見出し画像

開催報告:演劇としんろの会Part2

もう6月です!
どらま館制作部(文化構想4年)の関口です。大学4年生で進路が未定で内定0個の皆さん!息してますか?😭私は元気です!!

さて、11月に「演劇としんろの会」を行ってから半年が経ちました。(前回の様子はこちら)今回はエンタメ系の専門学校職員に新卒入社された早稲田演劇サークル出身の先輩をお呼びし、お話を伺いました。

開催概要

開催日:5/19(日)19:00-21:00
企画者:関口真生
場所:どらま館部室

内容

参加者は関口+Aさん(学部3年・舞台芸術に関心あり)のみで、合計3人のささやかな会でしたがその分多くの質問をすることができました。
まず、専門学校職員の仕事内容について詳しくお聞きしました。
まずメイン業務である生徒の進路指導では、エンタメ専門学校が持つ情報、例えば事務所や劇団のオーディションの情報を生徒に伝えるのが主な役目です。他にもクラス担任としての事務的な作業に加え、生徒の授業を見学することも多いそうです。演技の授業で生徒がペアになる時などは人数合わせで参加することもあるとのこと。先輩は役者経験が豊富なため、入学したての専門学校の生徒にとって先輩の演技は刺激になるのではないでしょうか。

演劇サークルの新入生(新人)と専門学校の生徒の違いは?という質問に対して先輩は、「演劇サークルに入る人は主に大学生で、勉強と演劇を両立している。一方エンタメ専門学校は座学が少なく、ほぼ実践の授業なのが大きな違い。また、大学は幅広い人に出会えるが専門学校は少ない人数の中で2年間を過ごすことになる」と話しました。演劇サークル内でもモチベーションの差は度々問題になりますが、専門学校内でも同じように意識の差が生まれてしまうことはあるようです。

実際に先輩が提出した履歴書も少しだけ見せてもらいました。先輩自身がサークルや外部出演をした経験、そこから得たエンタメへの熱意に加え、履歴書の余った枠では先輩独自の方法で個性をアピールしていました!就活というと型にはめ込んだ自分を想像してしまいますが、必ずしもそうではなく、自分らしさが伝わる方法を選んでも良いのだと知りました。

まだ働いてから一ヶ月ほどではありますが、今のところ「仕事はめっちゃ楽しい」と話していました。仕事が楽しいと断言してくれたことが個人的にはとても嬉しく、就職後の自分にも希望を見出せるような気がしました。
「就活」の二文字に嫌悪感を抱く人が多いのは、「就職」=夢を諦める、やいたいことができなくなるという刷り込みがあるからではないでしょうか。しかし、やりたいことが続けられるかはどんな仕事を選択するかによりますし、就職を選択しないことでやりたいことができなくなる可能性もあります。そんな中でただ「就活」が嫌だからという理由で就職しないのは、かえって自分の自由を狭めていることもあるのだなあと身に染みて感じました。

今後

参加してくれた後輩のAさんがバレエ・ダンスに関心があるそうなので次はダンス業界の方をお呼びしようと検討中です。他にも「こんな人に話を聞いてみたい!」などありましたら、ぜひこのnoteのコメント欄にでもどしどしお寄せください!

宣伝

どらま館制作部では、昨年度から「どらま館相談室」を毎週行っています。
週に一回どこかの平日、19:00~21:00の時間帯に、どらま館制作部メンバーが早稲田大学学生会館E329に在室しています。
どらま館利用方法、観劇の感想、サークルの相談、学生生活の困りごと、雑談などなど
演劇に関することでも、それ以外でも、なんでも自由にお話しましょう。
お気軽にお立ち寄りください!
詳細:
https://www.waseda.jp/culture/dramakan/news-en/6294

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?