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#68 野菜は小さい方が美味しい?

「野菜は小さい方を選びなさい」と言う本が今人気らしい。

まだ読んではいないのだけれど、どうやら自然農法を推奨している本の様だ。

農薬も肥料も使わず自然に任せると、サイズは小さくても本来の野菜の味がするものが出来るらしい。


いま私が田舎の家の庭でテキトーに作ってる野菜は、市販されている物より小さい物しかできない。

まず農薬は基本的に使っていない。何故なら使い方が良く分からない、つまり知識が無いから。

肥料についても、うちの畑にどんな成分が足りないのかを土壌分析をしていないので良く分からない。

ただ、長い間放置されていた土地なので、酸性度は高いのではないかとの憶測により、気休めに少しだけ苦土石灰をまいている程度だ。(これもいけないのかも?)

そもそも土の中は石だらけなので、それを取り出すことの方が未だに忙しい。

堆肥については、堆肥場を設けてそこへ生ごみや、刈った草を積んでいるが、思ったような量の堆肥は出来ない。だから土に関しては、

のお力をお借りしている。

その結果、できた物は見出しの写真のように小さい。

ニンジンは間引いた物なので特に小さいけれど、それでもスーパーで売っている大きさの三分の一くらいしか大きくならない。

またイモ類などは本当に形がバラバラで、とても他人様に差し上げるような整った物は出来ない。

では味はどうか? 身びいき?親ばか?プラセボ効果?産地直食?などなどのお陰か、自分としては気に入っている。

問題点は、食べたいときに食べられるのではなく、食べられるようになった物しか食べられないという事だ。

だから、時期により偏りが激しい。春はエンドウ豆やニンジンや大根、夏場はキュウリやウリ、秋はイモ類、冬は大根か巻かない白菜の葉等。

そして我が家の冷凍庫には今、ホウレン草やネギを小分けしたパックが、大量に入っている。


とにかく自分で野菜を作るようになってからは、冬以外は野菜を買わなくても済む。取りあえず色々とやってみたいので、あれこれ植えていると、食べきるのに大変なくらいできる。例えば昨秋に植えた分葱は、なんと50束くらいできてしまった。これを家族で食べ切ろうとすると、味は良いけれど、結構きつい。(今度は植え付け量を減らそうと思っている)


私としては、自作する野菜は形やサイズは選べないが、楽しくて美味しい。


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