南京虫だらけの大韓民国へ(2023.11.11〜)Day0

6月某日
熊野古道へ旅行中に数年ぶりに友人のHZから電話が来た。

ここ最近、久しぶりに話す人から電話がくると
宗教かマルチかそれとも・・・ あまり良い内容でないかと勘繰ってしまう。

しかし内容はそんなことでなく
instaglamに上がっていたストーリーに僕がいいねしたことにより
僕の存在を思い出した、婚約解消をし暇な休日を過ごす酔っ払いからだった。

「夏休みはこっちに帰ってくる?」

そんなかんやで8月
大学卒業ぶりに東京で飲んでいると
米兵が38度線を超えて北朝鮮へ亡命したという話題になっていた。

「秋にでも韓国いこーぜ」

そんな話から急遽、彼との韓国行きが決まった。

高校2年生からの付き合いのあるHZ君との旅行は
彼がアメフトボールのキャッチボールで骨折した指で
宮島のカヌーを漕いだ修学旅行以来であった。
(当時私が学級文庫に持ち込んだアイシールド21によりちょっとしたアメフトブームだった)

目的は38度線・カジノ・実弾射撃・グルメとアラサーのおじさん臭い旅程となった。
彼とは高校時代から朝鮮半島問題について歴史・政治・ネットミームについて
語っていたので、朧げながら彼とは行ってみたかったのだった。
(当時は金正日が亡くなってからそんなに時が経っていなかった)


しかし出発の前日
会社の同期と昼休みに話していると
「最近韓国、トコジラミがすごいらしいよ・・・」と言われる

おい、前日にそんなこと言うなよ・・・
いや、むしろありがたい。
トコジラミ(南京虫)って発展途上国の安宿のベッドにしか存在しないものではないのか。

インドの安宿ですら邂逅しなかった僕にとっては
噛まれたどうしようと言うよりも、日本に持ち帰ってしまったらどうしよう・・・と言う不安でいっぱいだった。

殺虫剤は効かないと言うも
色々のサイトを見ていると家にあるゴキブリ対策のスプレーが効くと調べられた。

https://www.kincho.co.jp/seihin/insecticide/go_aerosol/muender/index.html 

またハッカ油が効くと聞き、慌ててドラッグストアへ駆け込む。
https://www.kenei-pharm.com/hakkayu/ 

結論


2つを使用したのと、泊まったホステルの部屋が当たりだったのか
SNSに蔓延しているような南京虫被害には遭わなかった。
しかしハッカ油をベッドに撒きすぐて
ただ目を擦るだけで揮発したハッカが人体にダメージをあたえ、
部屋がものすごくスースーする羽目になってしまった。
(直接股間に触れていないのに粘膜も熱くなってしまう)
今回は2泊であったために、日中は窓を開けてなんとかハッカ臭を
希釈することができたが、実はあまり意味がなかったかも電気をつけっぱなし、かつ肌を露出させなければ大きな被害は遭わないでしょう。


こうした不安の中、
大韓航空(KE)744びんで仁川空港へ旅立つのであった。

飛行機のシートすらも南京虫が潜んでいるのではないか
と言う不安に駆られながらも・・・
DAY1に続く





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