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北九州市内の日豊線を完走!【2】

引き続き、北九州市内で日豊本線を乗っていきます。

1.城野駅

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日田彦山線の分岐駅、城野駅です。2014年に完成した新駅舎はとてもシンプルできれいなものです。

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日田彦山線に充てられているキハ147-90。キハ47として新潟鉄工(→新潟トランシス)が製造、当時は鹿児島区の運用で、90年代に直方区に転属したようです。日田彦山線はここが起点ですが、すべての列車は小倉まで直通します。

さて、城野駅についてです。3面5線の橋上駅で、クローズカウンターのみどりの窓口があります。5番線は日田彦山線から小倉方面に直通の列車専用ですので、写真のように架線がありません。行橋から停車がなかった[快速]が停車し、ここから先(小倉方面)は各駅停車になります。徒歩2分の所にファミマがあります。北九州モノレールにも城野駅がありますが徒歩10分で接続もしていません。

2.南小倉駅

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南小倉駅前にはタクシーが数台停車しています。1面2線の橋上駅、クローズカウンターのみどりの窓口があります。1941年山田弾薬庫専用線との分岐点に設置された信号場が昇格して駅になっています。現在弾薬庫は山田緑地となり、線路は現在の県道63号線に対応します。改札は正面口(?)のほかにホームの末端にもう一台設置されています。周りは学校が多く、朝の時間帯はこの駅で降りる学生が多い印象です。また居酒屋も多い印象です。コンビニは小さいほうの改札口の先にあります。

3.西小倉駅

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西小倉駅は2代目小倉駅がここに開業したのが始まりです。ここからは浅野製銅所(→小倉製銅所)の専用線が伸びていました。移転後、ここに駅はなくなりましたが、西小倉駅として復活。当時は日豊線の駅で、鹿児島線の列車は停まりませんでしたが、今は鹿児島線の[快速][普通]、日豊線の[快速(城野から北は普通)][普通]が停車します。3面5線を有し、店舗型のみどりの窓口があります。待合室は改札外です。駅前にはファミリーマート、ローソン、セブンイレブンが揃っています。ファミリーマートの入っているビルはJR九州北部九州地域本社とJR貨物九州支社となっています。

4.小倉駅

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北九州市で最大の駅、小倉駅。新幹線が乗り入れます。
小倉駅からは新幹線経由で新大阪・東京・博多・鹿児島中央に、日豊線で大分・宮崎に、鹿児島線経由で博多・鳥栖・長崎・佐世保に、山陽線で下関に、日田彦山線で添田に乗り換えなしで行くことができます。
在来線は4面8線、新幹線は2面4線、北九州高速鉄道線は1面2線で、合計9面18線を有します。新幹線駅はJR西日本が管理します。在来線と新幹線は連絡改札口がありますが、北九州高速鉄道線とは改札外連絡です。店舗型のみどりの窓口には旅行の窓口が併設されていて、指定席券売機が数台あります。

北九州高速鉄道は北九州市が全株を持つ会社です。一般では北九州モノレールと呼ばれ、九州本土では唯一のモノレール線です。(本土以外では沖縄にゆいレールがあります。)日豊本線が乗り入れる駅で、3セクではない私鉄が乗り入れるのはここだけです。改札に磁気圏を使わないのも特徴です。マルスでは発券できません。この会社独自で発券されるMonoSUGOCAだけでなく、全国のICカード乗車券が利用できます。入場券はありませんが、初乗りの100円きっぷで入場できます。

5.おわりに

今回は北九州市内の日豊本線の駅を巡ってきました。案外自分が住んでいる地域の駅も知らないことだらけで、自分で降りて調べていくのが面白かったです。最後までお読みいただきありがとうございました!

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