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8/5 どらま館読書会──『美術手帖2021年4月号「アーカイヴの創造性」』

こんにちは。どらま館制作部の浜田です。制作部週間02のどらま館読書会では、『美術手帖2021年4月号「アーカイヴの創造性」』を読みます。積読消化のための相互扶助会のような集まりです。事前の準備などは不要ですので、ぜひお気軽にご参加ください!

企画概要

隔月刊の美術雑誌『美術手帖』より、今年の4月号「アーカイヴの創造性」を読みます。記録の残りづらい演劇にとっても興味深い記事が並ぶ号です。
初回のため事前準備不要。簡単な本の紹介と今後の読み進め方について話し合いましょう。もちろん今回だけ参加も歓迎です。

日程

8月5日(木)19:00〜22:00 @オンライン(zoom)

予約

https://www.quartet-online.net/ticket/dokusyokaibt

もっと詳しく

どらま館読書会は、読みたい人が読みたい人を募って開催される読書会です。「読書会」ときくと、すでに何らかの先入観があるかもしれませんが、進め方などは参加者で話し合って決めます。ざっくり読んで感想を言い合うのか、細かく精読していくのか、担当を分けて読んでいくのかなど、どんな風に、あるいはどんなレベルで進めていくかは参加者次第になります。

今回は本の初回のため、企画者から簡単に読書会と今回扱うものの紹介をし、今後の進め方にについて参加者で話し合います。どんなことに興味があるのかや、なにが面白そうかなどがわかると話しやすいので、本の中身をパラパラと眺めてきていただけると幸いです。

劇場主催の読書会で美術雑誌の読書会をするのは、一見変な感じもしますが、今回読む『美術手帖』の特集「アーカイヴの創造性」は演劇も無関係ではありません。たとえば、ベルリンでダンスやパフォーマンスを行うティノ・セーガルや、ドキュメンタリーの手法で演劇作品をつくるリミニ・プロトコルへのインタヴューなども掲載されています。

また演劇やダンス、音楽ライブなどを配信することが一般化した昨今では、「アーカイヴ」ということ自体も劇場/演劇にとって大きな関心事ではないでしょうか。期間限定で公開するのか、有料で販売するのか、動画サイトにアップするのか、などなどプラクティカルな問題も数多くあるでしょう。「演劇」と「美術」という微妙な距離感の中でそのことを少し俯瞰して考えてみるのもありかもしれません。

美術手帖アーカイヴの創造性

画像:美術手帖HPより

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