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めっちゃ軽度なコロナになってた時の話⑤/終

注意:以下をよく読み、途中でムカつくなどしたらそっとUターンしてください。
①軽症で済んで今は完治してる奴の言い分です。
②『私の場合は』の話なので気に入らなくてもスルーしてください。
③関わった医療機関の皆様、本当に感謝してます。
④無駄に長い。
⑤今現在の状況とは異なります。参考にする際は必ず今の状況を確認してください。

④の振り返り:遂にその時がやってきて〜終わりを告げる内線が鳴る〜(嗅覚30%)

本文↓


〜おやつのつもりで〜

持ってきたみかんは計7個くらいだが、あまりの弁当量の多さに結局減らず5個くらい持って帰ることになった。邪魔。
そういえばひとつ書き漏らしがあったのを思い出した。
洗濯だ。

ホテル滞在中はランドリーなしで洗濯を個人でしなければならなかったので、洗濯用洗剤も持っていった。
私はめんどくさがりなので滞在中には1回しか洗濯しなかったが、長くなればなるだけ回数も増えることなので本当に長くいないでよかった。
多分4日目くらいに運動がてらやった気がする。
風呂にちょっと湯を溜めて服を放り込む。服に湯が染みたら持ってきた液体洗剤をかけて足で踏む。めっちゃ昭和の田舎感。
帰ったら結局もう一回洗うことにはなるのでガッサガッサと洗って濯ぎ。
ハンガーは備え付けのものが何本かあったのでありがたく使わせてもらい、一応持ってきた洗濯バサミも使った。
部屋が一気に潤ったので乾燥対策としては十分だ。


〜家族に〜

ホテルを明日出ることを伝えた。
家族サイドはその日にPCR検査を提出したようでなんとまだ濃厚接触での陰性陽性が出てなかった。
濃厚接触となった家族は私が陽性と分かった後、家に篭りっぱなしで自治体から郵送されるPCR検査キットを待っていたがなかなか来ない。
やっと来たと思っても唾液をとってそのまま送り返せるわけではなく、提出する機関があるらしい。そこに一旦連絡し、提出する日時を予約するというかなり面倒な感じになっていた。
まぁ確かに陰性陽性が出ていないからってのもわかるけどなんかこう、合理的な感じはなかった。
結局家族の陰性陽性が分かったのは私が家に帰ってきて2、3日経ってからだったと思う。


〜帰りは〜

軽いだろうと思ってたスーツケースはそれほど変わらず、帰宅の朝。
返却するシーツ類を全部ひっぺがしタオルと山にしてゴミをまとめる。
退館時間は絶対厳守で10時頃だが、事務局が最後に電話をかけてきて部屋を出ろと言われるので掃除も昨日あらかた終わらせてしまえば割と時間がある。
シーツ類やゴミをロビーに出しに行ったついでに最後の朝ごはん。
最後までパンと乳製品は出ず……。

そして10時過ぎ頃、内線でシャバに出てもいいという許可が降りた

短いとはいえ6日間お世話になった部屋だ、お世話になりましたーと言って出た。
やはり退館は調整されてるのか、それとも退館する人数が少なかったのか、誰ともすれ違わずにロビーまで来た。
励ましの声、ペッパーくんが電源を抜かれて俯きで停止してたのが超怖かった。
我々がいない時は流石に電源を入れられてないらしい。

エントランスまで来るとここでやっと事務局の人と会える。
療養して退館しますの署名と、今後の過ごし方の書類をもらった。
「お気をつけて」と言葉をかけられながら品川駅に向かう。
空は快晴。

シャバに出たぞーーーーーーーーーーー!!!!!!

胸の中で叫びながらウッキウキで電車に乗った。
行きも帰りもご機嫌だ。
帰りの道中はもちろんパン屋でパンを好きなだけ買って帰る。


〜門番〜

のように、家のドアを開けたら前に父がいた。
最後の一踏ん張りらしい。

荷物を全部ひっくり返しスーツケース、使った小物類、
全部消毒・消毒・消毒ーーー。
本に直接アルコールかけるのはマジでやめてくれ……。

そしてようやっと、至福のひととき。

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最高。
嗅覚30%しかないけど、
パンは最高。


(その後すぐ血液検査した際に、いつも高めな内蔵脂肪率・コレステロール値が正常値内に収まってた。小麦…乳製品…泣)

〜まとめ〜

長ったらしく書いたけど、コロナ罹るかに関しては本当に運。
その中で重症化するしないも運。マジで運。
そうじゃなければなんであんな手洗いして遊びもしなかったのに罹る?って謎すぎる。飲みにいってても罹らない奴もいるしね!

幸い嗅覚はその月のうちに大体治って、1ヶ月立つ頃には多分全快してた。
嗅覚は見えないのが本当に厄介。
軽症の軽症で済んでるから今回はルンルンしてたけど、隣人さんの咳とかレンジ待ちで明らかに具合悪そうな人とか、それなりに苦しんでる人もいる。

コロナの怖さの片鱗というか、テレビでは見えないところまで1歩踏み込んだ感じは分かった。日常生活の中に隔離なんてないもん。
コロナの熱が出る辛さは多分ワクチン打った時になると思うから、今は戦々恐々としてる。ワクチン打つ前にもう一回罹る可能性もまだあるしね。
両親祖父母2回目は終わってるから妹と私だけなんとか罹らないようにしたい。

それはそれとして、小旅行は非日常で本当に楽しかった。


終わり
(写真:隔離4日目、ホテル療養2日目の夜:レンジでチンしすぎて焦がしたローストビーフ)

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