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3ヶ月休み日記-7/24(金)-鹿児島へ・母の帰郷(6日目)

■6:37
起床
大浴場へ。
…と、遠ッ!!
地下の温泉受付からお風呂まで、50mくらいの長〜〜〜い通路が!なんじゃこりゃ!

げっそりしながらお風呂にたどり着くと、昔ながらのカゴ方式で、(貴重品は…あ、受付横のロッカー!)思い出して、長い暗い廊下を戻ってロッカーにしまってまた風呂場へ戻る。

このホテル、ホントに色んなとこ無駄…。

■8:40
予定より1時間遅れて、出発。
雨がパラパラ。…が、出て10分後にはザーッと。
バイク人生初レインウェア装着(マツキヨの軒先で)。

走り出して、雨が更に強くなる。…ってか、ウエア着てても雨が身体に刺さる!痛い!!

が、この感じも楽しいねぇ〜☆

町中を過ぎて山道に突入。
クロスカブの馬力の無さが出てきたところで…スマホが…ん?ズレ…ん?…え?ホルダーから?吹っ飛ぶゥ????
うわぁマジかー!!

バイク停止!
後ろ振り返ると…ある!割れてない!スゴいTORQUE!っていうか、取りに行かねば!!対向車…なし!
後続車両もなし、行くなら今!

Uターンして引っ掴んで、今度はホルダー付属のゴムを取り出して、ガチガチに固める。こ、これならば!!
…うん、大丈夫そう。
というか、京セラありがとう、TORQUE作ってくれて。

■9:45
知覧特攻隊平和記念館、着。
さらに豪雨。雨樋から滝のように流れてる。
…と、雷。あー(汗)

ただ、お客さんは案外多くてびっくり。皆さん興味あるのねぇ〜。

知覧飛行場は、沖縄攻防の最前線基地だった、とこのと。そこに集められた特攻隊の皆さんの手紙(遺書)、ただただ泣くしかなく。

「笑顔で突撃します」
というものが多くて。怖い、泣きたい人もホントは多かったのかも知れない。分からないけど。そこをこんな風に書ける精神力、本当に凄いし尊敬する。

肉筆(とても達筆)をひとつひとつ眺めていると、家族への想いに溢れていて、また、自国への誇りが込められていて、どの人も、確固たる「自分」があったのが分かる。そういう意味でとてもいい時代だったのかもしれない、と思う。

今日はあまりゆっくりしてられないけれど、今度またゆっくり見に来ますね。

■10:50
さてまた大雨の中、出発。
なんとなくやりきった感が。帰ろうかな。そうしよう。いざ、志布志へ。

■12:04
鴨池・垂水フェリーで大隅半島へ。


甲板の木の座席、好きだわー。

…うどんコーナー!?うどん!?うわー、食べる食べる!!

ジャンボいなりうどん。
おお、さつま揚げもついて。
うん、この柔らかい中に芯のあるうどん。九州のうどんだわー。
美味しい。そして、なにより温まる!!寒かった!!
いいな、このフェリー好きだわー。

■13:00

下船。ありがとう、鴨池垂水フェリー。

すぐ近くののガソリンスタンドで、この旅5回目の給油。
まだ半分以上あるけど、何となく、念の為。2.2リットル。

■未明
2回ほど事故りかける。
どちらも同じ状況。

バイパスの真ん中の車線を走っていて、沿線のお店から車が出てくるなー、でもこの近さで左の車線もあいてるし…って、え?突っ込んでくる?!?!?!
嘘だ!ありえんだろ!!
うわー、回避回避!!
隣の車線との隙間に避けて、ふぅー安心。

っていうか、こっちの人の運転、こえーわ!

2回目はマジで危なくて、クラクション鳴らしまくり。運転席を見ると、銀行員かなにかの制服の、髪を後ろに縛った若い女性。…勘弁してよー!

■15:21
あと少しで志布志。
なことろに温泉施設「あすぱる大崎」。
麦味噌が気になって、焼酎「小鹿」とともに自宅へ。あく巻きも。

■17:10

さんふらわあさつま乗船。
また、よろしく。
行きは個室だったけど、ひとつランク落とした。…狭い。窓が欲しい(笑)

■18:12


晩ごはん。
志布志限定のお弁当とビールで。鱧の天ぷらが柔らかくておいしい。ダシを豪快にご飯にぶっかけていただきます。

窓から遠ざかる鹿児島の陸地が見える。
もーちょっとしたら、内之浦の港も見えるかしら?
そう思ったら、おセンチモード(笑)

内之浦の年老いた親戚たち、あそこにいるんだよなー。何してるかな?ご飯とか心配してくれてありがとう。

結局内之浦は見えなかった。
雨止んだので、ご飯食べ終えて、小鹿のロックを甲板でグビグビ。

してたら、急に
(あ、そうか。お母さんもきっと一緒に旅行してたよな。そしたら母のこころのカケラ、ちゃんと故郷に置いてこれたかしら?子供の頃、とても可愛がられたってことだから、きっと戻れたよね?)
なんておセンチが深まり、内之浦の方の暗い海を、甲板の手すりにもたれながら、ずーっと眺めてた。


■21:00
入浴

■22:00
就寝。ぐっすり。


鹿児島シリーズ、あと1日だけ、続きます。

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