『栄光に近道なし!』4年 夏目歩実
本日ア女日記を務めます4年の夏目歩実です。
実は中学生の頃から知っている育から回ってきました。
年下のはずなのに、第一印象が怖かったのを覚えています。(今では笑い話です。笑)
私は教育実習を経て感じたこと・そして今の想いを綴ります。
まとまりのない文章になるかもしれませんが、最後まで読んでいただけると幸いです。
「栄光に近道なし!」
母校である聖和学園高等学校女子サッカー部の横断幕の言葉である。
最近、つくづくとこの言葉が胸に刺さる。
"栄光"を掴むまでの、"栄光"を見るまでの時間が道のりがとてつもなく長く感じる。
そして険しすぎる道のりではないのかとも感じる。
嵐の中、砂利の山道を進んでいるような気分である。
【教育実習】
私は6/26〜7/14の3週間、母校である聖和学園高等学校に教育実習でお世話になった。その期間は、女子サッカー部の活動にも参加させていただいた。
38年と歴史ある部活動、そして特徴的なプレースタイル。
中学3年生の私は、その聖和サッカーに一目惚れした。
「ここでサッカーをしたい!ここがいい!」と練習参加直後に母に話したのを覚えている。
改めて、高校から親元を離れるという私の決断を、私の進む道を尊重してサポートし続けてくれてありがとう。
そして、卒業してから3年という年月が経ち、久しぶりに聖和のサッカーに触れた。
やっぱり聖和のサッカーはする人も見る人も面白いし楽しい。聖和のサッカーは全員で彩るからこそ、心から好きだと感じた。
そして改めて私は、サッカーが好きだと心の底から思った。私が今までサッカーを続けられているのはこの"好き"という気持ちがあるからだ。
インターハイ前という大事な時期に受け入れてくれた聖和学園高等学校女子サッカー部の曽山先生をはじめ、好人先生、その他スタッフの方々、部員のみんな、ありがとうございました。
この場をお借りして改めて感謝申し上げます。
3週間本当に楽しかったです。またお邪魔させてください!
(けど、ラストの早慶戦に出場できなかったことは今でも心残りです…笑)
【今シーズン】
今シーズンの始め、このチームの雰囲気がとても好きだと率直に感じた。
このチームで1つずつ積み上げていくスタイルがその練習の日々が楽しいと感じた。
でもいつからだろう。
ベクトルが少しずつずれていった感覚がある。
ア女は4年生の色が出るチームと言われている。
これまで3年間、それぞれの4年生をみてきた。
どの代もそれぞれ大事にしている軸があり、シーズン途中チームが苦しいときに示し導いてくれた。
今ならやっと分かる。4年生が何を見て行動し、導いてくれようとしていたのか。
そして本当に尊敬している。
自分自身のことに集中できた1年生も、
私生活・学年にフォーカスできた2年生も、
サッカーを突きつめ続けた3年生も、
全て4年生が示し導いてくれていたからできたのだと。
特に、昨シーズンはたくさんぶつかったけど、一緒にチームを創ろうとしてくれてありがとうございました。
そして、ついに私達の代が4年生となった。
私の同期はみんなすごく優しい。
1年生のときから周りに目を配れて、気付きが鋭くて、行動できる。
気遣いがどの学年よりもできる学年だった。
その一方で、今シーズンはこの"優しさ"がネックになった。
長所である"優しさ"が短所になった。
でも、やっぱりみんなは根が"優しい"。
誰がなんと言おうとこの"優しさ"は長所だ。
だからこそ"優しさ"をどう活かすかが大事で、同期全員で変わろうと行動している。
みんな優しいけど、1人1人持っている優しさは違う。
きっとこの10人だから今までやってこれたと思うし、これからもやろうと頑張れる。やり続けられると思う。
本当に頼りにしてるし、何より刺激になる同期。
【今の想い】
やっぱり私はサッカーが好きだ。
もう1つ。改めて思うこと。
それは、このチームでするサッカーがこのチーム"全員で"彩るサッカーが本当に大好きだ。
リーグ戦は後期が始まり、チームは夏合宿が終わり、私達は少しずつ変わり始めている。
選手だけでなく、学生スタッフ、社会人スタッフ含め全員で高め合っている。
これが直接結果に結びつくのかは分からない。
もしかしたら、今の行動が遠回りしているのかもしれない。
でも、遠回りでもいい。
ただ最後にこのチームで"栄光"を掴み取りたいだけ。
そのためにこのチームを4年が誇りを持って導くから、一緒にこのチームを創っていきたい。
全員で彩りたい。
【最後に】
「これからがこれまでを決める」
これは聖和学園高等学校女子サッカー部で私が高校2年生の冬の新人戦東北大会で言われた言葉である。
今ならわかる。だからこそ証明する。
何一つ無駄ではなかったこと、全てが繋がっていることを"全員で"証明してみせる。
そのためなら私は何だってする。
このチームをア女を同期のみんなで誇りを持って導く。
そして最後には"栄光"を掴み取る。
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