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フリー俳句投句会『わたしの初夏』

・私の初夏その知らせは誕生日

・眠れない夜の暗さは日々薄く

・梅雨の晩読めるか競う僕と針

・袖捲り右手に団扇見えぬ汗

・風呂上がり風と対話の扇風機

・庭の花から流れたのエモーション

・川辺からリモート会議雨蛙

・泡弾くクリームソーダは童心

・胸躍る森永ラムネのシェイク

・寒暖の右往左往に衣替え

・行く雲は光を帯びて月満ちる

・道の葉は季節を讃え微笑む陽

・水鳥は幾重にまとい席を立つ

・海黒くアイスコーヒーに流氷

・早朝の呼吸で繋ぐ全世界


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皆様、はじめまして。

この度、kusabue様主催の『 #フリー俳句投句会 』に参加させていただきました!

5月のテーマは「わたしの初夏」。

これから日々のなかに夏の息吹きを意識する爽やかな季節となりましたが、私にとって初夏は誕生日があるなど様々な思い出を予感させる一年で特に好きな季節です。

その思い出の予感というものを、今回の企画で何か表現が出来たら良いなと、この度参加する運びとなりました。

初めての参加なので、俳句について右も左も所作もまだ分からない若輩者ですが…少しでも初夏の輝きを汲み取っていただけたら幸いです。

そして締め切りを一旦迎えたところを、kusabue様の粋な計らいで後追いでの投句となりました。すみません…。

kusabue様、および今回の投句を読んでいただいた皆様に感謝を申し上げます。ありがとうございました!


(次回は締め切りに間に合わせます…汗)

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渡邉綿飴
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