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「作る人」になる扉の前にいる人たちへ。

大層なタイトルだと思う。
少し思うことがあってこんなことを書いています。

僕の好きな写真家さんのリンクを貼りました。痺れる写真を撮り、痺れる言葉を世に出し、大事なことをロバートツルッパゲという人造人間に語らせる、痺れる憧れの人です。

そんな痺れる人は、折に触れカメラを志す人や何かを極めたいと目指す人に向けて、時折わかりやすい壁を作ります。遠ざけます。

こうやったらいいよ。こうしたら上手くできるよ。ではなく、そんな情報を欲しがるお前は終わってるよという感覚です。

本題です。

壁に当たれていますか?
壁になってくれる人がいますか?
壁になるような出来事に直面していますか?

様々な手法で、なかなか入れなかった世界にたやすく参入できる世の中です。

デザインの本質がわからなくても
メディアの覚悟がわからなくても
写真として切り取る度胸がなくても
言葉の恐ろしさを知らなくても。
今はその場に立つことができます。

ある種、いい世の中だと思います。
思い立ったその日がクリエイター記念日です。でも、そうやって生まれたクリエイターが待っているのは、とてもあやふやで危うい道が待っています。多くの便利と楽というケモノに追いかけまわされます。

この先、同じ道を目指す人たちがそんな小賢しい悪魔の餌食にならないように、少し前に進んだ人たちは、超えられるはずの壁を作り、挑む人をその壁の中に引き入れ、悪魔の追撃を食い止めます。

その壁はめんどくさく、うざったく、語り好きなやつの戯言に聞こえます。だけど、その壁が、最終的に弱く何ものでもない自分を守ってくれるなんてその時はわからないのです。

何かわからないけど、何かを作りたいと思う皆さんへ。

うざったく、偉そうで、腹立たしい言葉たちに耳を傾けてください。

先人のポジショントークに見えるようなものにも、しっかりと触れてください。

その上で、従うもよし。うるせー、超えてやるわでもいいのです。

触れてください。

その壁たちが、作る人の唯一の防御壁となるはずです。

身近に師匠がいる人はその人に。
そうでない中はネットで探せばいい。
先人へのリスペクトなんてクソ喰らえでいいんです。でも彼らが作る壁に、思う存分ぶち当たって欲しいんです。そう思います。

何が言いたいのかわかんないですけど、作ると決めた、僕も含めた全ての人に幸あれと願い書いています。

サポートお待ちしてます。 そりゃもうお待ちいたしております。