小林剛は運が良いだけ?
こんにちわせりん、わせりんです。
パイレーツが長かった暗黒の最下位をついに抜け出し5位に浮上しましたね。
[Mリーグ成績速報(Twitter:@mleague_results)様より引用 ]
私は記事を書くうえで邪魔になるので、特定のチームを贔屓や応援しないようにしていますが、パイレーツが最下位脱出ってのは、Mリーグとして面白そうなんで大歓迎ですね。
毎年毎年、前年度のチャンピオンがレギュラーシーズンで足切りになるってのは運ゲー過ぎて何を見せられてるんだ笑
って気持ちになってしまいます。
麻雀は運ゲーだ!ってことは視聴者も少しは感じていると思いますが、それが結果で出るのと出ないのでは大きく違いますからね。
どこかで、Mリーグでは強いチームが勝つはず!自分の応援するチームが最強なんだ!と思ってないと応援なんて出来ないじゃないですか。
そういう意味ではドリブンズにも頑張って欲しいですね。
初代チャンピオンがメンバー交代なしで(丸山さんの加入はありましたが)二年連続で最下位ってなると、一年目ってなんだったんだろうって思ってもおかしくないですよね。
さて、今回小林プロをタイトルにしたのはパイレーツの功労者について取り上げようと思ったからです。
パイレーツは「頼れる船長小林剛」のイメージが強いですが、それは精神的な支柱だけでなく、実際の麻雀としても頼れる!ってイメージもありますよね。
特に、今シーズンは顕著で、頼れるどころかマイナス三姉弟の瑞原、石橋、朝倉の尻拭いをひたすら行っています。
一時期は小林プロの個人スコアはトップなのにチームがぶっちぎりの最下位だったことがありましたからね。
パイレーツファンでさえ、もう他の選手はいいから船長出せよ!と思った人がいるでしょう笑
船長は「今の自分のスコアは出来すぎている」と言います。もちろん運がいいこともあるでしょう。しかし、それは本当に運だけなのか。実力は発揮されていないのか。
いつもの記事の形式で、出来るだけ客観的に検証したいと思います。
この記事以来の小林プロのメイン特集ですね。9ヶ月ぶりになります。
本日、取り上げる試合は最新の試合です。パイレーツが連勝を決めた試合ですね。
皆さんの記憶にも新しいと思いますので、忘れないうちにぜひご覧ください!
◉はじめに
この試合なんですが、小林プロよりもあるプロが目立っていましたねw
そう、高宮プロです。彼女の全米が泣いたとんでもない押しは社会問題となるほど世間を賑わせていました。
私も椅子からひっくり返りました。座ってたのはソファーですけど。
ただ、皆さんのためになるようなことは何もないので今回の記事では軽く言及するに留めておきます。松本プロ、黒沢プロに関しても軽く取り上げる程度にしています。
メインは、チームメイトを出場させるために連投すると疲れるという設定を作った優しい船長ですね。
また、この試合とは関係ないのですが一試合目の多井プロのこの場面で、
何を切ればいいのかという質問が本当に大量に来たために最後におまけとして解説しています。一番ボリュームある部分になってるかもしれません笑
さて、本題に入る前に・・・
瑞原プロもトップおめでとうございます。
3m引けてよかったですね。
今回の記事も
田中航プロからお借りしました。私が作ってと言ったら作ってくれる顔イケメンの私と真逆の心イケメンです。皆さんフォローしてください。
最近はMリーグの公式サポーターになったんで牌譜を見ることができるのですが、Mリーグの牌譜は二次使用禁止らしいですからね。
Mリーグ公式さん!!!私に使用の許可してみませんか。過去の記事を見てもらったら分かる通り悪いことは書きませんから😊
・・・と思っていたらMリーグの公式牌譜は二次使用できるらしいですw
でもなんか見辛いですよね。手出しツモ切りも分かりにくいし。
私のnoteは分量多い分、読みやすさも大事なので従来の形式で書いていこうと思います。わせりんさんは皆さん思いでとっても偉いですね。だから190円ください。
と言うことで、元気よく日本一ためになる、Mリーグ観戦記事に参りましょう。
それではどうぞ。
P.S. 事件簿6は小ネタ的ですが、どの戦術書にも書いていないことが書かれているので絶対読んでね。
◉事件簿1:小林プロ、守備を考える(0/100)
今回のミスレベル:0/100(味方の攻撃中はベンチで我慢して、守備についた瞬間にオナラをするレベル)
東一局、小林プロが2pを切った場面。
自身の手の価値が低いと判断して、役牌残しの2p切り。
序盤とはいえ、鳴けない上に打点が少なくメンツもありません。守備を考えて役牌を残すのはいいですね。
このような手で役牌を残すのは、回り回って攻撃力も上がっていることを理解するのが大事です。
そもそも、リーチまで行き着くことが稀な上に、打点が低いとなると元々の攻撃力がありません。なので、役牌を残したの時のたまにできるチートイツやホンイツ、役牌重なりでのあがりが攻撃力を補ってくれます。
攻撃的にも守備的にも優れた役牌残しってことですね。
小林プロは、昨シーズンまでも役牌を残すことが多かったのですが、意識は少し守備に傾いてる感じがします。
以前までは、役牌を重ねたら鳴いてあがれる→役牌を残す
の意識が表れている打牌が多かったのですが、最近は
役牌を重ねたら鳴いてあがれる&守備にもなる→役牌を残す
に変わってきている様子が見て取れます。
この後の事件簿3にその意識が顕著に表れた打牌を紹介してるので楽しみにしておいてください。
1s引きでも変わらす4m切り。バランスを取って打牌していますね。
◉事件簿2:小林プロ、タンヤオが好き(0/100)
今回のミスレベル:0/100(スーパーファミコンのドラクエでセーブデータが消えてもいいように同じ冒険の書を3つ作るレベル)
東二局、小林プロが9pを切った場面。
イッツーを見切って9p切り。Mリーガーの手役が大好きなHプロあたりは8mを切りそうですね。
8pを引いた時にイッツーになりますが愚形になりやすい&受け入れが増加しません。8mを残しておくと678m引きでタンヤオが狙える上に受け入れも増えるのでタンヤオ狙いの方が強そうですね。
ソーズの部分が112sだったりマンズが13mだとタンヤオがない分イッツー狙いの方が勝るでしょう。
そして・・・
結局、8mは切ったものの2sをポンしてしっかりタンヤオに向かってます。隙がないですね。
◉事件簿3:小林プロ、他家の動向に合わせる(0/100)
今回のミスレベル:0/100(地元の友達と集まった時に、学生の頃の変な先生の思い出話で盛り上がるレベル)
東三局、小林プロが發を切った場面。
事件簿1で紹介した牌姿と同じく、鳴けない上にメンツもないし打点もありません。しかし、小林プロは役牌の發から切り出しています。
昨シーズンまでは、間違いなく9mあたりを切っていたでしょう。
なぜ發から切るのか考えてみてください。リャンメンがあるからリーチが狙えそうだからでしょうか。遠いタンヤオを狙ってるのでしょうか。
小林プロがこっちの牌姿では役牌の發を切った理由。それは、
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