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イギリスで、日本人男子は戦えるのか?シーズン02

イギリスでの恋愛経験を赤裸々に紹介するシリーズの第2弾。
正直のところ、今回の件で、恋愛する気力をかなり失いました。。
まあとにかく、今回はスーパーリッチな女の子との話です。

[僕のスペック]
国籍:日本
経済力:おすし2皿ならおごれるレベル
顔面:全国偏差値50ぐらい、たぶん。
身長: 167cm
性格:おおらかだが、コミュニケーション能力に欠ける。内向的。
デート:一緒にいて落ち着くけど、あまり盛り上がらない。眠くなるらしい

ある日

ある日。中国出身の女の子とお寿司を食べに行くことになりました。
と言っても、イギリスの高校を卒業していて英語がペラペラでイギリスのカルチャーにかなり影響を受けている中国の女の子。

待ち合わせ場所のスシレストランで待っていると、その子は「タクシー」で来ました。右手には高級そうな紙袋2つ。
中身は友達の誕生日プレゼントの化粧品。
おそらく値段合計で1万円ぐらいでしょう。

一方の僕は、友達の誕生日に500円の洗顔をプレゼントするレベルの資金力。
単純計算、およそ20倍の経済格差がある。ということです。

まあ、つまり、その子は中国のかなりのお金持ちお嬢さんっていうことです。
そのほかにも、例えば移動はいつもタクシー、ほぼ毎日外食。自分でご飯を作ったことがないらしい…
そして、今回食べたお寿司は1人合計2000円(たったの7貫)だったのですが、そのレシートを見て、「安っ」って言った。

正直のところ、
「このこと遊んだら、いつか僕、破産するな」って思いましたが、


性格がすごく明るかったり、
その子は
・旅好き
・アクティブなアウトドア好き
・写真好き
・同じジムに通ってる
など、いろいろ共通点があり、
楽しそう。

ちなみに外見は、「渡辺直美 - 57kg」
って感じです。(これは褒め言葉)
話し方も、渡辺直美さんに似てる。

10日後

2回目のデート。

僕はしっかりデートのために準備。

ただなぜか
途中でシンガポールの男の子が合流。

3人で、
Knaresborough という観光地に行き、3人で写真を撮りまくりました。

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さらに、日本人の観光客2人がそこに合流。
(その女の子が、「写真撮りますか?」と声をかけて、仲良くなったのです)

そして1人の台湾人が、私たちに声をかけてきて、合流。

合計6人のデートになりました。(もはやデートではない)
6人で昼ごはんを食べたり、アフタヌーンティーを飲んだり…

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6人デートの途中で、
その子はアセクシャルということがわかりました。
(アセクシャルとは、他者に対して恒常的に恋愛感情や性的欲求を抱かないこと。)

つまり、これまでの人生で、誰にも恋愛感情を抱いたことがないということです。




ただ、
これを聞いた時、特にショックという感情はありませんでした。

まあ、僕自身、そこまで男子っぽくなく、
家では2人の姉妹と育ってきたので、思考回路は女子の場合も。
そういう意味では私も中性的(gender-neutral)なのかもしれません。
(ただ、男子を恋愛対象と見ることはできませんが。。)

なので、「その子とデートに行く」というよりもむしろ「ガールズトークしに行く」みたいな感じで、気楽にノープレッシャーで過ごせばいいんだと思いました
「恋愛対象」と考える心配がないので、そこまで気を使わなくて良い。
男らしくかっこつけなくていいし、弱い部分も見せて大丈夫だと考えると、かなり気が楽に。

これまで、
周りのピアプレッシャーや、他人との比較で、
「ヤバい、恋愛しないと」と焦りすぎて、空回りしていたのかもしれません。
気楽に過ごせるんだったら、恋人だろうが友人だろうが別に関係ないっていうことですね。

まあとにかく。
その子とは気の合う「友達」として、仲良く付き合っていきたいと思います。

というわけで。
今回は、
お金持ちの生活やLGBT+について深く考えさせられる経験となったのでした。

めでたしめでたし。

(PS. この6人デートで、「お金持ちの暮らし」に驚かされました。たぶん1日で食事だけで1万円は使っていたでしょう。訪れるのは高級なお店ばかり。僕は水を飲みまくったり、夕食をスキップしたりしてなんとか出費を抑えました)




シーズン01はこちら↓



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