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COMMODO - Procession

こんにちは、こんばんは、おはようございます。
OO2ORA(オオゾラ)と申します!

今回はCOMMODO 「Procession」を紹介していきます!よろしくお願いします!

UKはシェフィールド出身のダブステップアーティストCommodoが2020年にMala主宰の「DEEP MEDI MUSIK」からリリースした作品。陰鬱さとエキゾチック性を音の上に落とし込みながらも憂鬱を引き起こすのではなく、むしろ身体を音に預けせてしまう暗くも不思議なグルーヴを生み出しているダブステップトラックになっています!

それでは各曲のレビューを始めていきます!

1曲目「Lobby Theme」

バブル音や軽妙なシンセ、しかしながらもどこか暗く力強さを秘めた雰囲気に包まれたトラックがテンポアップしていき鼓膜に浸透していくダブステップトラックへと変化を遂げていきます。一言で「呪術的」と片付けてしまうのは惜しいくらいにエキゾチカな要素も盛り込まれた陰鬱ながらも多面的なトラック…!音の蟻地獄感。ハマります。ちなみにタイトルの直訳は「圧力団体の主題歌」。秘めた力強さの表現はこのタイトルが由来しているのかも…??

2曲目「Eldritch」

少ない音数で表現されたメランコリック性が聴き手の創造性を膨張させる怪しさ満開の不可思議トラック。それもそのはず。このトラックのタイトルである「Eldritch」は「この世の物とは思われない, 不可思議な, 気味の悪い」を意味する形容詞であり、それを体現するかのようにトラック自体がダブステップという形式から逸脱した不可思議な出来になっております。不可思議ながらもクセになってしまう…「クセがすごい」はこのトラックのためにある言葉だと言えるでしょう。(ソンナコトナイヨ

3曲目「Procession」

宗教的な祝祭感が溢れ出るトラック。祝祭ながらもヘヴィーなベースで聴き手を仕留めにかかっくるので要注意です。「喜び」ではなく「恐怖」などのむしろ負の感情を祀りあげた祝祭感がたまらなく怪しくて最高です。カニバリズム的な祝祭?そんな情景が思い浮かぶトラックです!


といった感じで今回はCOMMODO 「Procession」をレコメンドしていきました!最後の曲のレコメンドにも記入しましたがいわゆる祝祭、しかも負の感情を祀りあげる祝祭感が1枚を通して表現されていてたまらないです。ダブステップが本来持ち合わせている「ダークさ」をここまでかっこいい音像として表現してしまうのは流石かと。

本作はデジタル配信も行われていますので気になった方は是非下記のbandcampから購入の方お願いします!

レコード派の方も国内でまだ購入可能な店舗をまとめましたのでそちらの方もチェックお願いします!

それではまた次回!

Twitter:@Wassssup_mymen
soundcloud:https://soundcloud.com/a-b-0325

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