見出し画像

8月21日 おいしいバターの日

子どもの頃、私の家にはバターがありませんでした。

じゃあ、何があったかというとマーガリンでした。

親からは、マーガリンのほうが扱いやすかったからだと聞いています。

じっさい、私はマーガリンの味に慣れていたので、はじめてバターをつかったものを食べたときは、あまりの濃厚な味にびっくりしたものでした。

友だちの家で食べた、じゃがバターかサツマイモにバターかのどちらだったとおもいます。

アツアツの食べ物に溶けてしみこんでいく、バターの味の破壊力はすごいですね。

食べ物が主役なのか、バターが主役なのか分からなくなってしまいそうです。

バターをいただくための「よりしろ」みたいになってしまっている食材もあるかもしれません。

たとえば、私の場合はバタートーストかな?

バターをできるだけたっぷりとしみこませて食べたいとおもってしまいますから。

さて、おいしいものほど食べ過ぎには注意しなくてはいけませんね。

バターの一日の適正な摂取量は大人で14g(大さじ1杯)程度なのだそうです。

トースト2枚に塗るバターの量は約5〜10gだそうなので、ほかの料理にもバターが使われていると考えると油断できません。

私はゆっくりと食事ができる休日の朝、まったりした気分でバターたっぷりのバタートーストをいただく時間が大好きです。

頻度としては二週に一度あるかないか、といったところなのでバターの摂りすぎだとかあまり気にしたくないなあ、なんて。

バターはおいしいけど、食べ過ぎちゃダメよ、というシンプルな感覚で付き合っていきたいとおもいます。

(きょうも一日、おつかれさまでした)

おいしいバターの日
お菓子作りの材料や資材を扱う株式会社富澤商店が制定。日本でいちばんバターの取り扱い種類が多い小売店として、おいしいバターをより多くの人に使ってもらうのが目的。日付は1877(明治10)年8月21日に東京の上野公園で開かれた第一回内国勧業博覧会で、バターを作るための「犬力機」が出品され、バターの存在を多くの人が知るきっかけとなったことから。

出典「すぐに役立つ 366日記念日事典[第4版]上巻」(日本記念日協会編者、創元社、2020年)

#日記 #記念日事典 #おいしいバター