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3ヶ月休み日記-5/17(日)-花、ケーキ、焼き肉

7:30に起床。晴れ。よし、これで豊橋まで行ける。バイク日和。
いろいろ洗濯などして出たのがようやく9:30頃。到着は11時くらいかな。

そういえば、昨日は同居人がちゅんこの伸びてしまった嘴を短くしすぎて、出血なんて騒動があったのだった。出血はすぐ止まったので、よし。ご飯ついばむところに不自然さもない。

出発して広い通りに出た時、忘れ物に気付いて戻る。

下道コース。豊橋までのルートをナビアプリで検索すると、国道1号線か23号かを選択させられるのだけど、23号は一度走って煽りの酷さに閉口したので却下。

細かい道を抜けて、前後辺りで国一に出る。コロナの影響で車は少ない。岡崎を過ぎた辺りでどうにも腹が減って、豊川の気になったパン屋へ寄ってみよう、とナビで調べて向かうも定休日。残念。それなら豊橋のマフィンで有名なお店へ行こうかな、とひとまず豊橋までかっ飛ばし、件のお店へ…近づくと…行列!店の外まで!まさか!!コロナ、どうした!?

実家へのお土産も兼ねていたんだけど、流石に行列に並ぶ気力が無く、店を素通り。残念。まぁ…そしたら腹を満たすのは、今日の目的を終えた後にしよう。

花屋を探す。
実家近くの花屋が休みなので、別の店へ。
…あれ?花の種類少ないなぁ。日曜だから?が、他の店を調べる気力が無いので、メインを百合と決めて、カーネーションの種類増やして添え物系の花・グリーンを多めに。…が、どうしてもスカスカ感が出てしまって泣ける。こういう時、自分のアレンジ力がもっとあればなー、とホントに思う。
出来た花束をバイクにくくりつけて、さぁお寺へ。

お寺到着。ここはいつ来ても周囲の山の緑と鳥の声と、広い空に癒やされる。母が生前、知人のお葬式でこのお寺を知って(私も入るなら、ここ)と決めたお寺なのだけど、ホントいい出会いだったと思う。
桶に水を入れて墓石に向かうと、花入れがピカピカ。お茶が1本。あ、弟来てたんだ。確かに命日は昨日だもんね。雨だったのにちゃんと来たのか、偉いなぁ。ふと見ると雑草も無い。やるな、弟。

お花を挿して、砂利にお水を撒いて…ふぅ、暑い。ホント、天気になってよかった。スカスカ感に思えた花も、うん、いいんじゃないかな。
本堂の大きな位牌にも「また、来るね」挨拶をして、出発。

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さてご飯。と思ったけれど、その前に懐かしい景色を見に。目的のその2。それが、カバー画像の田園風景。
バイクの自動車学校からの帰り道によく見た風景。これを、見に。

2017年の秋、豊橋での介護生活が始まってから、会社まではバス・市電・名鉄通勤をしていたのだけど、豊橋駅までのバス(もしくは市電)区間がどうにも辛く。バイクだと楽になりそうだなぁ〜、と思ってたところ、あれは何を見たんだろう?忘れてしまったけれど、2月辺りに「HONDAクロスカブ発売」のネットの記事に掲載された写真のバイクに「これだ!可愛い!!」とビビッときて免許を取ることを決意したんだよね。

自動車学校はタカラテクニカルスクール
母の入院する市民病院のすぐ近くで、しかもバイク専門の学校。更に「スプリングフェア」か何かで費用が安くなる、ときたらこれはもう運命でしょう。4月(確か)に入校。

市民病院から車校まで、歩いて10分くらい。雨の日もあったけど、気候のいい時期で断然晴れが多くて、とにかく気持ちがいい。
堆肥の匂いには閉口したけれど、この広くて青い空と田んぼの緑、餌を探してついばむ白鷺たち。風でざわめく木や葉っぱの音。夜には蛙の声。

病室で「じゃあ車校行ってくるね」と声をかけると、こちらを見て弱々しく頷くベッド上の母の小さな姿。後ろ髪引かれる気持ちを振り切って、車校まで歩く。その日のスケジュールを終えて、すっかり日の暮れた夜、同じ道を歩く途中で、母の待つ市民病院の明かりが、田んぼの向こうに見える。(あぁ、あそこにいるんだよね。早く顔を見に行かなきゃ)早足で夜のあぜ道を抜けていった、あの日々。

感傷に過ぎないのは分かっているけれど、今はまだ、この時間が自分には必要で。色んなものが懐かしく、悲しく、悔しくて、切なくて。空や草、小さい用水路。ひとつひとつにいろんな感情を孕んでいて。多分、この先もまだしばらくは、何度も何度も見に来るだろう。

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田んぼの景色を見たら、ようやく目的も一段落してお腹も空いてきた。時間的にランチは終わっているから、マッターホーンへ。コロナでもしかしたらカフェスペースは閉鎖されてるかな、と思ったが…おぉ、お茶できそう。良かった。

アールグレーと、ソフトクリームにミルフェ。生クリームやっぱここが一番。

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腹を満たしてようやく実家へ。到着後、爆睡。

妹の仕事が終わるのを待って、焼き肉へ。南栄の「すずき」へ。
開店と同時だから、お客さんは少ない。コロナの影響もまだあるのかもしれない。ハラミとタン塩を中心に食べに食べて24,000円。んー、満足。炭水化物は抜いた。

実家でコーヒーを飲んだら、一路、名古屋へ。

バイクでの長い夜道、もしかしたら初めてかもしれない。国道1号線をひたすら走る。岡崎までの左右の真っ暗な山の影が、こちらをジロッと覗かれているようで、怖い。走ること自体は問題ないのだけど、夜の山って、本能的に怖い。

帰宅してちゅんこを見て一安心。うん、元気そう。すやすや寝てる。帰ってきたなぁ。

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