裏 和生

自分自身を救い出すための日記/嘘をつかなくていい個展

裏 和生

自分自身を救い出すための日記/嘘をつかなくていい個展

最近の記事

幸せの瞬間を形に残す必要はない。 横にずっといてくれるならその必要はないだろう。 思い出も全部心にしまっておける。

    • 成功するなんて思っていない。 失敗してもいいから実行したい。 そう言われてしまった。 私の中でそれは、成功したときにのみ報われる行為だと思っていたから、返す言葉が見つからなくて、ただそばで見守ることしかできなかった。 あなたの隣で繰り返しその言葉を聞いていたい、気が済むまで…。

      • 心を抱きしめることだって責任が伴うんだとわかってはいたはずだったのだけれど…

        • あの人が選んだ道を、その最後を、祭りのように盛大に祝うことが不謹慎だと言うのならあの人の一生は一体なんだったのだろうな。もしも私ならそんなように送り出してくれたならこれ以上の幸せはないだろうと思う。心の内でどれだけ悲しみに暮れていたとしてもそうしてくれたことに価値を感じるからだ。

        • 幸せの瞬間を形に残す必要はない。 横にずっといてくれるならその必要はないだろう。 思い出も全部心にしまっておける。

        • 成功するなんて思っていない。 失敗してもいいから実行したい。 そう言われてしまった。 私の中でそれは、成功したときにのみ報われる行為だと思っていたから、返す言葉が見つからなくて、ただそばで見守ることしかできなかった。 あなたの隣で繰り返しその言葉を聞いていたい、気が済むまで…。

        • 心を抱きしめることだって責任が伴うんだとわかってはいたはずだったのだけれど…

        • あの人が選んだ道を、その最後を、祭りのように盛大に祝うことが不謹慎だと言うのならあの人の一生は一体なんだったのだろうな。もしも私ならそんなように送り出してくれたならこれ以上の幸せはないだろうと思う。心の内でどれだけ悲しみに暮れていたとしてもそうしてくれたことに価値を感じるからだ。

          人の心に触れるといつも自分の心が壊れてしまいそうになる。 温かく脆そうに見えた心が触れた瞬間に凶器となり自身の心を抉る。 触れたくないはずなのに何度も近づいて同じようにしてしまうのは自分自身のせいであるから言い訳はできない。 いつもそんなことを繰り返して生きている自分にあきれる。

          人の心に触れるといつも自分の心が壊れてしまいそうになる。 温かく脆そうに見えた心が触れた瞬間に凶器となり自身の心を抉る。 触れたくないはずなのに何度も近づいて同じようにしてしまうのは自分自身のせいであるから言い訳はできない。 いつもそんなことを繰り返して生きている自分にあきれる。

          いつか忘れなければならないものはこの世に存在しない。 ただ、気づいたら忘れていたものは存在するよ。 だから大丈夫、未来を想って恐れることはない。

          いつか忘れなければならないものはこの世に存在しない。 ただ、気づいたら忘れていたものは存在するよ。 だから大丈夫、未来を想って恐れることはない。

          おおよそ100年くらい嘘を突き通してくれたなら… それはその人にとって本当になるのだ。 嘘が本当になる瞬間。

          おおよそ100年くらい嘘を突き通してくれたなら… それはその人にとって本当になるのだ。 嘘が本当になる瞬間。

          夢を見ているようだった。 一生覚めることのない夢の中を彷徨い続けてただひたすら終わるのを待っていた。 あまりにも過ぎていく時間が遅いものだから、これは現実なのだと認めざるを得なくて、結局諦める他になかった。 そんな人生を歩んできた人は思っているより意外と多いのだと私は思っている。

          夢を見ているようだった。 一生覚めることのない夢の中を彷徨い続けてただひたすら終わるのを待っていた。 あまりにも過ぎていく時間が遅いものだから、これは現実なのだと認めざるを得なくて、結局諦める他になかった。 そんな人生を歩んできた人は思っているより意外と多いのだと私は思っている。

          いつも笑顔なのは楽しいからだろう、悩みを抱えたことなどないのだろうな。 物憂げな表情をつくって吐き出した言葉にいくつかの棘が見えた。 全て理解した上でそうだと答えていた人の目がこの世で見たどの景色より優しく見えた。

          いつも笑顔なのは楽しいからだろう、悩みを抱えたことなどないのだろうな。 物憂げな表情をつくって吐き出した言葉にいくつかの棘が見えた。 全て理解した上でそうだと答えていた人の目がこの世で見たどの景色より優しく見えた。

          ただそれは幸福になる為の一つの手段にすぎなかった。ただそれが身近にいたあなたと少し異なっていただけで私にとっては本当にただそれだけのことだったのだ。世間に溢れている当たり前のように溢れているその幸福を私は否定したつもりはなかった。あなたにとっての幸福を私はいつだって肯定している。

          ただそれは幸福になる為の一つの手段にすぎなかった。ただそれが身近にいたあなたと少し異なっていただけで私にとっては本当にただそれだけのことだったのだ。世間に溢れている当たり前のように溢れているその幸福を私は否定したつもりはなかった。あなたにとっての幸福を私はいつだって肯定している。

          想い描いた人生通り進めなかった時まず自身より先に世間に評価されてしまい真っ直ぐな人達はそれを正当な評価と自身に言い聞かせてしまう。世間と同じ価値観であることはあなたの人生を少し生きやすくしてくれるかもしれないが異なる価値観を同じだと思い込むことは生きやすさとはまた別の物だと思う。

          想い描いた人生通り進めなかった時まず自身より先に世間に評価されてしまい真っ直ぐな人達はそれを正当な評価と自身に言い聞かせてしまう。世間と同じ価値観であることはあなたの人生を少し生きやすくしてくれるかもしれないが異なる価値観を同じだと思い込むことは生きやすさとはまた別の物だと思う。

          許せないことを一人で抱えて苦しむことはない。 許せないことをされたあなたが、許せないことをした人間よりおかしいなんてことがあってたまるか。 いつか忘れないと前へ進めない そんな言葉を投げかけてくる人間のことも信じることはない。 許せなかった人間のこと、忘れないままでもいい。

          許せないことを一人で抱えて苦しむことはない。 許せないことをされたあなたが、許せないことをした人間よりおかしいなんてことがあってたまるか。 いつか忘れないと前へ進めない そんな言葉を投げかけてくる人間のことも信じることはない。 許せなかった人間のこと、忘れないままでもいい。

          自身の力ではどうにもできない出来事がこの世界にはたくさんあってそれでも自身を責めて苦しくなったり身動きがとれなくなったりしてしまうこともあると思う。簡単に忘れたりできるものであれば最初からこのような感情にはなっていないとも思う。見えない枷を負って生きることの辛さを私も知っている。

          自身の力ではどうにもできない出来事がこの世界にはたくさんあってそれでも自身を責めて苦しくなったり身動きがとれなくなったりしてしまうこともあると思う。簡単に忘れたりできるものであれば最初からこのような感情にはなっていないとも思う。見えない枷を負って生きることの辛さを私も知っている。

          人生が狂う音がした。 今までに見聞きしたどの美しさにも存在しなかった、突き抜けた美しさで息ができなくなった。 できるならこのまま、この美しさに包まれたままにおえられたならと願ってしまうほどに…。 あの夏の、白線の外側に吸い込まれそうになった感覚とすごくよく似ていた。

          人生が狂う音がした。 今までに見聞きしたどの美しさにも存在しなかった、突き抜けた美しさで息ができなくなった。 できるならこのまま、この美しさに包まれたままにおえられたならと願ってしまうほどに…。 あの夏の、白線の外側に吸い込まれそうになった感覚とすごくよく似ていた。

          抗い

          あなたが認めて許してきた人の数だけ私はあなたのことを認め許したい。 人に許されてばかりの人間はあなたのことを同じようにしてはくれなかっただろうから。 許される側ではなく、許す側の人を許される側にできたなら… 私はあなたを救えないけれどあなたのことを大切にしなかった全てが嫌いだ、あなたが思うよりもずっとだ。

          自分自身が自分に飲み込まれないよう調節して生きていないと、空虚な人間になってしまう。誰かに奪い取られなくても、独りでに中身が宙に舞い、元に戻すことが困難となる。心の豊かな人生を送るために体内に埋め込んだ欠片がどれほど大切なものであるか、あなたたちに理解される日は訪れないのだろう。

          自分自身が自分に飲み込まれないよう調節して生きていないと、空虚な人間になってしまう。誰かに奪い取られなくても、独りでに中身が宙に舞い、元に戻すことが困難となる。心の豊かな人生を送るために体内に埋め込んだ欠片がどれほど大切なものであるか、あなたたちに理解される日は訪れないのだろう。