠征に行きたい人は誰か(5人まで)
③逆に一緒に行きたくない人は誰か(2人まで)


ふーーーん、なるほどね?
③の質問、絶対これ正直に答えたら一緒に行きたくない人と組まされるやつじゃん!!!

遠征中は当然狭い遠征艇内で共同生活を送ることが想定されるので、乗組員にある程度の協調性が求められるのは当たり前ですよね。

菊地原君とかは、前回の遠征時は大丈夫だったのかな?あのSEだと長時間の共同生活は大変そう……影浦君とかも結構苦労しそうだな〜。

アンケートの②では、空閑君は「緑川・影浦・北添・村上・当真」を選択。仲良いメンツを挙げただけとはいえ、並べるとめちゃくちゃ強いチームやないかい…

ヒュースは「東・村上・犬飼・水上」、オペからは「人見・今」を選択。『厄介さ』で選んだそうですが…うん、納得の人選。空閑君から意外に思われた水上君チョイスは、恐らくROUND8での体験からなんでしょうね。水上君がいなければ、あそこまでヒュースが追い詰められる可能性は低かったと思いますし。

雨取ちゃんはどうやら絵馬君しか選ばなかったっぽい?

そして三雲君は「木虎・菊地原・出水・東・二宮」を選択。なお③には香取ちゃんを選んでますね笑

木虎ちゃんを真っ先に選んだ辺りで思わずニヤついてしまった方はぜひ私と握手しましょう。

全体説明会

荒船さんと村上君が喋ってるーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!(大歓喜)
しかもわざわざ通路挟んで!?!?!?めっちゃ仲良しじゃん!!!!知ってたけど!!!!!!!


ていうか、予想以上にたくさんの人が集まっていてびっくりしました。
何で二宮隊と玉狛第2以外もいるんだろう?と思っていましたが、「今後のボーダーの主力となるB級中位以上の隊員の適性・能力調査」と「個人単位の遠征メンバーの選出」のためにB級中位以上の隊員たちも今回集められたんですね。

続いて、忍田さんから試験内容の説明が。

第1試験…1週間の閉鎖環境試験。長期遠征時の遠征艇内での環境を想定している。遠征艇の設備の操作を覚えてもらいつつ長期遠征への適正も審査される
第2試験…最長36時間の長時間戦闘試験。遠征先での戦闘を想定している。詳しい内容は第2試験直前に通達される予定

どうやら第1試験は基本的に室内での範囲に収まる試験内容っぽいので、ランク戦だけでは分からなかったキャラたちの様々な部分が見られそうでワクワクしますね!
1週間も閉鎖された環境に身を置く訳ですし、もしかしたら誰かと誰かが喧嘩したり…なんて展開もありそうですかね。

一方、第2試験は……最長36時間の戦闘!?
これはかなりの集中力や忍耐力が求められそう…でも読者としては、いろんなキャラの戦闘シーンがたくさん見られるのかと思うと今から胸が躍ります笑

更に、今回の選抜試験は部隊の隊員をシャッフルして行うとのこと。
上層部側が指定した隊員をリーダーに据え、隊長1人オペ1人隊員3人の5人編成を計11部隊つくるみたいです。

発表された11人の臨時隊長とオペレーターはこちら↓

1番隊隊長 歌川/オペ 志岐
2番隊隊長 王子/オペ 仁礼
3番隊隊長 柿崎/オペ 藤丸
4番隊隊長 北添/オペ 染井
5番隊隊長 来馬/オペ 小佐野
6番隊隊長 古寺/オペ 六田
7番隊隊長 諏訪/オペ 宇井
8番隊隊長 二宮/オペ 加賀美
9番隊隊長 水上/オペ 今
10番隊隊長 村上/オペ 氷見
11番隊隊長 若村/オペ 細井

三雲君は臨時隊長に選ばれなかったんですね。

うーーん、臨時隊長の人選理由は普通に気になるポイントですよね。
歌川君や古寺君といった隊長経験のない若い隊員は、隊長職の適性を問われているのかなぁ。逆に諏訪さんや来馬さんといった元々隊長職に就いている人は、幹部候補生として見られているとか?

肝心のメンバー決めは、指名制なんですね。本当に野球のドラフトみたい〜。
指名の順番はくじ引きで決めます。

1番目を引いたのは二宮匡貴。指名したのは東さん。

まぁ、そりゃブーイングも出ますよね笑
でも正直東さんを採りたいのはめちゃくちゃ分かる。

その後は柿崎さんと王子がそれぞれ影浦君と辻君を指名し、4番手の水上君が「悩むとこやけど」と前置きして荒船さんを指名しました。

……この「悩む」とは?
確かに第1プールの残りメンバー的には私も荒船さんがお得(攻撃手兼狙撃手という特殊性、隊長職、頭脳明晰といった点で)かな?とは感じますが、何だか水上君には別の隠された意図がありそうだなー(わざわざ2コマも取ってますしね)

そうして1巡目、2巡目が終わり、3巡目に突入。この時点で三雲君は諏訪さんの隊、空閑君は歌川君の隊、雨取ちゃんは二宮匡貴の隊に決定済み。

3巡目の1番手は若村君!……なーんかくじ順に上層部の見えない意思を感じてしまいますね。疑い過ぎかな?

長考の結果、若村君はヒュースを指名しました。

3番手の諏訪さんは、香取ちゃんを指名。つまり、三雲君と香取ちゃんが同じ隊ということに……
三雲君の反応が「ギクリ」だったので、鋼メンタルの三雲君でもやっぱり普通に香取ちゃんのことは苦手なのかな笑

8番手は二宮匡貴。
「正直あとは誰でもいいが……」と思いつつ、絵馬君と雨取ちゃんが仲良いのを思い出して絵馬君を取ったのはよくやったぞ!!
この時の雨取ちゃんと絵馬君の反応がめっっっちゃ可愛かった〜〜〜。そしてそんな2人を微笑ましそうに見つめる東さん……(合掌)

各部隊の内訳は最終的にこんな感じになりました↓

1番隊隊長 歌川/オペ 志岐/隊員 漆間・空閑・巴
2番隊隊長 王子/オペ 仁礼/隊員 辻・生駒・帯島
3番隊隊長 柿崎/オペ 藤丸/隊員 別役・影浦・犬飼
4番隊隊長 北添/オペ 染井/隊員 外岡・菊地原・南沢
5番隊隊長 来馬/オペ 小佐野/隊員 穂刈・弓場・小荒井
6番隊隊長 古寺/オペ 六田/隊員 奥寺・三浦・木虎
7番隊隊長 諏訪/オペ 宇井/隊員 隠岐・三雲・香取
8番隊隊長 二宮/オペ 加賀美/隊員 東・雨取・絵馬
9番隊隊長 水上/オペ 今/隊員 荒船・樫尾・照屋
10番隊隊長 村上/オペ 氷見/隊員 堤・熊谷・蔵内
11番隊隊長 若村/オペ 細井/隊員 半崎・笹森・ヒュース

折角23巻の巻末に臨時隊長たちの事前アンケート結果が付随していたことですし、1隊ずつサラッと感想を述べていこうかと思います。

〈1番隊〉
漆間君は未知数ですが、普通に強そうなチームに見えますね。戦闘メインの第2試験は特段問題無さそう。ただオペの小夜子ちゃんが男性苦手なので、第1試験ではそこが気掛かりかな。
今巻初登場の漆間君は、金にがめつい設定なんですね。元々そうなのか、それとも大規模侵攻の際に両親を亡くしていて生活費を稼がないといけないから〜とか、色々妄想が膨らみます。

〈2番隊〉
王子の事前アンケート、一緒に遠征行きたい人をほぼ「面白さ」判断で選んでいて、流石尖ってる男は違うなってなりました。
生駒さんと王子の絡みが楽しみです。

〈3番隊〉
一緒に遠征に行きたい人を「頼れるか」どうかで選んだ柿崎さん、相変わらず自分に自信が無いというか、自己評価の低い人だなぁ…
本物の悪・別役君を抱えている3番隊は果たしてどう転んでいくのか……?

〈4番隊〉
……あんまり和気藹々としたイメージが浮かばないチーム笑
勝手な印象だけど、菊池原君と南沢君の相性はそこまで良くないように思えるんだよなー。あと北添君が菊池原君の上手い扱い方をきちんと把握しているのかも気になる所。
個人的には染井ちゃんの活躍に期待したい!

〈5番隊〉
来馬さんが隊長というだけでも安心感があるのに、更に隊員が弓場さん・穂刈君・小荒井君・小佐野ちゃんなので最早安心感しか感じない。
この部隊が1番安定して個々の実力を発揮出来そうだな〜って思ってます。

〈6番隊〉
古寺君の事前アンケートは彼の性格がよく伝わってくる内容でしたね。
ここのメンバーはみんな頭良さそうだし、A級隊員が2人いるので、第1試験も第2試験も手堅くいけそう。

〈7番隊〉
諏訪さんが能力より性格重視で人を選ぶことが分かって首もげそうなくらい頷いた。
7番隊には三雲君がいるので、ストーリー的には他部隊よりもフィーチャーされる回数が多そうですね。

〈8番隊〉
ある意味、問題児ばかりが集まった部隊と言えるのではないでしょうか。戦力的にはまず間違いなくトップレベルだろうけどポジションの偏りが激しいので、戦闘面ではその辺りをどうカバーしていくのかに注目したいですね。

〈9番隊〉
第1印象は、頭良さそうなメンバーで固めたのかなー。圧倒的な戦闘力を有する大駒がいないので第2試験で多少苦戦しそうですが、強みの頭脳でそれとなくカバーしそうな気もします。
ただ、水上君が事前アンケートで一緒に遠征へ行きたい人に選んだメンツとは大分方向性が異なってますよね。
生駒隊とは全く違う雰囲気になりそうな9番隊で、水上君が隊長としてどう立ち回るのかが楽しみ(何かやばそうな雰囲気は既に感じ取ってます)

〈10番隊〉
各チームのサポーターが集まったような部隊ですね。割と隙が無さそうなので、何事もある程度は上手くいきそう。
ちなみにドラフトの際、村上君が「じゃあ堤さんで」と言っていましたが、あの「じゃあ」は水上君に荒船さんを先に取られてしまったからなんだろうな〜と考えると微笑ましいですよね。

〈11番隊〉
ぶっちゃけ1番心配なチームですが、本番ではどうなんでしょうね。ヒュースが前に言ってた「妥当性のない指示には従えない」という言葉が若村君にまで刺さらないことを祈ります(三雲君より確実に普通メンタルな若村君の場合、これ言われたら再起不能に陥りそうなので…)
若村君の事前アンケートは、彼の抱える劣等感をモロに感じちゃってちょっと胸が苦しかったです。めげずに頑張ってくれぇ…

ドラフト時は若村君の心情がちょいちょい挟まってくるのが印象的でした。まるで主人公みたいな扱い方をされていたというか。
遠征選抜試験を通して、三雲君たち主人公サイドだけでなく、若村君の成長ストーリーも描かれるのでしょうか?

最後に、この場にいないA級隊員たちが第1試験では審査側に立つことが明らかになった所で、23巻は幕を閉じました。

おわりに

いよいよ始まる遠征選抜試験。まだあまり試験内容の想像がついていないこともあって、どんな感じにストーリーが展開されていくのか非常に楽しみです。

年内のnote更新はこれで終了の予定となります。
今年の1月頃から始めた投稿でしたが、こんなにもたくさんの方々に読んで頂けるとは思っておらず、とても嬉しかったです。本当にありがとうございます!残りは24巻と25巻のみですので、もう暫くお付き合い頂けると幸いです。

それでは、来年もどうぞよろしくお願い致します。

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