生きてる。最悪な心地

目の前に好きな人がいた。

一緒にたわいもない話なんかして、

一緒にご飯なんか食べて、

一緒に寝たりなんかしちゃって。

その情景はね、キラキラでピカピカ 。

宝石箱なんだ。

ふふ。幸せ。


幸せだなあ。えへへへへ。



あれ。あれあれれれ。


目開けたら

真っ暗だったのを思い出しちゃった。

ものが散乱して

お部屋は狭くて。

洗濯物がたくさん干してあって。

気づいたら夜で。

体もズキズキして。

心はズキズキ痛くて。

私って一人ぼっちだった。

私って光が嫌いだった。

私って何もなかった。

ああ。本当は、

不幸だった。


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