3月25日 長男から手を振られて(2015)
『【03月25日(水)】晴れ。朝7.0℃。
体調:
・寝不足。肌乾燥がさがさ。
家族:
・長男(6歳):布団敷きを長男がやってくれました。
・次男(2歳):まだのどががらがらしていますが、薬が効いてきたようで、次第に改善の見込み。
・妻さん:M先生に写真を渡したところ、自分の写真がない、と言っていたので、K先生M先生長男の3ショット写真を渡すよう印刷しました。
出来事:
・朝の出勤時、クルマから長男に手を振って、長男から手を振られて、というやりとりに日常のあたりまえなしあわせを感じます。
・無理矢理でしたが、定時で帰宅、シャワーを浴びて、普通に食事して、晩酌して、映画を一本見て、22時前に就寝できるのって、すごく幸せだとおもいます。家族と一緒に過ごせたのが、なによりの幸せ。
・長男がDSを欲しがっています。もし与えるとしても、妻さん預りにしておく必要があると考えます。楽しいに決まっているのだから、他にやることを後回しにしてしまうだけのパワーもある。与えておいて、ほかのことをやらない、と責めるのは親にも責任があるとおもうので、良い方法を思案中。』
2021/03/25
当時は、妻が保育園の送迎をしていました。
私と妻は、それぞれのクルマに乗車して、子どもたちは妻のクルマに乗車。
長男は助手席のジュニアシートに座って。
次男は後部座席のチャイルドシートだったとおもいます。
一緒に家を出て、途中までは2台とも同じ道を同じ方向へ。
私が前で、妻が後ろを走ります。
幹線道路の坂をのぼる手前、私のクルマが左側の側道へ進むと…。
後ろの妻のクルマはそのまま直進、坂をのぼっていきます。
そのとき、側道を走る私のクルマの右側を、幹線道路の坂をのぼっていく妻のクルマが見えます。
ほんの数秒間だけ、おたがいの高さが変わりながら並走するんです。
私のクルマはそのままの高さで、妻のクルマは上へ向かっていきます。
そのとき、左側助手席のジュニアシートに座っている長男が、私のクルマより高い位置から私のクルマをのぞきこむようにして手を振ってくれるんですね。
それを私も、運転席の窓から妻のクルマを見上げながら、手を振ります。
私は、幹線道路の下側をくぐっていくので、妻のクルマはすぐに見えなくなります。
毎朝、そのほんの数秒間のなかのさらに一瞬だけ長男と妻が手を振っている姿を見届けてから、それでようやく「仕事」へ向かうんだという気持ちになって「通勤モード」な運転に切り替わっていたような気がします。
長男が小学校にあがるまでの期間は、そんな朝の出勤風景でした。
この年の4月から長男は小学校へ入学しましたから…このやりとりは、けっきょく当時のきょうのあと、残り数日間で終えることになっていたわけか。
それを知っていたからなのか、なんとなく感じていたからなのか、こんな気持ちを書き残していたのかもしれません。
なんだかちょっと、なつかしい。
*
DSを与えようか、どんなふうに使わせようか良い方法を思案中のまま、iPhone、iPad mini、任天堂Switch、ウィンドウズPCと、デバイスはだんだんと増え続け、良い方法を思案中も現在継続中です。
もう、長男(12歳)本人にもちゃんと自覚と責任をもって考えてもらいとおもっています。
今夜は、長男が通う塾からタブレットが支給されました。
そういう時代なんですね。当時の私ならすごく喜んだろうな。
長男は、けっこうクールでした。
もっとありがたみを感じてほしいんだけどな。(^_^;)
(またあした)
#日記 #我が家の日常 #朝の通勤 #保育園送迎 #ランデブー