高スペック女子との恋愛・結婚談義 〜同性愛が理解できなくてもいいけど〜

ある連休の際、県外在住の知人が相方の店に来てくれた。才女で美人で都会的な雰囲気のB氏、いつも話題にするのは「恋愛、結婚、出産」である。それなりの年齢だけど今も独身、いや私は彼女が独身でも既婚者でもどっちでもいいけど、彼女自身に結婚・出産願望があるわけ。

B氏とはここ数年の付き合いだが、会うたびにいろいろモヤモヤさせられる。友人……とは素直に言えない知人、悪い人じゃないけど人の気持ちに無頓着すぎるんだよな〜。

友人と呼べない理由

B氏を相方に会わせるのは初めてだったが、相方のことはいろいろ話してあるし、法律上の手続きはなくても実態と気持ちの上では「法律婚夫婦に相当する関係」と説明してあった。それでも会うたびに「あなたは結婚しないの?」と聞いてくる。

今回もそうだ。相方が目の前にいるのに同じことを言う。B氏にとって「LGBT」「同性愛」は理解できないこと、それは構わない。しかし私のパートナーだと説明してある相手の目の前で、「まだそんなこと(同性愛ごっこ?)してんの?」的な発言をするのはやめてくれ。

同性愛を科学する?

理系女子な仕事をしているB氏は、同性愛について「それは科学的に正しいことと証明されているの?」と聞いてくる。恋愛を「科学的に証明」するという観点がなかった私は面食らう。

「科学的に正しいとは?」」「恋愛における正しさとは?」この議論をしようとするといろいろ定義すべきことがあると思うが、科学者たるB氏はそこには気づいてない様子。「異性同士で恋愛し、結婚し、出産するのが正しい、それは法律婚の中で行われるべき」というのが彼女にとっての正しさ。

仮に「子孫の繁栄に繋がる恋愛が正しい」とすれば、いい年(あえて言うけど)をして結婚・出産に繋がる恋愛を成就させることができてないB氏は、生物として劣っていると言えるんじゃないの?って、多分彼女はそういう意識をうっすら持ってると思う。

「ひとりに絞るのって怖くない?」

B氏と同性愛云々の議論をしても仕方ないので(放っといてくれ!)、話題をB氏自身の婚活・妊活の話に戻す。彼女の婚活・妊活の想定ルートは「恋愛→結婚→出産」である。ではまず恋愛しないとね!

ルックスの良いB氏はかなり「モテる」人生を生きてきてる。しかしまともに交際した人は1人だけ。最近も紹介で会い始めた人がいたが、交際となると断ったと。……?ふたりで何度か会うのが大丈夫だったのなら、試しに付き合ってもよかったのでは?そこは「そこから先は嫌だった」と、はぁそうですか。

「ひとりに絞るのって怖くない?」とB氏は言うが、じゃあいつ決めるつもりなの?人生半分終わったし、出産もしたいのなら急いだ方が良いのでは?なまじモテる人生を歩んできたので、恋愛に夢を見すぎているきらいもあるような。

本当に結婚したいの?

B氏が結婚したい理由にはどうも「親や世間の期待に応える」というのが大きい様子。こういう「親のために生きようとする人」っていっぱいいるけど、それがその人の喜び、幸せなら止めやしないけど、「心からそれを望んでますか?」と改めて問いたくなる。

「自分のペースを人に乱されたくない」「違う価値観の人と話をしたくない」というB氏は、そもそも他人への興味がないような気がする。そういう人が無理に恋愛しようとしても、しんどいだけなんじゃないのかな〜?ひとりで生きていくのが向いてる人っているし、それも悪くないと思うんだけど。

「理解できないこと」を理解しようとするかどうか

B氏と話してると、自分より上の世代のサラリーマン男性と話をしている気分になる。自分の中の「正しさ」で物事を裁き、自分の物差しで理解できないことを糾弾する。私だって「自分と人が違うこと」を見失いがちになるけど、気をつけたいとは常に思ってる。

「常識的な知識がある人と付き合いたい」と言うが、その「常識的な知識」は人によって違うわけだよね?自分の知ってることを相手が知らなくてもバカにする資格はないし、相手の知ってることを自分が知らなくても卑屈になる必要はない。そこで新しい世界を学び合うのが楽しかったりしない?

B氏には「理解できないことを理解しようとする」姿勢が見受けられない。科学者なのに不思議〜。というわけで、そこまで害は強くないけどいつももやもやさせられるB氏との付き合い、ちょっと考えたいなと思うのだった。


私の文章に少しでも「面白さ」「興味深さ」を感じていただけたら嬉しいです。