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中小企業のAI導入にはCopilotがオススメ

※Microsoftから何ももらっていません。かつ僕らはGoogle GeminiがMicrosoft 365 Copilot並みに使えるようになったら乗り換え検討組という前提で、現時点Copilotを使いまくっている経験から参考情報として書いておきます。

PowerPoint、Excel、Word、Outlook、Teams(以下Microsoft 365 APP)使っていますか?
使っているようでしたら、すべてのユーザーでなくて構わないので、Microsoft 365 Business Standard(2024年9月現在¥1,874ユーザー/月)へ切り替えることをおすすめします。
特にマーケティングや企画・営業を行っているセクションは全員コレにしても良いくらいです。

メリットは…使っていないと説明してもなかなか腑に落ちませんが、チームで企画書を作っている場合などは共有編集ができるという効率の良さは実際に体験し、ワークフローを構築すると真価を発揮します。

そこに加えてAI導入ですが…Microsoft Office製品を使っているのなら、Copilotをまずは使い込んでみることをおすすめします。

Microsoft 365 Copilot

Microsoft 365 Copilot(一般企業向け)

Copilotを使う場合、Microsoft 365 Business Standardに加えて、Microsoft 365 Copilotを別途年間契約しないといけません。
2024年9月現在で4,497円/月。(年払いのみ)

ちなみにMicrosoft 365には、FamilyとPersonalというプランがありますが、Business Standardとほぼ価格が大きく変わらない上、Microsoft 365 CopilotとMicrosoft 365 APPのシームレスな連携、そしてセキュリティが違ってくるので、ほんとに自宅で使う以外なら悩まずにBusiness Standardにしましょう。チーム連携しにくいですし。

最もメリットが大きい企画作成

販促企画などを考える時、フォーマットに悩んだり、検討項目に悩んだりしませんか?
CopilotをWordに連携させると、前提条件を入れるだけでかなり楽にたたき台を作ってくれます。
デモンストレーション動画を作ってみましたので御覧ください。
動画ではWordでウクレレの販促企画を作り、そのドキュメントを元にプレゼン用のシートを作るという架空の設定でオペレーションしてみました。

最後はおまけのExcelを入れてみましたが、合計セルがない状態でもCopilotに命令することで合計セルを作り、グラフを作ってくれる流れを入れてあります。
もちろん、セルを選択しておけばその範囲内のデータを対象に分析してくれます。また、ベースになる数字を入れて、予測分析を命令するなど、誰かに聞きながらやらなければならないようなオペレーションを、Copilotに聞きながら、さらにある程度形作ってくれる使い方はなかなかに優秀です。

いろいろAIサービスはありますが、ChatGPTを使うよりも前に、まずは使い慣れたアプリにシームレスな統合環境が用意されている「Microsoft 365 Copilot」を導入することをオススメします。

最後に…

すごくMicrosoft Copilotを推しているように書いていますが、まずは使ってみるステップでのオススメです。

冒頭にも書いていますが、僕らは現在Copilotを中心に使っています。しかし自社内の基幹システムはGoogle Workspaceですので、GeminiがCopilot並みに…というのは、最低限動画の範囲がカバーされれば一つに集約するつもりでいます。

また画像生成に関してはローカルマシンでStableDiffusionの環境を構築しています。ちなみにStableDiffusionは、チーム内で解像度の高いアイデアイメージの共有速度向上と、デザインイラストの品質安定化を狙って導入実験をしています。
このように、ワークフローに合わせたAI導入が望まれる背景かもしれませんが、AIの特性上、何が得意で何が不得意かを見極めてからワークフローに取り込むことが大事になってきます。

実際、作業によってはAIを使わないほうが早くオペレートできてしまうことも多いですが、少なくとも今回デモンストレーションしたような、企画系、分析系はCopilotで時短が可能なのでオススメです。

Microsoft公式でも動画が出ていますが英語です。(字幕翻訳でどうぞ)


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