結界(毎日コラム)

結界について読んだ。

下記著作では茶室、鳥居などを具体例に挙げていた。

確かに心の安定を図る場所、守るべき場所、土足で踏み込まれない場所は必要だ。

家のつくりにも通ずる。

思えば筆者は引っ越しするときもいきなり生活空間のある部屋は避けて段階的に生活空間に入るような作りの住まいを選んでいる。

そう考えると今の部屋は玄関と生活空間まで距離はあるのだが、結界としてのアイコンは遮光カーテンなのでやや弱い。

強い結界に不要なものは入れない、という感覚で言うと収納空間を通路に設けてるのはよい感性な気がする。



玄関から手前→→→→→→→→→→→→→奥 という流れで

通路兼収納空間、活動空間、休息空間


というように今後も空間を作ろうと思う。

とするならもう少し強い結界が欲しくなった。

そしてそれは特別な動作を必要とするものにしたい。

特別なものなら(茶室に入るときにかがんで入る、鳥居は真ん中を通ってはいけない)カルト・宗教色も強くなるので面白い。


【現代における結界の事例】

建具・ドア、窓、間仕切り、パーテーション、カーテン

現場・トラテープ、カラーコーン、コーンバー

行為・人との間にバッグを置く、サングラスをかける、腕を組む、足を組む

立地・丘の上、タワマン、高層階

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