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Phossa - Touch


こんにちは、こんばんは、おはようございます。
OO2ORA(オオゾラ)と申します!

今回はPhossa 「Touch」を紹介していきます!よろしくお願いします!

Glume&Phossaなどでも活躍するUKのダブステッププロデューサーPhossaがディストリビューター業も兼ねるインスト・グライムのUKレーベル"White Peach"から2020年にリリースした作品。全体的にメロウ、ドリーミーなグライムインスト、ダブステップトラックであり、独特の浮遊感をフロアにもたらすDJ即戦力なトラックが収録されています。

それでは各曲のレビューを始めていきます!

1曲目「Touch」

静かな浮遊感を漂わせながら不思議な魅力を発揮しているインストグライムトラック。高音ヴォイスのサンプリングが低音をメインとするこのジャンルのトラックにしっかりとハマっていてクールです。ドリーミーな雰囲気を醸し出しながらもしっかりと響く低音もクールです。清涼飲料水を飲み干しながらそれに溺れていくような感覚…クールです。

2曲目「Lotus」

悪夢からの目覚めのような序盤の展開から高音が特徴的な展開になっていくグライム〜ダブステップトラック。曲全体を通して特徴的になっている高音が色々な音と絡み合っていき独創的な世界を作り上げていきます。浮遊感と一言で片付けるには尚早な美しくも儚さを帯びたトラックです。

3曲目「Untitled」

ドリーミーさ全開のトラック。耳心地があまりにも良すぎて睡眠導入のための音楽としても機能していきます。ポケモンの赤・緑でシオンタウンに訪れた際になっていた陰鬱なビートをタイトな低音処理で陰鬱さを軽減し、明るめに仕上げた様な不思議ちゃんさがあるトラックです。

4曲目「Static」

こちらもドリーミーな入りながらもしっかりと芯の強いダブステップを転調のタイミングで響かせるダブステップトラック。前までの曲が心地のいい睡眠による夢ならばこちらは一気に悪夢へと突き落としていくかのようなトラック展開がなされています。「Static」つまり「静的な」を表すには少し絶望色が強めなトラックで最高です。


といった感じで今回はPhossa 「Touch」をレコメンドしていきました!悪夢から良い夢まで幅広い夢見心地を提供してくれているようなトラックが詰め込まれており不眠症になりそうです。Glume&Phossaのデュオとして見せつけていたオリエンタルさがソロではドリーミーさとして昇華されていくのが素晴らしいに尽きます。

今作はデジタル配信、ヴァイナルリリースともに行われています。リリース元のレーベルがディストリビューター業も兼ねているのでレーベルサイトから直接購入も可能です。気になった方は是非購入してみてください。

国内ではGrind Recordsさんに在庫があるっぽいです!


それではまた次回!

Twitter:@Wassssup_mymen
soundcloud:https://soundcloud.com/a-b-0325



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