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#75 ポチるのか?思いとどまるのか?

最近はスマートウォッチなる物を、若者のスマホユーザーなら当たり前のように使っているらしい。

ずいぶん前にapple watchなる物を上司が手に入れて、嬉しそうに私に見せてくれたことがあった。そして腕時計で通話をする、リアル少年ジェッタ―の流星号を呼ぶしぐさ を見て私は若干引いた。

スマホ自体それほど大きくないのだから、その機能を腕時計と連動したところで対して変わらないのではないか?それに上司も私もともに老眼なので、スマホもメガネを外して見たりしているのに、さらに小さい腕時計のモニターの字を読むことが面倒ではないのかと思った。

上司は私より少し年上だが、新しい物に誰よりも早く挑戦するのが生き甲斐の様な人で、ここ数年iPhoneが新しくなるたびに買い替えて、喜んでいるような人だ。

それに比べ私は、使い慣れたものを新しく買い替えたり、今までと違う方式が開発されてもそれを利用するのは、人々に広く行き渡った後からの方が断然多い。(ワクチンの接種もあとの方でよいと思っている。)

その理由は、人の評判を聞いて自分に適しているのかと判断したいし、使い方などを自分からマニュアルをみて習得するより、誰かに教えて貰った方がめんどうが無いと思うからだ。

それと買っても結局有効に使わなかったという無駄な出費をすると、とても後悔してしまう性格だからだ。

ゆえに私は「開拓者魂」が不足しているという事だ。


しかし、還暦を目前にした今頃になって

「やらずに後悔するより やって後悔する方がいい」という言葉をうまく転用した、

「買わずに後悔するより 買って後悔する方がいい」という甘い言葉にプラスして

「いつまで生きられるか分からないぞ!あの世に金は持っていけないのだぞ!」という悪魔のささやきが聞こえるようになって来た。

「加齢は時として冷静さを失う。」

で何が言いたいかというと。今流行っているスマートウォッチで、精巧なGPS機能が付いてその上、心拍数と血中酸素濃度が常時測定できるものがあるのを知ってしまった。値段は私が持ってるiPhone本体よりも高い。

しかし、これなら健康管理と認知症による徘徊や帰る場所が分からなくなった場合に役に立つ。

素晴らしい!ぜひ手に入れなければという衝動に襲われている。

一旦落ち着こう!私




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