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今日の玩具:サウナ_20190214

最近、サウナってかつての「おじさんの帝国」って感じがなくなって、若い人たちも楽しむようになってきましたよね。

僕は近所の銭湯にサウナがあるので、そこにランニングした仕上げでよく行くのですが、ここ1,2年で本当に若い方が増えてすごく混んでいます。

僕がサウナに行くきっかけは5年前だったでしょうか。知り合いの写真家、池田晶紀さんに連れられ、その効能から作法まで一から教えてもらって以降、その気持ち良さはもちろん、心身が「ととのう」ことについて意識的にしてくれたのがサウナでありました。

ちなみに池田晶紀さんは、漫画家であり「サウナ大使」でもあるタナカカツキさんとともに、ちょっとおじさん向きだったサウナを広くPRする活動もしています。

↓池田さんはサウナ発祥の地、フィンランドのサウナの写真集まで出している。

↓タナカカツキさんの『サ道』はサウナをフレッシュな視点で光を当てたバイブルです。

そんなわけで事あるごとにサウナに行くきっかけや言い訳を探す毎日となっていまして。

サウナ好きの人は間違いなく言っていると思うことが、「水風呂に入るためにサウナに入る」ということ。

サウナで汗を大量にかいた後に、冷たい水風呂にドボンと浸かった直後の、水が肌を刺して毛穴から入ってくるような冷たさ。しばらくした後の肌に衣をまとったようなふんわりとした暖かい心地よさ。そして水風呂からあがって水気を拭き取った後にやってくる、延髄から頭にかけて感じられる血流と、毛細血管を血が駆け巡ることで得られる体全体のポカポカ。。

自分と世界の境界がブワーーーーっとふやけてぼやける感覚がたまらなく、眠るとき以外にはなかなか休まらない意識を、人為的に無意識へと誘い整えます。

そんなサウナでととのった人を張子人形にしました。

フィンランド式に、サウナハットをかぶり、ヴィヒタ(白樺の若枝をまとめたもの。これで体をたたくことで血行促進、殺菌、保湿作用を得られる)を片手に、「無」の境地へ至っているようです。

トロトロでもう体のパーツの境すらよくわからない状態であります。


張子制作に使う粘土や和紙や糊やジェッソや絵の具や筆や竹串やなんやかんやを買いたいのでサポートしてください!!