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#Real Voice 2023

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ピッチでプレーする姿を見ていただくだけでは伝えきれない、部員一人ひとりの「リアルな声」が持つ魅力や価値にフォーカス。自身の「心の内」を赤裸々に綴ることで、まだ見ぬ「ありのままの姿… もっと読む
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#早稲田実業

【#Real Voice 2023】 「日々の積み上げ」 3年・木原爽汰

2023年1月下旬。シャルルドゴール空港(フランス)に到着し、地に足のつかないような興奮感と不安感が混沌する複雑な感情を抱きながら、いよいよ半年間のフランスサッカー留学が始まった。 フランス留学では、サッカーを軸に、それ以外の部分(語学学校や寮生活等)でも多くの刺激を受けた。毎日が新しいことの連続で、充実した日々であったと心の底から感じている。もちろん、良いことばかりではなく、嫌な出来事もたくさん経験したが、総じてそれらの経験は自身の人生にとって財産であると肯定的に捉えたい

【#Real Voice 2023】 「脱・脳筋」 3年・アイクソエ怜生オーエンス

みなさんこんにちは。 今回部員ブログを担当させていただく、3年アイクソエ怜生オーエンスです。今年も頑張っていきますので気軽に読んでいってください! 今回は最近の自分にとっての大きな気づきについて共有したいです。 それはずばり、「考えるって大切」ということ。ありきたりですが、分かったうえでのこれなんです。 タイトルを見てもらえば分かる通り、自分はあまり難しいことについて考えずに、とりあえず突っ走る生粋の脳筋です。プレーと同じく人生においても縦突破一択でした。縦が切られても

【#Real Voice 2023】 「試合に出られない組のダブボ」 4年・大橋優貴

「お前を入部させたのは間違いだった」 入部を認められた翌日、練習後の集合で一緒に練習した4年生から言われた。 タイトルにある「試合に出られない組のダブボ」 当時は、練習試合のアップだけして試合に出られないなんてよくあった。 これが私のスタートライン。 4年間を振り返った時に最初に記憶から掘り起こされるもの。 そして、その次に記憶から掘り起こされる出来事がこの言葉だ。 「お前を入部させたのは間違いだった」 Real Voice はじめに断っておく。 これは私の4

【#Real Voice 2023】 「マネージャーを語る。」 4年・佐藤慧一

「ありがとう」 何回言ってもらえただろう。 マネージャーに憧れて、マネージャーの道を歩き始めたあの日から。 練習中にボトルを渡した時。 試合前アップでビブスを渡した時。 総理大臣杯でみんなの練習着を洗濯しに行った時。 横断幕を作った時。 早慶戦の試合後。 数え切れないくらい、本当に贅沢なくらい。 この4年間でたくさんの「ありがとう」をもらった。 「ありがとう」の数は、私が誰かに活力を与えることができた回数。 「ありがとう」の数は、私が誰かから活力をもらった回数。

【#Real Voice 2023】 「武士道といふは死ぬ事と見つけたり」 2年・木庭正太郎

本日の部員ブログを担当します、2年 木庭正太郎です。 今までただぼーっと生きてきて、これじゃダメだと思い始めて早2年。私の残りの大学生活、残りのサッカー人生もあと2年になりました。 今考えていることを書き綴ってみます。 今日は図らずも私の20歳の誕生日。 ちょうど20年前に兵庫・西宮で生まれ、多くの人の支えで20年間生きてきた。 大きなケガ、病気もなく生きてこられたのは両親をはじめ、支えてくださった人たちのおかげです。本当にありがとうございます。 20歳という人生の節目を

【#Real Voice 2023】 「清算し、前へ。」 1年・関紀信

私は世界で1番の弱者である。でも、弱さを自覚した弱者は勝者になれると本気で信じている。 サッカーを始めて今年で13年目。地元のチームで始め、中学のころは三菱養和調布JYでサッカーをした。ユース昇格は叶わなかったものの、早稲田実業へ進学をし、サッカーを続けた。 改めて振り返ると、順風満帆なサッカー人生だったと思う。全国大会に出たことはないものの、東京都選抜や国体に選ばれることもあり、多少なりとも自信があった。 ユースに落ちた際も不思議と自信を失うことはなかった。 しかし早稲

【#Real Voice 2023】 「できるまでやればできる」 1年・髙橋智裕

今や時代は『副業で稼ぐ』が当たり前となっている。 私が将来行う副業は『マンション経営』『飲食店経営』『株』『舞踊家』である。今回は『飲食店経営』のための商品開発にスポットを当てていこうと思う。 想定するメイン商品はシュークリームとメレンゲのお菓子だ。 今回作るのはメレンゲクッキー。材料3つで作ることのできる簡単なものだ。販売するにあたり、手間というのは絶対に避けたい。だから今回は簡単なメレンゲクッキーを選んだ。それでもお菓子作りと聞くと、難しいイメージがあるかもしれないが、

【#Real Voice 2023】 「『できない自分』、でも前に進もう」 1年・金指功汰

私はア式蹴球部に入部してから今までの半年間でたくさんのことを考え、もがき苦しんできた。サッカーでは自分のプレーに迷いが生じ、何が正解なのか分からないままプレーしていた。自分がこれまでどのようにプレーしてきたのかを忘れ、自信を喪失していた。試合のメンバー発表では、毎週のように自分の名前は呼ばれなかった。試合のメンバー外のみで行く体育会各部新入生パレード、他のカテゴリーのセットプレー練習、メンバー外の人のみの対人練習。「何が楽しい?」。「何が面白い?」。何のためにサッカーをしてい