【Day55】文系オタクのエンジニア道～問題演習⑧-2～

安田亙(Wataru Yasuda)アニメ愛と人間力で未来を創造するエンジニア

2024年7月5日 06:30

こんにちは
安田です

なんだか急に暑くなりましたよね
スマートウォッチの気温だと
32℃！！

いや、夏ですやん
この前、雨がー#梅雨がー
って記事をアップしたのが
嘘のように・・・

まだ暑さに慣れていないですが
粛々と#VBAの学習も進めます

大文字、小文字に変える

パターン①　 LCase(文字列)

Sub test1()
    Dim i As Long
    For i = 1 To 3
        Cells(i, 2) = LCase(Cells(i, 1))
    Next i
End Sub

パターン②　StrConv(文字列, vbLowerCase)

Sub test2()
    Dim i As Long
    For i = 1 To 3
        Cells(i, 2) = StrConv(Cells(i, 1), vbLowerCase)
    Next i 
End Sub

文字列のスペースを削除するTrim関数ほか

Trim関数
引数に指定した文字列の両端にあるスペースを削除する

LTrim関数
引数に指定した文字列の左端にあるスペースのみを削除する

RTrim関数
引数に指定した文字列の右端にあるスペースのみを削除する

Replace関数
引数に指定した文字列を置換する

文字列を検索して文字の位置を指定するInStr関数

問
A列に入力されている文字列に「a」の文字がある場合
対象の文字列がB列に表示したい

回答コード

Sub Test3()
    Dim i As Long, j As Long
    j = 1
    For i = 1 To 6
        If InStr(Cells(i, 1), "a") > 0 Then
           Cells(i, 1).Copy Cells(j, 2)
           j = j + 1
        End If
    Next i
End Sub

InStr関数
引数に指定した文字列において
指定した文字列を先頭から検索して
最初に見つかった文字の位置を取得する

A列に「a」がある場合「1」を返す
→A1・A4・A5が該当する

それ以外のセルは「a」がないため「0」が返ってくる

「1」のものをB列に表示する

StrConv関数の使い方

コードから
出力結果を回答する

Sub Test1()
    Dim A As Variant
    A = Trim(Range("A1"))
    A = Mid(A, InStr(A, "c") + 1, 3)
    MsgBox A

End Sub

まず、Trim関数で「abcdefghijk」の両端のスペースを削除し、「abcdefghijk」を変数Aに格納します。

次に、InStr関数で変数Aに格納されている「abcdefghijk」より、「c」の位置「3」を取得します。

そして、Mid関数で変数Aに格納されている「abcdefghijk」より、「3+1」で4番目の位置「d」から3文字「def」を取得します。

https://vba-workbook.com/excel-vba-basic/7012-2

StrConv(文字列, 文字の種類)

文字の種類
「vbWide」
半角の「アルファベット」「記号」「数値」を全角に変換する

「vbNarrow」
全角の「アルファベット」「記号」「数値」を半角に変換する

「vbLowerCase」
文字列にある大文字を小文字に変換する

「vbUpperCase」
文字列にある小文字を大文字に変換する

まとめ

正答率 42％
7問中3問正解

文字の種類は中々に豊富でした

暑くなってきましたので
水分補給をしっかりと！

「VBAマスターに俺はなる」

最後まで読んでいただき
ありがとうございます
安田

マガジンにまとめてありますので
よかったらそちらも御覧ください

#66日ライラン
ライラン　9日目