パラダイスゲストハウス

チェンマイにつくと、変なガソリンスタンドの裏手にバスが泊まりました。
旅行会社の人っぽいタイ人がバスに乗り込んできて
「はーい、おはようございます。バスはチェンマイにつきました。これからゲストハウスまでご案内します」
で、そこからピックアップトラックの荷台を改造した、
ソンテウ
という乗り物でどこかに連れて行かれました。
ここでみんなが泊まったり、ここからのツアーを利用することで、バス料金が安くなっているのだと思います。

ソンテウにギュウギュウに詰め込まれ、連れて行かれたゲストハウス、
それが”パラダイスゲストハウス”という巨大なホテルみたいな建物でした。
7階建てくらいで、真ん中にはプールが有り、その上は吹き抜けになっていました。
変なホテルに連れて行かれるんだろうな、と思ったんですが、あれ、立派じゃん、と思いました。
エレベーターもきっちり動いていました。
奇跡的なことに外には池もありました。
すぐに町中に行ってホテルを探そうと思っていたのですが、コーラを買って、この池のそばで飲んでいると、
ここに泊まってみてもいいかな、という考えが浮かんできました
バスの中で十分に快適な睡眠を取れたとも言えない状態で、あるき回るのがめんどくさい、という理由も
かなりあるかと思います。


念の為、値段を聞いてみると100THBとのこと。
部屋を見せてもらうと、結構良さげで、ホットシャワーまでついています。
この条件で100THBというのは、かなり格安です。
ここでも、この頃の唯一の正義が飛び出しました。
”安さこそ正義なり”
とりあえず泊まってみることにしました。

泊まってみてわかった、唯一の難点は、街の中心部からは遠い事でした。
ゲストハウスの周りも田舎っぽくてゆったりした空気が流れていたので、
それはそれで味、と思うことにしました。
この頃には、街の中のどこに立っているのかよくわからないホテルに泊まるようになってたんですね。。。

定宿とは言いませんが、パラダイスゲストハウスには、その後もまあまあ泊まる宿になりました。
ある事件を起こしてしまい、その後泊まりづらくなっちゃったんですけどね。
このホテル、一時は経営やめた?潰れた?かどうかなったんですが、2018年時点では、ちょっと復活していました。
別の方向に復活してしまったようなのですが。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?