代表・高山都が語る! キャッチコピーに込められた想いとは
「想いの照らす、その先を。」というキャッチコピーを掲げる早稲田祭2022。この記事を読んでくれているあなたは、どこかで目にしたことがあるのではないでしょうか?
11月5日(土)、6日(日) に開催される早稲田祭2022を方向づけるキャッチコピーについて、そこに込められた想いから、表現の工夫に至るまで、代表 高山都のインタビューとともに詳しくお届けします。
キャッチコピーに込めた想い
今年のキャッチコピーは「想い」と「先」という言葉を大事につくりました。まず「想い」という言葉には、3つの「想い」を込めています。
1つ目は、早大生の「想い」です。自分の好きなことが自由にできないコロナ禍で、私たちを一つに繋ぎとめていたものは、自らが夢中になっているものに対する熱い「想い」だと思います。その「想い」はどんな形でもよいと思いますが、それが一つに集まってできる”祭”は、早稲田でしか創りあげることができないものであると考えています。
___早大生の「想い」が込められているのですね。それでは、そんな早大生の一人として、都さん自身は早稲田祭にどのような想いを持っていますか?
この2年間、早大生の1人として毎日キャンパスに通い、「自分が魅せられたものに対してがむしゃらに活動している人は、どんなときも輝いているんだな」と、これでもかというほど感じました。高校生のときも、早稲田に来て早大生のこの輝きを直に感じて、圧倒された覚えがあります。早稲田に来れたから見つけることができた自分がいたし、早稲田だから成し遂げられたことがあったし、そして早稲田だから出会えた大切な友人がいました。このような全ての出会いに感謝の気持ちを込めて、早稲田祭2022を迎えたいなと思っています。そしてこの祭を観に来てくださる全ての方に、自分が高校生だったときに感じたエネルギーを、感じてもらいたい。早稲田のまちにだけ発信することができる熱いエネルギーがあると私は信じています。
___高校生のときに感じた早稲田のエネルギーが都さんの想いの根底にあるんですね。あと2つの「想い」は何でしょうか。
2つ目は、早稲田のまちを盛り上げてくださる、地域の方々の「想い」です。地域の方々とお話しする機会も多いのですが、早大生が全員で盛り上がることができる、早稲田祭という年に1度の機会を本当に大切に、そして待ち遠しく思ってくださっていることを実感します。それは本当に恵まれているなと。だから、地域の方々の想いも私たちが受け取って、早稲田のまち全体を盛り上げたいです。
3つ目は、来場者のみなさん、早稲田祭に関わってくださるみなさんの「想い」です。それぞれがさまざまな想いを持って関わってくださっていると思いますが、早大生の情熱や熱い想いを受け取って、何かしら自分も頑張ろうと思ったり、早稲田祭に来る前より少しでも明るい方向に変化したりしてくれたらいいなと。そのような願いを込めて、「想い」という言葉を使っています。
___そんな想いの照らす、その「先」という言葉にはどのような想いが込められているのでしょうか。
まず「想い」が一つの場所に集結して早稲田祭ができると考えているのですが、そこで終わってはいけないと思っています。その想いがどんな形であれ次に繋がらなければ、早稲田祭って意味ないんじゃないかなという気持ちを込めて「先」という言葉を使いました。その「先」に早大生、地域の方々、来場者みんなが次に踏み出すことができる、そんな祭にしたいなと思い、このキャッチコピーに決定しました。
祭に関わる全ての人が「次、何かに挑戦しよう」、「次の一歩を踏み出したい」と思えるような「活力」を持ってもらえたら嬉しいです。この祭を経て「自分にもできることがあるな」「これ頑張ってみよう」そう思える力をもらえる、かつ与えられたらと思います。
そのために早稲田祭2022は、元気があって熱気にあふれている、情熱が至るところで感じられる祭にしたいと思っています。
一人ひとりの想いを吸収できて、想いを披露することができる場を提供することが私たち運営スタッフの使命だと思うので、それを目指して頑張っていきたいと思います。
キャッチコピー誕生秘話
4、5月の2か月間、代表である私と、早稲田祭のイメージ管理を担当する広報制作局のみんなで毎週話し合って決定しました。その際に、想いが一つの方向に向かうのではなく、全方向に広がるイメージだということを、強く伝えました。先ほど話したように、「想い」と「先」という言葉が先行して決まっていたので、そこからバランスを考えて組み合わせていきました。
しかし「想い」という言葉をどう表すか、最初はたくさん悩みました。私が大切にしている言葉が「想い」だからこそ、その意味を含めていたい、しかしこの言葉自体が抽象的であるためキャッチコピーに使用していいのか、何度も何度も考えました。しかし、「想い」という言葉をそのまま入れることによって、特定の言葉で表すことのできない、全ての人がもつ「想い」をありのままに発信できるのではないかと考え、「想い」という言葉を使っています。
___「想い『の』照らす、その先『を』。」という助詞にもかなりこだわったとのことですが、具体的にどのようなこだわりがあるのでしょうか。
想い“が”という表現もできるのですが、それだと「その先」の印象が薄くなってしまうと感じたんです。口に出して読んでもらうとわかりやすいかと思います。「想いが照らす、その先を。」よりも、「想いの照らす、その先を。」の方が「先」に力を込めやすくなります。キャッチコピーは早稲田祭2022のさまざまなシーンで口に出す言葉なので、このように音としてのおさまりも大切にして表現を選びました。
また、”を”に関しては、その先“へ”という案もあったのですが、ここではあえてその先“を”という表現に決定しました。
その先“へ”だと、「行く」のような動作に繋がりやすいですが、その先“を”は続く表現を拘束しません。早稲田祭2022にあふれる想いから、何を受け取り、どんな一歩を踏み出すのかは人それぞれです。早稲田祭2022の「その先」に何があるのか、このキャッチコピーを見たあらゆる人が当事者であってほしいという想いで、その先“を”という表現を選びました。
最後に 〜共に祭を創りあげる早大生にメッセージ〜
早大生はどんなときもみんな輝いています。情熱的で魅力的で誰もを惹きつけることができるその想いが今年の祭に繋がると私は思います。
でも、今年の祭はそれがゴールではありません。一人ひとりの輝きから出てくるこの想いが、誰かの活力になると私は信じています。それを一人ひとり、関わってくださる全てのみなさんに伝えることが私たちの使命だと思っています。そして、それを早稲田祭2022を通して伝えることが私たちを支えてくれているみなさんへの恩返しに繋がると思います。
私たち早大生が早稲田祭2022にかける強い想いは、早稲田のまちから発信することができる元気の源です。この想いを忘れることなく早稲田祭2022を迎えることができるように、みんなで頑張っていきましょう。
〈早稲田祭2022概要〉
【名称】早稲田祭2022
【主催】早稲田祭2022運営スタッフ
【日時】11月5日(土)、6日(日)
【開催場所】早稲田大学 早稲田キャンパス・戸山キャンパス・周辺地域
【早稲田祭2022公式サイト】https://wasedasai.net/
【公式Twitter】@wasedasai
【公式Facebook】https://www.facebook.com/wasedasai.official
【公式Instagram】@wasedasai
【公式LINE】https://line.me/R/ti/p/%40wasedasai_official
【公式YouTubeチャンネル】http://www.youtube.com/user/WasedasaiOfficial/about
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〈お問い合わせ先〉
主催:早稲田祭2022運営スタッフ
【早稲田祭2022に関するお問い合わせ先】
E-mail:info@wasedasai.net
【キャンパス入場チケット・企画観覧チケットに関するお問い合わせ先】
E-mail:campus_raijou2022@wasedasai.net