私がイベント参加と委託販売をやめた理由とハンドメイド販売の展望

ハンドメイド販売、これから再開していきたいと思っています。

↓その再開についての記事はこちら

以前には、委託販売やイベント参加販売をしていました。今は、それら全てをやめています。
なぜか…　の記事がこちらです。

委託販売等をやめた理由

理由を簡単に言うと、利益が少なかったからです。
得たものも多いのですが、大赤字だったため、早めに撤退しました😅

撤退のタイミング、難しいですよね。
もう少し続けたら状況が変わるかもしれない、撤退したらそれまでかけた費用がもったいない、…と。「コンコルド効果」ですね…。

人とのつながりが生まれたり、宣伝効果は程々にありましたが、委託先やイベントが遠方で、参加するには負担が大きく。
転職したことで、土日祝日がメインのイベントにはスケジュールが合わなくなりました。

それでも、たくさん売れていたら続けていたでしょうから、やめた理由は平たく言えば、悔しいかな…商品の魅力が足りなかったということです…(¯―¯٥)

もっと詳しい理由

なぜ赤字になっていたかという詳しい話です。

私の住んでいる田舎では、イベントやハンドメイドショップが少なかったので、そもそも参加できるイベント・店舗が限られています。
ここ数年間のコロナ禍で、全国的にも少なかったでしょう。
とにかく、参加したくても参加しようがなかったというのがあります。

また、委託店舗は、遠方でも郵送等でOKなところを探して、契約しましたが、実際にお店を見れず行けず、…という状態の中で、少ない情報で、判断せねばなりませんでした。
もっとこうしたい、ああしたいが容易くできず、もどかしかったです。
実際にお店に行って雰囲気を感じ、他の作家さんの作品を見たりしたかったです。

そのような中でも、委託できたハンドメイドショップですが、手数料と郵送料等で、販売しても赤字になってしまいました。
手数料とは、最初に支払う契約料と、月々のスペース使用料、売れた時の販売手数料です。
私が委託したお店のひとつを例にあげると、
最初に支払う契約料が4,000円、月々のスペース使用料4,000円、売れた時の販売手数料が販売額の2割でした。契約期間は最低３ヶ月以上。
これだけ支払うのだから、きっとお店の方のセールスもよくされていたと思いますが、期待した程にはなかなか売れず、最低契約期間の3ヶ月で契約を解消、撤退することにしました。

例えば、月に10,000円売れても（例えば2,000円の商品が5個売れたら）、2,000円が販売手数料、4,000円は月額使用料で支払い、送料は1,000円だと、振り込まれるのは3,000円。※振込手数料はこの際考えないことにします。
作品1個あたり600円…そこからさらに材料費等を差し引いてみたら…、これでは赤字です💦

先ほどのは、月に10,000円売れた場合の例です。
もしその2,000円の商品が20個売れていれば、月31,000振り込まれ、作品1個あたり1,550円…これならば利益が出てきますから、続けていきたいものですね😊

たくさんの作家さんがいるお店の中で、自分の作品をどれだけ売ることができるのか、…。
私は人気作家でも話題の作家でもありません。
同じようなジャンルの作品が並んでいたら、なかなか見てもらえないです。新規客が入れ代わり立ち代わり来店されるようなお店ならまだしも、常連客が多いお店だとなおさら厳しいですしね😅
…ということは、今回、この委託販売にはまだちょっと向いてなかったということです。

契約料や手数料が違えばまた考えは変わります。
私の場合、他の２店舗はまた違う、もう少し優しい契約内容でしたが、やはり赤字が続く可能性の方が高かったので、撤退することにしました。

今後の展望

今年度は、コロナ禍が明けて、消費者の購買意欲が高まり、イベントが盛んになったり、観光やショップが賑やかになってくると思います。
世の中の値上げラッシュもあって、単純に右肩上がりというわけではないでしょうが。今まで我慢していた分、反動がくるような気がします。

コロナ禍の中、オンライン起業していたハンドメイド作家さんたちは、飽和状態なネット市場に加え、イベントや委託販売にも力を入れてくるようになるかもしれませんから、さらに競争は激しくなりますね💦　逆に、本業が忙しくなって、ハンドメイド作家を辞める方々もいらっしゃるかも。
とにかく、大きく変わります。
私もまた、今後方針転換するかもしれません。
先を見据えて動いていかなければなりませんね…🛩✨

私は、とりあえず、今の在庫の消費（販売）を目指して頑張ります💪
それから、商品の質を高めていきます✨
レザークラフトの再開も視野に入れています。

まだまだこれから!!