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わるつの期末テスト集中講座 中2国語 文法No.5 自立語

こんにちは、若宮わるつです。「わるつの期末テスト集中講座」5回目でようやく文法を脱出!かと思いきや、もう一つありました。ショック。今回は、国語の文法No.5をまとめていきます。内容は小学生高学年~中2までとなります。それではれっつらごー!


今回のテーマ「No.5 自立語」

まず復習です。自立語の特徴を3つあげてみてください。

正解は、
・単独で文節を作ることができる
・文節の初めには必ず自立語がある
•・一文節に一つしか自立語はない
でした!できましたか?
それでは、今回はそんな自立語についてもう少し深堀していきます。
①活用する自立語
②活用しない自立語

①活用する自立語


○活用する自立語(用言)には、動詞・形容詞・形容動詞の三種類がある。
• 動詞 活用する自立語のうち、動作・変化・存在を表し、言い切りが「ウ」段の音になる単語のこと。動詞には、動作の対象(「何を」)を必要とする他動詞と必要としない自動詞がある。
<例>姉が起きる。(自動詞) 母が姉を起こす。(他動詞)
• 形容詞 活用する自立語のうち、状態・性質を表し、言い切りの形が「い」になる単語のこと。
<例>うれしい・楽しい・悲しい
• 形容動詞 活用する自立語のうち、状態・性質を表し、言い切りが「だ・です」に、名詞に続く形が「な」になる単語のこと。
<例>好きだ・元気だ・静かな海

②活用しない自立語


○活用しない自立語には、名詞・副詞・連体詞・接続詞・感動詞の五種類がある。
• 名詞 活用しない自立語のうち、「が」「は」「も」などを伴って主語になれる単語を体言という。品詞の中で名詞がそれにあたる。生き物・物・事柄などを表す。名詞には、犬・学校・文化祭などのある種類に属する事物を広くあらわす普通名詞、私・彼女・これなどの人・もの・場所・方向などを指し示す代名詞、夏目漱石・枕草子などの人名・地名などの特定の物事の名前を表す固有名詞、一つ・二冊などの物の数量や順序を表す数詞がある。また、彼の"こと"を知っているなどのように本来の意味が薄れ、常に連体修飾語をつけて使われる形式名詞もある。
• 副詞 活用しない自立語のうち、主に連用修飾語となり、様子・状態や程度を表す単語のこと。副詞には、「"そっと"触れる」のように「どのように」という状態を表す状態の副詞、「"とても"甘い」のように「どのくらい」という程度を表す程度の副詞、「たとえ……ても」のように下に決まった言い方がくる呼応の副詞がある。
• 連体詞 活用しない自立語のうち、連体修飾語にしかならない単語のこと。連体詞の後には必ず体言が付く。
<例>この本・小さな絵・ある人
• 接続詞 活用しない自立語のうち、接続後になり、前後の分や語をつなぐ単語を接続詞という。種類としては、それで・だからなど前に述べたことが後に述べることに原因・結果になる順接、しかし・けれどもなど前に述べたここと異なることが後に来る逆接、また・そしてなど前に述べたことと並べたり、それに付け加えたりする並列・累加、または・あるいはなど前に述べたことと比べたり、どちらか選んだりする対比・選択、つまり・なぜならのように前に述べたことをまとめたり補ったりする説明・補足、さて・ところでのように前に述べたことと話題を変える転換がある。
• 感動詞 活用しない自立語のうち、独立語になり、応答や呼びかけ、感動などを表す単語を感動詞という。
<例>はい、わるつです。(応答)ねえ、一緒に絵を描こうよ。(呼びかけ)ああ、驚いた。(感動)こんにちは、今日も暑いね。(挨拶)


終わり


短めですが、これで今回は終了です。そしてめでたく、国語・文法"は"終了となりますっ!パチパチパチパチ…。ただ、文法以外にもあと一つありますよ~!次回は国語、古典のNo.1 歴史的仮名遣いについてまとめます。意見、感想等もお待ちしております!
それでは、また逢う日まで…。

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