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趣味ときどき写真家

こんにちは。見出しをどうするか昼飯食べながら悩んでいた(@wasabitool)です。


SNSにおいて「プロの方ですよね?」「写真家さんですか?」と聞かれる事があります。僕の返答は「yes」であり「no」です。どっちやねんと言われそうですが使い分けています。ですのでご質問にはこうお答えします。


僕は撮影が好きなので基本趣味です。しかしお仕事を頂くこともあるのでその時は写真家です。」


実は写真家って資格や免許じゃありません。「は~い!今日から写真家です。」と名乗れば写真家です。つまり単なる肩書なんですね。余談ですが企業における代表者は代表取締役であると会社法で定められています。じゃあ社長はなんやねんとなりますがこちらも単なる肩書です。つまり名乗ればあなたも写真家です。スーパーウルトラグレートデリシャスワンダフルフォトグラファーと名乗って頂いても問題ありません。


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ILCE-7RM4 / Voigtländer MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical


僕に関して言えば写真は趣味です。仕事が終わってからストレス発散で撮影しています。それらをSNSへアップしているとお仕事を頂くことがありますのでその際は肩書として「写真家」とお伝えしています。最初恥ずかしくて「趣味です!趣味趣味!偉そうな肩書はありません。」と言ってましたがプロフィールに肩書欲しいとの事で腹くくりました。

趣味なら好きな写真を撮れば良いのですがお仕事撮影の場合確実にオーダーに対応し納品する必要があるので趣味を言い訳にしてはならないとの自分への背中押しもあります。お声掛けは認められたわけで純粋に嬉しいものです。



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ILCE-7RM4 / Voigtländer MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical

写真で飯食えるでしょ?」と言われたこともありますが答えは「No」です。そんな甘い世界じゃありません。ですから写真を職業にされている方は写真作品は勿論、経営者として尊敬しています。

スマホの普及で手軽に写真撮影が出来るようになり飯屋でカシャ、友達とカシャ、猫ちゃんかわいいカシャっと誰しも写真家になれる時代になりました。つまり趣味や生活の一部として撮影する方が多い状況は競合他社特大のレッドオーシャンと言えるわけでその中からビジネスとして際立たせるには余程の撮影センスと経営戦略がないと継続は厳しい状況と言えます。ですから写真で飯を食べる方は写真以前に経営者なのです。


なので僕は生活基盤を支える本業を第一とし、その合間に趣味として撮影を楽しめたら幸せです。趣味ときどき写真家なのです。




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