#003 メンバー対談録<第1弾>「附属連携とは?」「高大連携ってどういうもの?」
皆さん、こんにちは!
今回から3回にわたって、前期から引き続き活動しているメンバーと、さまざまなテーマに沿って紹介したいと思います。その名も "メンバー対談録"!
毎回対談に登場するメンバーは3〜4人ずつ。色んなメンバーが入れ替わりで対談するので、さまざまな視点から、メンバーの思いをお伝えできればと思います!
0. 登壇メンバー紹介
モデレーターを中心に、今回は3人のパネリストに登壇してもらいました!
モデレーター ゆーと(学院):
WASSの広報全般を担当している学院3年生。コロナ禍でもグローバルに活躍している。なお、対談シリーズ全てのモデレーターを担当しています。
kmn (学院):
見た目がとてもクールな学院3年生だが、中学部出身なので学院6年目という学院ネイティブ。WASS以外にも、部活×1・プロジェクト×2に積極的に参加していることから、理想の内部生と言えるだろう。
さき (本庄):
彼女の座右の銘は「挑戦したものにしか見えない景色がある」。何か一つにとらわれるのではなく、部活や課外活動など、興味を持ったものにさまざま挑戦している。
りの (本庄):
軽音・グリー・ワンゲルの3つを兼部している、とても明るくて元気な本庄2年生。「多くの学院生に課外活動に参加してもらえること」を目標にしている努力家だ。
1. 附属連携とは?
モデレーター:
4月から一緒に活動してきて、附属連携はどんなイメージを持ってる?
kmn (学院):
活動の幅を広げられる場所って感じかな。学校交流をする相手が同じ附属校っていうのは、企画側もハードルが下がるし、参加者側にとってもハードルが下がる。そこがやっぱり附属校の特権というか、強みっていうか、そんな感じかな。
モデレーター:
両校の共通点や同じ条件っていうところもあると思う!りのはどう?
りの (本庄):
本庄生と学院生は、結局は大学で合流するから、それよりも前にお互いのことを知って、興味本位で環境の違いを知ることも楽しいと思う。OB/OGの大学生を呼んで大規模にやってみたり、そこを通して活動の幅も広がるし、そういうところが附属連携の強みなんじゃないかって思う。
モデレーター:
広く深くやるからこそ、活動の余裕もできたりするよね。
2. WASSの魅力ってなに?
モデレーター:
附属連携からもう少し限定してみて、WASSに着目してみたいんだけど。これまでの活動を通して、WASSはどういうところに魅力があると思う?
さき (本庄):
生徒が主体でやっているところかな。発足の時から生徒が主体でやってて、運営も生徒主体で。もっとも、両校の生徒が一緒に1つのチームで作っているところが、WASSの魅力なのかなって思う。やっぱり学校側が企画するものって、固くなるって言うか、生徒の意見が十分に反映できなかったりするし。生徒が主体でやることで、生徒自身がやりたいことをやってるから、自然とそういう人も集まってくるし、そういうのがWASSの魅力かな。
モデレーター:
本庄側にとっては大きな影響力を与えることができたんだよね。学院側だとさ、プロジェクト制度とかのおかげで、生徒の自主的な活動ってかなりあると思うけれど、、、
kmn (学院):
でも一つ言えるのは、学院でも大学生を絡めたイベントとかは、生徒主体だとWASS以外に絶対ないよね。
モデレーター:
そうねそうね、確かに。
kmn (学院):
なんだろう、活動のジャンルっていうかさ、そういうのって学院側のWASSの特徴だと思うな、生徒主体っていうこと踏まえれば。学院生や本庄生だけじゃなくて、両校のOB/OGもうまく絡めてるっていうのは特徴的かな。
りの (本庄):
学院のプロジェクトの話とか聞いてると、環プロだったら環境をもっとよくするための活動をしてるけど、WASSって企画や運営などさまざまをしているから、特定の分野に集まらず柔軟に活動できてるよね。あとは、イベントなどの参加者がいることで成り立ってるっていうところも、他のプロジェクトとの違いだと思ってて。WASSメンバーにも参加者側にもメリットがあるし、結構Win-Winな関係があるのがいいんじゃないかなって思う。
モデレーター:
メンバーだけがメインで動いてるわけじゃなくて、メンバー以外の学院生も絡めてるって言うのは確かにWASSの魅力としてはひとつあるかも!
さき (本庄):
私が去年、参加者募集の掲示を見た時に「へえ〜学院と交流やるんだ」みたいな感じだった。だけど、なんで交流やるのか、魅力とかが正直よくわかんなかったの。今年からWASSの運営に入ってみて感じたのは、学校の外に仲間ができるってすごく良いことだなって。今までは本庄内の課外活動参加者としか繋がれなかったし。WASSを通して、色んな活動をする色んな学院生と関われるようになったし。
モデレーター:
おー!それは嬉しい!
さき (本庄):
あと附属校ってあんまりないじゃん。学院って違う学校ではあるけど、同じ環境なはずなのに「こういう所って違うんだ」みたいな比較とかも出来て、自分の中でも落ち着ける場所がもう一つ増えたみたいな感じかな。
モデレーター:
そうだよね〜。去年もコロナ禍っていう事情を考えたら、やっぱ外の学校と交流するっていう機会が少なくなっちゃった。海外の提携校もそうだし、国内もね。そんな中でも、附属校っていうのはある種の最強パートナーみたいな感じだと思うんだけど、、、
一同:
確かにねー笑
モデレーター:
学院にとって、本庄以上の最強の相手とか、多分いないと思うんだよね。だからそういった意味で学校交流ができてるっていうのは大きな意義に繋がっているんじゃないかな、って確かに感じるかな。
3. 高大連携の特徴って?附属生の強みは?
モデレーター:
高大連携っていうところなんだけど、どういう強みや特徴があるかな。附属生としてでもいいし、WASSメンバーとしてでもいいし。
kmn (学院):
WASSの魅力と話してて思ったのが、高大連携っていうこと自体がWASSの魅力なんじゃないかなって。早稲田大学なんて両学院の共通の話題なわけじゃん。学院生も本庄生も早稲田大学に進学するわけで、さらに自分自身が将来的に関わることだし。高大連携の特徴や強みっていうのは、例えば、各学院が単体で大学と連携するよりも、2校一緒に大学と連携するってなったら、なんか物理的に強いじゃん。
さき (本庄):
一人っ子よりもなんか兄弟いた方がいいよね、みたいな感じ?
kmn (学院):
あ、そうそうそう!そう考えると、WASSの魅力っぽくなっちゃうけど、それこそが強みなのかなって思う。
りの (本庄):
あと、私たちが自分たちで大学生の先輩に声かけてイベントをやることで、学校公式の学部説明会とは違って、生の声を聞けるのがすごくいいなって思ってて。ゆるい感じで教えてくれるのが、自分でも理解しやすいし、新しい発見とかも色々あって、そういうところが楽しいなって。あとはメンバー自身がこうはいナビ*とかのイベントに参加することで、先輩たちはこういう風にイベントを進めるんだとか、そういう風な学びとかもあるかな。
*こうはいナビ:新入生の大学生活をサポートする早稲田大学の公式プロジェクト
モデレーター:
確かにね〜。大学生に学ぶってのは一番いいと思うし。冒頭に戻るけど、説明会ってなると フォーマルな感じがあるけれど、WASSでやってみるとかなりフランクっていうかカジュアルでより接しやすい雰囲気なところは、WASSにおける高大連携の特徴なのかな。
逆に、例えば高大連携でこういうことできるんじゃないのとか。高大連携っていう繋がりを使って、もうちょっとこういうことできるんじゃないかな、みたいな意見とかあったりする?
さき (本庄):
なんかこの間ね、数学の先生が話してくれたことで。数学の先生の教え子である大学生の先輩が、自主的にいろんな学部の友達に話を聞いて、学部の実際の様子を集めた冊子を作って、自主的に先生に送ってきたんだって。だけども、学校公認のものじゃないから、先生の持っている授業の生徒にちょっと紹介しただけにとどまってて。WASSとか使えばもうちょっとなんか広く情報が流せるんじゃないかなと思ったんだよね。
モデレーター:
確かに、それはなんだかもったいないなー。
さき (本庄):
そこから言えるのが、今の高大連携って「附属生のための高大連携」じゃん。だけど「大学生のための高大連携」みたいなこともできるのかなって思って。大学生になっても、自分の出身校ってホームみたいな場所じゃん。だからこそ後輩たちに伝えたいこととかもたくさんあると思うんだよね。だから大学生を主体とする高大連携のイベントがあってもいいのかなって思ったかな。
モデレーター:
視点を大学生に置いてみるっていうのは、確かに大切なことだね。その発想は絶対出てこなかったと思う。
kmn (学院):
今の話を聞いてて、附属校が一緒にやって附属連携で、高大連携は大学も一緒にやることに意味があると思うから、例えば、今はコロナとかあるけれど、附属生同士と大学生で一緒に何かを企画するっていうのも面白いかもしれない。大学生をチームに入れて、最後まで一緒に大学生とやる、っていうのがあっても結構面白いかな。
さき (本庄):
すごい、学びにもなりそうだしね。
kmn (学院):
うんうん。それこそ大学に先輩がいるわけだから。その関係があって、高大連携っていうのもさらに強くなっていくんだと思うから。内輪ってことにもなっちゃうけれど、そこの強みも活かしたら、そんなハードル高くなかったりするんじゃないかな。
登壇してくれたメンバー3人、ありがとうございました!
4. 次回予告!
いかがでしたでしょうか?対談録を通して、少しでもWASSの活動への想いをお伝えできればと思います!
次回は第2弾!「WASSイベントについて」と「オンラインイベントについて」これまでの活動を振り返りつつ、対談していきたいと思います!公開は9月30日(木)です!お楽しみに!
それでは!
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附属連携プロジェクト(WASS)
早稲田大学の附属校である早稲田大学高等学院(東京都練馬区)と早稲田大学本庄高等学院(埼玉県本庄市)の附属連携を軸として活動している団体です。早大学院ではプロジェクト団体として、早大本庄では一団体として、公認を得て活動しています。附属連携だけではなく、大学の関連部署や団体などとともに高大連携活動も活発に行なっています。
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