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10月19日 大転倒(2017)

『昨日**(長男)が帰宅途中に全力疾走して大転倒!
右ひざ小僧と左足すねと、右手甲をすりむき、左手は打撲のようです。
小さい頃は、こういうことたびたびあるよね。アスファルトの地面だから転ぶとダメージが大きいのです。
交通事故でなくて、良かった。』

2020/10/19
なぜに、男の子というのは、
傷跡やケガを勲章のようにおもうのでしょう?

あ、私もそういうところあるけど。

不思議ですね、ケガ自慢。
結果的には、治っているからできることです。
(治らないことや元通りにならないことでは、
 ちょっとね…話し手にも聞き手にも、
 取り扱いの難易度が高すぎると感じています。)

私は、皮ふがよわくて、
ケガをすると跡がのこりやすいほうです。

おまけに麻酔が効きにくいようで、
歯医者だと、痛みを感じなくなるまでに、
麻酔の注射を何回も追加されてしまいます。

私の長男もおなじ体質で。
ちょっと申し訳ない気持ちになりますが…。
(次男は、母親の体質を引き継いでいるようです。)

私の父も当然、似たようなもので。
皮ふの弱さは、私ほどではないけれど、
麻酔については、私の比ではないらしい。
交通事故で骨折、手術のさい麻酔が効かず、
痛みでかなり大暴れしたと、聞いております…。

こういうところで、
やっぱり、遺伝というか、血筋なのかなあと、
おもってしまうのは、すこし不謹慎かもしれないけれど。

とりあえず、そんな、すこし頼りない体質でも、
いまほど、医療や科学がすすんでなかったときでも、
途切れることなく、なんとか続いてきた血筋ということですね。

ご先祖様すごいです。
(さいきんのおまえたちの代が貧弱になっただけでは!?
 て、ご先祖様に叱られてしまいそうですけど。)

私は、両親の子どもで、子どもたちの父で、妻の夫だけど、
私は私だとおもっています。

だけど、私は私だけでは全然成立できない、できるわけない。

きっと、私は中継ぎなんだとおもいます。
(親や先輩やまわりの人たちから、いろんなことを受け取って、
 それを工夫してみたり、あるいは劣化させたりしながらも、
 子どもや後輩へ引き継ごうとするのだとおもいます。)

まだまだ、親や先輩たちから、
とてもとても受け取りきれていない状態だけれど、
引き継ぎ先はうっとおしいと感じるかもしれないけれど…。

とにかく、一度は受け取ってもらって、
あとで捨てられてしまったとしても、
たぶん、完全には無かったことにはできなくて、
どこかにすこしだけ残っていて、それが混ざり合って、
受け取ったものか、自分のものかも分かんなくなるくらいが、
たぶん、ちょうどいい。
私がしてきたように、好きに改変してもいいとおもう。
それでも、何だか分からない「何か」が引き継がれるとおもう。

収拾がつかなくなってしまったので、ここでおしまい。
…あらら、大転倒していたのは、私の記事のほうでした。