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部員ブログ2019

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2019年9月の記事一覧

「回顧録 希少性を求めて」 1年・生方聖己

自分の趣味の1つに回顧がある。 思い出しながら「あの頃は良かったなー」や、「あの頃は辛かったなー」など、感情が伴うことは別にない。ただ思い出すだけである。思い出すそのこと自体が楽しい。今回書かれている感情は当時の思いを思い出したものである。 自分に部員ブログの番が回ってきた。課題は自由とのことなので、趣味の一環としてこの場を利用したいと思う。よって、あまり人になにかを訴えかけるものでもなければ、今までのことを踏まえてこれからどうしていこうなどの自己啓発的なものでもない。要す

「聖地厚別」 1年・安達佳哉

平素より大変お世話になっております。 今回、ア式日記を担当させていただきます、社会科学部1年の安達佳哉と申します。 最後までご一読いただけると、幸いです。 私の高校3年間はとても素晴らしいものだった。 同期に恵まれ、 監督、コーチ、先生方に恵まれ、 食事や精神的な面でいつもサポートしてくれた親に恵まれ、 素晴らしい環境の中で、サッカーや勉強に勤しんできた。 ただ、1つだけ後悔がある 私が高校3年間、目標にし続けた「厚別のピッチに立つこと」を達成できなかったことだ

「GIANT KILLING」 1年・宍戸凛

平素よりお世話になっております。今回、部員ブログを担当する商学部1年の宍戸凜と申します。拙い文章ですが、最後まで読んでいただければ幸いです。 「お前ん中のジャイアント・キリングを起こせ」 これは、私の大好きなサッカー漫画『GIANT KILLING』に登場する主人公の名セリフです。GIANT KILLINGとは、格下の相手が格上の相手を倒す。いわゆる番狂わせなどの意味で使われます。 私はみんなと比べるとうまい選手ではありません。小、中学校の頃は地区大会レベル。全国大会な

「結果」 1年・山下雄大

私は柏レイソルの下部組織に小4から高3までの9年間在籍していた。小さい頃からサッカー選手になりたいという気持ちはあったもののあくまでも夢だった。 柏レイソルに入団したことでなんとなく描いていた夢から現実的な目標に変わり、よりプロになりたいという気持ちが強くなった。 毎日綺麗な人工芝で練習ができて、練習後はチームが食事を提供してくれる。トップチームと練習場が同じ敷地にあったので練習終わりにトップチームの練習を見ることもできたし、トップの試合もチームがチケットを用意してくれた

「旅の途中で」 1年・柴田徹

平素よりお世話になっております。 今回の部員ブログを担当することになりました、スポーツ科学部1年の柴田徹です。拙い文章ですが、最後まで読んでいただけたら幸いです。 「旅の途中で」 今、私はゴールの見えない、そして、どんなゴールなのかすらわからない長いようできっと短い旅をしている。 そんな旅をしている今の私の気持ちを書こうと思う。 人生とは何なのか、私にとってサッカーとは何なのか。 早稲田に来て、ア式蹴球部に入部して、色んなことを考える機会が増えた気がする。 高校から大

「あと3回。」 1年・菊地彩花

アディショナルタイムの劇的な決勝弾。 叫びながら集まっていく監督とベンチメンバー。 スタジアムが揺れるほど盛り上がる観客席。 ピッチレベルの端で 首に掛けた一眼レフの存在も忘れて 私はその光景に圧倒されていた。 正直、早慶戦というものを舐めていた。 世間的にライバルとされる2つの大学が試合をする。 ただそれだけ。 公式戦でもないし。 そう思っていた自分が恥ずかしくなった。 入部してから3ヶ月間、 早慶戦のために尽力する部員達を見てきた。 先陣を切って働

「島崎元(ハジメ)です!」 1年・島崎元

よっ。島崎オトウト。 島崎ジュニア 調子どう? 自分には現在アメリカの大学でサッカーをしている兄がいる。 物心がついた頃から兄とボールを蹴っていた。 幼稚園からサッカーを始め、ずっと兄と同じチームに所属した。 兄の着るユニフォームに憧れ、同じ少年サッカーチーム、ジュニアユース、ユースと。 兄はいつも自分の意志で道を切り開いてきた。 そこにはいつも明確な目的がある。「プロになる!」 自分勝手なところが多いが、それはいつも自分のことに対して真剣に考えているからだ。 私は

「挑戦」 1年・平田陸人

この組織にはサッカーで輝かしい成績を残した選手がたくさんいる。 自分はどうか。 選手権の県予選にも行けず、支部予選で負けたチームの選手の1人。 なぜ、そんな選手がア式に入ることを決めたのか述べたい。 去年の8月、選手権の支部予選で負け、2日間ほど呆然とベットの上で過ごした。Twitterで何も考えずスクロールしていた時に、ふと目に付いたのがこのア式の部員ブログだった。 何で目に付いたのか? それはア式という組織に入ることを目指していたから。 少し話を変える。

「中途半端なプライドは何の役にも立たない」 1年・中村亮介

平素よりお世話になっております。 本日のア式日記を担当させていた人間科学部1年の中村亮介です。 こんなはずじゃなかった。 高校3年間を終えた感想はこれだった。 一貫校出身ということもあり、高1の時からBチームに入れてもらい、トップチームに絡む機会もあった。 来年には試合に出れる。そう思っていた。でも、そんな甘い世界じゃなかった。 2年になっても、3年になっても試合に出ることはできなかった。 理由は明確だった。自分は高校に入ってからサッカーから、挑戦することから逃げて

「俺は最後に笑う。」 1年・大場琳平

高校3年間で公式戦に出場したのは10試合ほど。手で数えられるくらいの試合の数。 個人経歴もなければ、目立ったチームの実績もない。ましてやそのチームのベンチ。 自分より輝かしい実績を持っている人はたくさんいる。 それでも、自分が早稲田大学のスポーツ自己推薦に合格できたわけ。 その答えを自分なりに考えてみた。 それは、誰よりも先を見据え、人よりも努力してきたから。 これは本当に自信を持って言える。 高校に入学した時、チームメイトの多くはアスリートコースと呼ばれ

「ア式という選択」 1年・吉岡直輝

ア式蹴球部を知ったのは、中学生の時。 いつかア式蹴球部でサッカーがしたいと憧れ、早稲田実業学校高等部に入学。 早実は全国大会に出たことがないチーム。 もっと強いチームに行っていればなぁー、、、なんて思ってしまうこともあった。 それでも自分なりに考え、全国大会に出るという目標のために、必死になった。 謙虚さ、泥臭さ、を学べた。 そうして、ア式蹴球部でプレーすることを夢みてサッカーを3年間続けた。 そんななか、学校生活で早実には、多彩な才能がある人がたくさんいた。 今まで

「努力し続ける」 1年・中津留正大

平素よりお世話になっております。本日のア式日記を担当します教育学部1年の中津留正大です。 ア式蹴球部の活動に参加してから約半年がたちました。 この半年間を通してまだまだ自分は未熟であると痛感させられました。 私は大学で本気でサッカーがしたくてア式蹴球部に入部しました。 入学前に大分から上京し、ア式蹴球部の活動に参加しました。 しかし参加をして気づいたことは、同期には自分以上にサッカーに対して情熱があり、本気でサッカーしている人達ばかりということでした。 照明がつかなく

「狭く、広く」 1年・西堂久俊

こんにちは。 市立船橋高校出身、スポーツ科学部1年西堂久俊です。 "ブログを書くってなんぞや" ブログリレーの連絡が来てから度々考えていました。 「ブログなんて書いたことないしなぁ」 「何書けばいいんだろう」 「書くことねーよ。」 これが1番最初に頭に浮かびました。 ですが、 「自分の思ってる事を発信できる良い機会なんじゃね?」 と捉えて取りかかることにしました。 私は思っていることをそのまま文章にしようと思います。 去年の部員ブログもいくつか読みました。 部員がそ

「自分」 1年・監物拓歩

平素よりお世話になっております。今回、ブログを担当させていただきますスポーツ科学部1年の監物拓歩です。 今回私は、高校時代からの「自分」を書かせていただきます。拙い文章ですが、最後までお読みいただけたら幸いです。 私は高校生の時、大学に進む気は全くありませんでした。なぜなら、プロに上がれると確信していたからです。私は、中学3年生から世代別日本代表に呼ばれていました。そのため、変なプライドが出来てしまい自分を過信していました。 高校3年の時、自分がプロに上がれないことを知