『ワールドトリガー』17巻感想

はじめに

こんにちは。こんばんは。ワールドトリガー×アベイルのグッズ戦争に惨敗した女・綿毛です。

オンラインは繋がらない、店舗の方も開店前から並んでいたという繫盛っぷり。正直、ワールドトリガーというコンテンツの人気度を舐めておりました。ここまで凄いとは…

うーー欲しかったなぁ、荒船隊グッズ……

さあ気を取り直して。
今回は、『ワールドトリガー』17巻香取&染井回の感想です(ヒュース回にしようかとも迷いましたが、特別印象的だったのがこの2人だったので)

ここから先はネタバレ満載になりますので、未読の方はご注意下さい。

では参ります。

香取葉子と染井華

前巻の感想で「香取隊の方は香取ちゃんの回想がメインで入るのではないか」と予想していたんですが、半分正解といったところでしたね。今回は香取ちゃんと染井ちゃんの物語でした。1話まるごと2人の過去話に使っていました。

自分のことを「天才」ってサラッと言ってしまえるちび香取ちゃん、小生意気で可愛い~家族とも仲睦まじい様子ですね。
それと対比されるように登場した染井家は……厳格な父親に気弱な母親、何だか窮屈そうなご家庭だなぁ。家族の在り方はそれぞれですが、私の目には香取家の方が居心地の良さそうな風に映ってしまいます。

口癖にもなってるけど、香取ちゃんのトリガーは「ムカつく」なんだな。自分がそう思ったらすぐ行動。いつでも基準は自分自身にある。そういう部分は香取ちゃんと三雲君は似てますね。片や家の壁をぶち抜く(※許可はもらってる)少女、片やペンチを使って不法侵入を目論む少年…………似てるけど、やっぱどっちも頭おかしいな???発想力と行動力どうなっとんねん。

…話を戻して。前から頭良さげな雰囲気は感じてましたが、染井ちゃんの思考回路の円熟具合には驚いてしまいますね。

「親の言うとおりにやったとしても 自分が大人になる頃には全然通用しないかもしれない」
「そうなったときに慌てないように「自分の勉強」もしてるの」
「将来親の言うことがはずれたときに 親のせいにしなくてすむように」

教育パパに抑圧されて生きているのかと思いきや、きちんと自分の頭で考えた上でこの結論を導き出してる。若村君が年下の染井ちゃんを「華さん」と敬称で呼ぶのも分かるわー。
そういえば亡き有吾さんの教えの1つにも「親の言うことが正しいと思うな」がありましたね。

で。
そうやって2人が仲良く平穏に過ごしていた頃、遂にあの悪夢のような日がやってきてしまったんですね……

倒壊した家屋に、蹂躙する謎の生命体。
瓦礫でぐちゃぐちゃになった街並みを見て、啞然とする香取ちゃん。
それでも「大丈夫」と言いながら肩を貸してくれた染井ちゃんの手は、爪が剥がれて血だらけに……。
このシーン、思わず泣きそうになってしまいました。

しかもこの第一次近界民侵攻によって、染井ちゃんはご両親を喪ってしまったという……三輪君並みにめちゃくちゃ重い過去じゃん……てか染井ちゃんが手袋してる理由って、恐らくだけどこの時の傷跡を隠すためだったのね……

病院で「助かる可能性が高いほうを選んだだけ。葉子が気にすることじゃないよ」と言った染井ちゃんの表情からは言葉以上の感情は読み取れないものの、少なくともこの先染井ちゃんに「親の言うことを聞ける機会」がもう一生訪れることはないのだと思うと、本当に辛い…

最初の大規模侵攻によって、染井ちゃんや三輪君みたいな境遇の子がたくさん生まれてしまったんだろうな。ボーダーはそういう子たちの"最後の希望"や"居場所"にもなってるんでしょうね。

過酷な現実を経て、復興しつつある街を歩きながら香取ちゃんと染井ちゃんがボーダー入りを決意するシーンがとても素敵でした。

「言っておくけど やるからには1番目指すよ わたしは」
「アタシらが組めば楽勝だわ!」

……めちゃくちゃ良いシーンなんだけど、ここねー。いやぁ、コマ割りが秀逸ですよねー。

主人公タッグにありそうな感動的シーン(回想シーン)のコマ→本当の主人公タッグが描かれたコマ→香取ちゃん(自分たちが主役みたいな顔しちゃって…)「イライラするんだよ……!」

この1ページがなかなかえぐい笑

香取ちゃんとしては、ぽっと出の、しかも自分より弱キャラの三雲君がまるで主人公のような(実際、主人公ですが笑)ストーリーを辿ってきていることに嫉妬を覚えてしまう。何故なら、"アタシと華は悲劇を背負いつつも辛い運命を乗り換えて夢を叶える主人公だと思っていた"から。だけど現実はそう上手くいかなくて、自分も最初は1番を目指そうと意気込んでいたものの今は壁にぶつかって停滞中。そんな時、颯爽と現れた新人たちが、アタシたちを踏み台にして軽やかにアタシたちの前を追い抜いていこうとしている。

あくまで私の解釈ですが、そういう訳なら香取ちゃんが三雲君(玉狛第2)にムカつくのも分からん話ではないよなぁと。しかし、その嫉妬や苛立ちの原因に香取ちゃん自身の驕りや努力不足が存在していることは否めないので、精神的に多少幼いとも感じますね。
まぁまだ16歳だし、これが年相応な反応でもあるんだろうな〜。言うても不貞てるだけで嫉妬の対象である三雲君に実害はないし、ROUND5終了後の香取ちゃんを見る限りは心配しなくても大丈夫そうではある。

「玉狛みたいに工夫して 作戦立てて 勝てるようになろうよ」
「悔しいって思えるなら まだ強くなれるはずだから」

この時のみんなの顔、優しいですね。
最初の方で染井ちゃんが「変化を望んでない人間を変えようとするのは難しいです」と言ってましたが、このシーンでようやく香取ちゃんが変化を望む方向にチェンジしたようなので、ROUND5をきっかけに良い方向へ変わっていけるといいですね。
そもそも香取ちゃんは、戦闘センスに関して天賦の才を持ってることは間違いないし、瞬発力とかもBBF見たら空閑君より上なんですよね。だから三雲君みたいにきちんと工夫して事前準備しっかりすれば、目標の1番だって決して叶えられない夢ではないと思います。

ROUND5終了

新戦法がぶっ刺さりまくったROUND5。結果は7対1対1で玉狛第2の大勝利!
出水君の言葉通り、香取隊と柿崎隊はご愁傷様でしたね。どんまい。

いや~今回のランク戦も面白かった~!

鉛弾を建物の破片で見事にガードした照屋ちゃん、敵チームながらナイス活躍だったなぁ。あの短時間でよく思い付きましたね。
ただ、何とここで雨取ちゃんの鉛弾バージョンの追尾弾ハウンドが炸裂!まぁ鉛弾に殺傷力はないので、照屋ちゃんに上手いこと反撃されて落とされてしまいましたが。

それにしても、本当に雨取ちゃんは鉛弾なら容赦なく人を撃てるんですねー。撃っても爆散しない視覚効果のお陰ですかね。

ところで、人を撃つことに恐怖を感じる雨取ちゃんは、一方で人を撃てないことに恐怖を感じるといったことはないんですかね?

と言うのも、己の身に危険が生じようとした際に対抗出来る手段を持ってないのは、いざという時に困るし怖くない?と、ふと疑問に思いまして。
少なくとも私なら我が身可愛さにそう考えるんですが、今までの状況を鑑みると、ここで撃たないと自分がやられるシーンでも雨取ちゃんは撃ってないから、やっぱりその辺に恐怖は感じてないのかなぁ。もしくは感じていても身体が動かないとかかもしれない。

それと以前、13巻の感想記事で、鳩原さんに対して「撃てないせいで他の遠征メンバーを危険に晒してしまうという可能性」について言及したんですが、ここも雨取ちゃん的にはどうなんだろうか。撃てなかったから仲間の誰かが死んだ、なんてメンタル崩壊待ったなしのシチュエーション、心優しい雨取ちゃんに耐えられるのかしら…
今巻で雨取ちゃんの遠征行きがほぼ決まってしまったので、私はとても心配です。ランク戦では人は死なないけど、遠征では何が起こるか分からんしなぁ。

ROUND5、三雲君と空閑君の相棒感が存分に出ていたラストのシーンも良かったですよね!

置き土産のワイヤーでベイルアウトした後も相棒をサポートしてみせた三雲君、そしてそのワイヤーで動きの制限された相手を確実に仕留めた空閑君……やっぱこの2人の相棒感がめちゃくちゃ好きだな~。

ワイヤー戦術に関しては、出水君からも「割り切ったいいトリオンの使い方」とお褒めの言葉も頂きましたし、ほんっっとうに木虎ちゃんも風間さんも、どうもありがとうございました(保護者面するな)
ランク戦の結果を聞いた木虎ちゃんの「当然でしょう」、三雲君に聞かせてあげたかった~(ちゃっかり二宮匡貴まで結果を確認してるのには笑った。辻君の「?」も可愛いね)

あと、久し振りに三雲君の「自分がそうするべきだと思ってるからです」が聞けたのは嬉しい。
揺さぶりを掛けようとした香取ちゃんのやり方は普通にアリだったと思うけど、如何せん相手が悪過ぎたね。つよつよメンタルに定評のある三雲修には悪手だったな、何ならカウンターまで食らっちゃったもんね…

敗北した柿崎隊については、
振り返ってみると確かに時枝先輩の解説通り、雨取ちゃんを押さえるのが遅かったこと以外はそんなに悪くなかった気もしますね。そもそも雨取ちゃんを押さえる役目は香取隊がすべきだったんじゃないかな。

そしてやっぱり柿崎さんは”支えてもらう(える)側”の人なんだな~と再確認した。柿崎さんは「隊長は自分だから」と全部1人でチームのあれこれを抱え込もうとする傾向があるけど、本来チームの問題はチームで解決すべきだし、何より隊員たちがそれを望んでる。そういう素敵な子たちに囲まれてるのは、柿崎さんの人徳あってこそなんだから、もっと隊員たちを頼っても良いと思いますね。

さて、今回の試合を大勝利で収めた玉狛第2は、B級4位へと昇格。
こうしてランキングを見てみると、B級の部隊って結構いっぱいいるんだなー。下位の部隊はあまり登場していないのもあって関心が薄かったんですが、BBFを開くと面白そうな情報が色々載ってました!トラッパーいる部隊とか、サイレンサーというトリガーをセットしてる部隊とか。あと桜子ちゃんの部隊も気になりますね。

では最後に。
やっぱり時枝先輩、好きだ~~~!!!

ボーダー隊員としてのヒュース

「オレが 二人目のエースになってやる」

か、かっけぇぇぇ…!けど、小南ちゃんの言い分はもっともですよね。ヒュースを玉狛第2に入れるのは、普通に考えたら危な過ぎる。
でも、ヒュースが加入することで玉狛第2の目標が達成しやすくなるのもまた事実。「どんな相手とも互角以上に戦えるだろう」って明言したということは、ヒュース的には自分さえ入ればA級部隊相手でも戦って勝てる見込みがあるレベルの実力が玉狛第2にはあるってことだろうし。

しかし、最大の難所は、ヒュースを玉狛第2に入れる許可を上層部から貰うこと。
交渉材料になりそうだったアフトクラトルの情報は先にヒュースが「提供しない」と言ってしまったし、一体どうやって三雲君は上層部を納得させるのかな~と思いながら読み進めていましたが、
その答えが「アフトクラトルまでの道中をヒュースにガイドさせる」かー、なるほどね。
最終的にはヒュースの加入は認可され、代わりに雨取ちゃんの遠征行きが決定するという結果になりました。

雨取ちゃんを遠征に、っていうのは全く予想してなかったなぁ。考えたこともなかったけど、確かに行方不明者の奪還を目的とするなら、いつもの遠征艇の大きさだと足りなさそうではある。
しかし雨取ちゃんは時折、ハッとするような芯の強さを見せますね。ヒュースの件の時は小南ちゃんに「主体性のないことを」って言われてたのに、

「わたしたちの部隊チームは必ずA級に上がって 部隊チームで遠征に行くと思います」

このシーンでは鉛弾を撃つ時のような落ち着きと意志の強さを感じました。分かってたことだけど、雨取ちゃんの中で三雲君と空閑君はとても大きな存在なんだなぁ。
なおこの雨取ちゃんの宣言は、その後「きみたちがA級になることはできない」と言い放った城戸さんによって早速出鼻を挫かれてしまうわけですが笑

B級からも遠征部隊を選ぶということは、玉狛第2がB級2位以内にランクインすればメンバー全員を遠征に連れて行ってもらえるということ?それとも選抜試験に挑戦する権利を貰えるだけ?そこで落とされると、B級2位とはいえ遠征には行けないのかな?
個人の方の選抜は、空閑君とヒュースは兎も角、残念ながら三雲君は無理だろうから、まずは何としてでもB級2位に上がらないといけませんね。

上層部との面談を無事終えて、三雲・空閑・雨取・ヒュースで会話してるシーンが何か良い雰囲気だ~。これからこの4人と宇佐美ちゃんで玉狛第2として戦っていくんだと思うとワクワクする。

三雲君を「おまえ」呼びしたヒュースに「隊長と呼べ 隊長と」って言う空閑君が大好きです。緑川君の時然り、隊長としての三雲君に誰より大きな感情を抱いているのが空閑君なの、最高じゃん!?

それにしても、ヒュースのボーダー入りという事実はC級隊員や世間一般にバレたら確実にやばそうですよね。てかつい忘れそうになるけど、そもそも玉狛第2という部隊自体がやばい存在なんだよな…1人は近界民、新しく入ったもう1人に至っては市民を拉致した侵攻国の実行犯のメンバー。こんなの三門市民からしたら「裏切者!」って謗られてもおかしくない行為だし、万が一バレたら組織崩壊まであるかもしれないのでは。根付さんの情報操作の手腕に期待するしかないか…

新たなB級部隊の登場

チームで遠征に行くという目標のため、B級2位以上を目指す玉狛第2。
ランク戦は残り3試合。次の相手は、B級3位の生駒隊5位の王子隊です。
どちらも他のチームに負けず劣らずの個性的な部隊ですね。特に隊長のキャラが濃い…笑

~生駒隊~

二宮隊も影浦隊も諸事情によってB級に落とされた元A級なので、B級という枠の中での実質的な1位は生駒隊ということになるかもしれませんね。

隊長の生駒さんは、迅さん曰く「ボーダー随一の旋空弧月の使い手」で、No.6攻撃手という実力者。ちなみに現在判明している攻撃手の順位は、1位太刀川さん、2位風間さん、3位小南ちゃん(かな?)、4位村上君、そして6位が生駒さんらしいので、5位がまだ分からないという状態。やっぱA級の人かな?
生駒さんの個人的な印象は、自然体で面白い人。「ヤバいやろ え?ヤバない?」「マグロのカツの丼やで」「ナスカレー」など、一言一言の爆発力が凄まじいですね笑 しかも謎のカメラ目線。そのキャラで関西弁合わせちゃったらもう最強なんだよな。
素で面白いといったら二宮匡貴も当てはまるかと思いますが、彼と違って生駒さんは関西人だろうからボケとか笑いをきちんと理解してそうだし、何よりちゃんとツッコミ役がいるから場面が映えるね。あ、女の子が好きな者同士で、佐鳥賢と喋ってみてほしい!

射手の水上君は知的かつ冷静沈着そうなので、部隊のブレーン兼生駒さんのストッパー役で相棒みたいな立ち位置なのかな~と、ふわっと思っている。けど何考えてるかイマイチ読めない顔をしているので腹の中はどうだろうな…
将棋が好きなら戦術を練るとか局面を読むのとかは得意そうですかね。ポジションも射手だし、髪型は派手だけど地味顔だし、案外曲者そう。「マリオ かわいいとこあるやん」の顔は絶妙にうざくて良かったと思います。

狙撃手の隠岐君は、グラスホッパーを装備した「機動型狙撃手」。荒船さんの「アクション派狙撃手」と似たような煽り文句が付いてます笑
アンニュイな雰囲気、そして右目の下の黒子……うん、イケメン確定ですね。肌も白そ~。女心の汲み取りも正確だし、これは烏丸君みたいにモテ男設定あるだろうなー。

攻撃手の海君は、テンション高めの元気なお調子者という印象。「2万回見ました!」がとっても好き。
生駒隊は関西出身で固めた部隊かと初見の段階では思ってたんですが、台詞を読み返してみると、もしかして海君だけ関西人じゃない?

オペレーターの真織ちゃんは、生駒隊にぴったりそうな女の子で大変良き!皆から「可愛い」と言われて「うっわ きっも!!」って顔真っ赤にしながら罵倒してる女の子を見て好きにならないわけがないよな~!!
戦闘員4人のオペレートが出来るということは、人より並列処理能力が高かったりするのかな?

~王子隊~

王子隊の第一印象、みんな顔が良い。
隊服も割と好み。手袋してるのがポイント高いですね。

隊長の王子一彰ですが、あの、もう「顔良ッッッ!!!」しか言葉が出てこない……下睫毛まで描かれてるじゃん……顔面が眩しい……奈良坂君と嵐山さんを足して割ったような系統の美形ですね(?)
この美しさで頭も良さそうなのがズルいよな。軽そうに見えてじっくり深く思考する性質で、作戦も事前にきちんと練るし、三雲君と同じタイプである模様。
好きなものにチェスを挙げてるから、戦術眼もあるだろうし咄嗟の機転なんかも効きそう。
で、ここまでは、名前に負けない顔面力を持った利発そうな男の子、という印象だったわけですが……

「フリーにすると一番面倒なのがオッサムだ」「カトリーヌの隊」「クーガーは」

…………ん?ちょっと待て。そのあだ名、何???しかもなんかオリジナルのアイコンも各隊員分用意されてる……あれ?もしかしてこの男、変人か???
時折登場するこのあだ名のせいで王子隊の作戦が全然頭に入ってこないんだけど!!てか何で柿崎さんは普通に「柿崎先輩」なの!?逆に浮いて見えてくるよ!

その一方で、隊員の2人はまともそうなので一安心。

蔵内君は真面目そうな性格で、熱くなりがちな後輩を冷静に諌める落ち着きもある。同い年の隊長を上手くサポートしてくれてそうですね。
ポジションは射手だから、今回のランク戦はどのチームにも射手がいるということになりますね。射手は、技の見た目や戦い方など色々含めて見ていて楽しいので、いろんなタイプの射手が見られるのは嬉しいです。

攻撃手の樫尾君は、15歳だから三雲君と同い年なのか。中身も外見もThe優等生といった感じですね。てか地味に驚いたんだけど、身長172㎝もあるんだね!?もっと小っちゃいように見える…周りが大きいからかな(177㎝と181㎝と165㎝だもんな)

オペレーターの橘高羽矢さんは、名前がなかなか変わってますね。花ゆめの漫画家さんのペンネームとかにありそう笑(多分『学園アリス』の樋口橘さんとか『V・B・ローズ』の日高万里さんとかの影響です。小さい頃から少女漫画は白泉社派)

生駒隊と王子隊の対比、凄くはっきりと描かれていましたね。生駒隊は基本雑談、王子隊はしっかり作戦会議。隊長のキャラが特濃なのは一緒。
しかし、雑談だけで自由に過ごしてる生駒隊がB級3位に君臨しているのか…ある意味凄いな…

おわりに

ROUND6のスタートを前にして、17巻は終了。

空閑君よりも先に近界民がいたことにはびっくりでしたね。後々ちゃんと登場しそう。

唐沢さんは安定の三雲君好き好きアピールを発揮してて何よりです。

新戦法によってROUND5では大量得点をゲットできた玉狛第2ですが、ROUND6はどんな展開になるんだろう?
ヒュースはまだ参加出来ないし、相手は初めて対戦するB級上位部隊。生駒隊は兎も角、王子隊は”できる限りの準備をしている”部隊っぽいので、ROUND6の結果がどうなるのかあまり予想がつきません。
18巻が楽しみですね!

それでは今回はこの辺で。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!

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