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タダ is priceless

今にはじまったことではない。数十年も前から、私が能天気に笑って観ているテレビやメディアの向こうの見えないところで苦しみに耐え抜いてきた人や人生を狂わされた人だっているのだろう。ここ数年、見えなかったテレビの向こう側の理不尽がポツポツ見えてくるようになって、番組を見たくないとさえ思うものもある。

そうだよ。見なきゃいいんだよ。

海外の綿花の強制労働と一緒で、誰かの苦しみの上に成り立つ娯楽が続いていてはいけない。テレビに対して不買という行動は起こせないけど、視聴しないという態度を示すことはできる。

そもそも、金を払わずに1日中楽しめる娯楽って本当にあっていいのだろうか。無料を享受しちゃってるから世相に簡単に流され、メディアやスポンサーの思うつぼではないか。花形気取りの奴らに自分の貴重な時間を消費してしまってる己の不毛。

タダより高いものは無いと言うけれど、長年テレビをタダで楽しんできたことの代償をこれから払っていくのかな?と感じている。

最近ネットニュースでざわついている漫画原作のドラマのこと。視聴者はこんな事態を1㎜も望んでいない。けれど、見る人はいるから。顔の見えない視聴者のことを勝手に思ってタイトな時間の中、鼻息荒げて強引に作って行く。中には不本意が残るだけならいいけど、人生を狂わせてしまう人もいる。本当にそんな番組必要あるのかね。いつまでこんなルーティン続けていくんだろう。

いろいろずっと考えていたのだけど、加齢とともにスピードを増していく時間の経過。まずはテレビとSNSを断つことで時間のスピードを抑えることができそうだという考えに至りました。自分の時間を生きよう。そんなに長くはないんだから。


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