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【2.5】母性天使マザカルカノン

これの補足記事というか真面目な方の記事

【母性天使マザカルカノン】

まず、そもそも母性天使マザカルカノンは、作者である1億年惑星先生がエロ漫画雑誌「COMIC HOTMILK (コミックホットミルク)」に2017年12月号から連載されている全年齢漫画というよく分からない立ち位置の漫画です。全年齢なので乳首とかアソコは出ません(安心だね)月刊で1話辺り4~5Pなのでページ数的に単行本になるまでに3年かかかります。ジャンルは魔法少女+ギャグといった形で、雰囲気は「せいぜいがんばれ!魔法少女くるみ」とかに近いかも。

これもオススメ

どういう漫画かというと、作者の1億年惑星先生が普段Twitterやpixivで投稿している漫画の雰囲気、言うなら一億節をそのまま持ってきたようなハイテンションで勢いがある漫画で、ハマる人にはハマる。

僕が最も面白い漫画家だと思ってる一人です。

【母性天使マザカルカノン】

本名:城ヶ崎花音 年齢:8→30 (CV:照井春佳)
この漫画の主人公。母性変身(マザカルチェンジ)によって癒しの天使マザカルカノンに変身する。変身すると感覚能力が3倍になる。魔法は使えない。
明るい小学生で、家がお金持ち。お悩みオーラを感知し困った人(主におじさん)を助ける為に奮闘する。元ネタは櫻井桃華+魔法少女

(出典:母性天使マザカルカノンカノン①より)

魔法は使えないし、JC魔法少女がおじさんとわちゃわちゃするだけの漫画と思いきや、負の感情が爆発したおじさんが「魔人」に変身してしまう設定があります。「母性天使は何?」とか「魔人って何?」とかこの辺りの設定は作者が数年忘れるぐらい出てこないので気にしなくていいです。まぁ詳しい設定とかは2巻に全部載ってます。買ってください。

あと、感覚能力が上がるからか、くすぐりや指舐めなど、快楽に非常に敏感で弱い描写が多いです。1巻の序盤はまだ抑えられていましたが、途中から(普段作者が描いているエロ漫画みたいに)普通にエッチな描き方になります。流石エロ漫画雑誌連載。でも全年齢だから大丈夫。

【作者の分身ぷむぷむぽりん先生】

1巻11話からトム・ヒドルストン似のおじさん漫画家(CV:平川大輔)が出てきます。元ネタはマーベルのロキ。

身長:188cm 年齢:39歳 体重:49kg 誕生日:2/9
血液型:B 利き手:左手 趣味:死んだふり

(出典:母性天使マザカルカノン①より)

1巻時点では「漫画家の彼」と最初は名前もなかったですが、その後頻繁に登場しレギュラーキャラとなっています。2巻31話で、「ぷむぷむぽりん」というPNが与えられました。彼はエロ漫画家で魔法少女の触手陵辱モノに定評がある、プロフィールが設定される等細かい設定が与えられています。

彼が作中で語る話はかなりリアリティがあり、絵描きやSNSの話では作者の実体験に基づいてる話も多いです。例えば2巻37話はホットミルクに連載された当時1巻が発売された時のお話で、話数毎に作画が全然違うという自虐漫画を描いています(実際結構違う)。作者は同人誌やファンサイトで二次創作のエロ漫画を書いており、彼の部屋の背景ポスターやペンタブに双◯杏をしょっちゅう描いていることからも、もはや作者の分身とすら呼べる存在です。

そんな彼が初登場する11話は作者がTwitterに投稿しているので載せておきます。

Twitterに投稿されたこの漫画は、1億年惑星先生自身が「アベンジャーズ/エンドゲーム」のネタバレをTwitterでされた結果、気が狂ってしまった実体験に基づく内容です。これをぷむぷむぽりん先生が代弁しています。

【掲載雑誌の擬人化コミックホットミルクちゃん】

1巻23話に掲載雑誌である「COMIC HOTMILK (コミックホットミルク)」のお悩みを解決する際に擬人化された存在(CV:森下来奈) 元ネタは鷹富士茄子。

エロ漫画雑誌の擬人化なので爆乳で糸目の歩くドスケベと呼べる存在。マザカルカノンのエッチな描写の7割はこの人が原因。

【モブおじさんたち】

お悩みオーラを抱える顔の濃いおじさん達。各話毎に色んな悩みを抱えており、マザカルカノンがおじさん達のお悩みを解決していく。顔は作者の好きな洋画俳優が元ネタ。トム・ホランドとか。ぷむぷむぽりん先生も最初はこの中の一人だった。

【じいや】

城ヶ崎家の執事(CV:櫻井孝宏)
物静かでダンディなおじいさん。

3巻で裏切ります。

【加藤さん】

2巻43話から登場する花音ちゃんの同級生。本名は加藤純。元ネタは恐らくネット配信者の加藤純一さんから。ぷむぷむぽりん先生の姪。

【ーーちゃん】

1巻27話から登場している名前が呼ばれない女の子。一話限りかと思いきや結構登場する。お悩みを解決してもらってからカノンちゃんを「師匠」と呼ぶ。顔の濃いおじさんばかり出るこの漫画で貴重な女の子。髪型は三つ編みのツインテールで可愛い。作中で一番の常識人だがこの作品のキャラが強すぎるせいで流されやすい。

【マザカルカノンの小ネタ達】

母性天使マザカルカノンはやりたい放題している漫画で、出版社爆破したり洋画俳優似のおじさんを多数出したりしています。そんな母性天使マザカルカノンをもっと楽しめる小ネタを紹介します。

・作者の担当(推し)であるデ◯マスの双◯杏似のキャラが背景にしょっちゅう描かれています。良かったら探してみてください。

壁のポスターに注目
あと左上のタイトルフォントもエヴァだし
(出典:マザカルカノン①より)

・各巻のカバー裏におまけ漫画が描いてるので購入してチェックしてみてね。

電子版はカバー裏漫画はあるのかな?

・カノンちゃんのLINEスタンプが販売してます。

かわいい

何故「帰ってきた!」なのかというと1つ目に出したLINEスタンプはLINE側から販売中止になったので「帰ってきた!」です。
一つ目のスタンプは呪術廻戦のスタンプを抜いてランキング1位になった。

持ってる人は結構なファン


【母性天使という救世主】

ここからはこの記事の筆者がichi先生に対するキモい感想とか考察を垂れ流す場です。読むな!!!!!!!!はっ倒すぞ!!!!!!読むならマザカルカノン読んでから読め!!!!!やっぱ読むな!!!!!!!!!!!!!!!!!!

(出典:ジョジョの奇妙な冒険4部 コミック45巻より)







(出典:ジョジョの奇妙な冒険4部 コミック45巻より)

よし、これで「感想を言いたいけど、このキモい感情を人に知られたくない。」という板挟み状態になったことで僕のスタンドであるキラークイーン『第3の爆弾』BITE THE DUST(負けて死ね)が発動したので皆さんは爆破されました。これで安心して熟睡できる。




さて、母性天使マザカルカノンはどのような構造から生まれたのでしょうか。
1億年惑星先生は母性天使マザカルカノンカノンを連載する以前はWEB漫画サイトの新都社で「はるこ少女期」を連載、その後はTwitterにデ◯マスのクソ漫画(褒め言葉)を投稿したり、同人誌を作っていました。はるこ少女期の説明に関してはこの記事が凄く良いので読んでみて下さい。

そんな中、母性天使マザカルカノンを連載開始から1ヶ月経った頃から1億年惑星先生はこういう漫画を投稿しています。

のび太に扮するichiちゃまが漫画を描くときにドラえもんに頼るという内容です。「あーあ、ドラえもんみたいな救世主が現れないかなー」みたいな作者の怠惰な願望が描かれています。しかし、漫画が描けないのは自分自身の問題であるとも理解している。僕もイラスト描くとき気が狂いそうになるので共感しかない。

母性天使マザカルカノンは魔法少女がお悩みをお助けするという漫画ですが、その根本はドラえもんが突然机の中から出てきたらなーという小学生の頃の妄想がスタートなんじゃないかなーって思ってます。

実際に1話の花音ちゃんは窓からガラッと勝手に入ってきて勝手に変身したけど何も道具や魔法は使えない。ドラえもんは来たけど何もできない。妄想と現実の狭間を良く表していると言えます。

しかし、マザカルカノンという母性天使の与える温もりは最強です。少女が頑張って失敗する様を見てるだけでいい。つまり居てくれるだけでいい。僕達おじさんは花音ちゃんが居てくれるだけでいいのです。

少女の温かみを描くichi先生の漫画が僕は好きです(ちゅぱ❤️❤️


あとこれは自慢なんですが、1巻が発売したときTwitterキャンペーンでマザカルカノンキャップのプレゼント企画があったのですが、それに当選して持ってます。
これを被ってichi先生に挨拶するのが夢です。なのでichi先生コミケ出ましょう。僕も出るので。3巻出るまであと3年かー3年後とかもうジジイじゃん。やばー。

家宝です



いかがでしたか(クソ記事構文)
と言ってもさっき爆破されちゃってるから読者減っちゃったかも


ごめんぴょ






おわり






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