対戦一巡目を終えて

はい、開幕から対戦が一周しました。
昨日まで14試合5勝8敗1分、勝率0.385。
現在の順位は最下位です。

打線の要である浅村と島内が、そろって極端な不調スタートになったことが痛かったですね。
また集計値をレビューすれば、先発陣のQS率の低さ(35.7%)、被打率の高さ(.298)が6球団のなかでも突出しています。
他チームとくらべて見れば、大きな違いはこれだけです。が、これらが大きな分岐点として作用しました。
試合の主導権をつかめずに対戦チームのペースで戦う試合運び、つまりは流れの悪い試合が続くもどかしい対戦一巡目となりました。

「いったいキャンプで何をしてきたんだ」「首脳陣に改善策はあるのか」「ベテランは自覚があるのか、若い選手は何をやっているのか」と2016年あたりの私ならばそんな角度から言ったかも知れませんが、まだ早いのかなと。
浅村と島内にもよい兆候が顕れはじめましたし、一周目の反省を二周目にどう活かして行くかでしょうね。

前述の二点以外に目を向ければ、フレッシュな好材料がたくさんありました。まだチームとしてチグハグしていますが、全体のピースがカチッとはまったとき、勢いに乗れるんじゃないのかなと思います。

そのためにはやはり先発投手が試合を作らないといけないわけですが、被打率の高い結果となった投手の成績を見ると、変化球をよく打たれている様子がうかがえました。
まだ調子が上がらず甘くなっているか、配球に工夫が必要なのか、どちらもなのか。ここらへんは選手単独で解決するものでもなく、チームとしてコーチと共にとりくんで行くことでしょうから、二周目の先発陣に注目したいところです。

新監督&新首脳陣と選手のハネムーン期間はそろそろ終わり。
まず二周目の目標は、借金3を0にすることでしょうか。
ならば4カード勝ち越しか、あるいはスイープを目指さなければなりません。

どういう変化が起こるのか、楽しみにしたいと思います。


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